犬の身体に良い野菜7選

犬の身体に良い野菜7選

わんちゃんの健康管理をするのも飼い主としての責任です。毎日のドッグフードにお野菜を少し混ぜてあげる事で便秘が改善されたりする場合もあります。今回はそんなわんちゃんの身体に良い野菜をご紹介します。

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記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子
  • (AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター )

獣医師・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター
山口大学農学部獣医学科(現:共同獣医学部)卒業。2006年3月~2023年3月 有限会社ふくふく動物病院 取締役・院長。ジェネラリストですが、得意分野は皮膚疾患です。
獣医師歴26年(2023年4月現在)の経験を活かし、ペットの病気やペットと楽しむアロマに関する情報をお届けします。

わんちゃんにとって危険な野菜もあります

犬と野菜

危険な野菜とは?

人間にとっては身体に良くてもわんちゃんとって毒となってしまう野菜もあるので、注意が必要です。また与えすぎや加熱不足なども気を付けなければいけません。適切な量をおやつや食事に混ぜて与えましょう。
下記にあげてはいけない代表的なものを述べていきます。

犬に絶対NGな野菜

  • 玉ねぎ、長ネギ
  • ニラ
  • にんにく
  • アボカド など

これら以外にもあげてはいけない野菜や調理法によってはあげても大丈夫になるものなどがあるので、確認しながら与えましょう。

身体に良い野菜

1.さつまいも

さつまいも

さつまいもは食物繊維が豊富なので便通を良くしてくれ、ビタミンも豊富な身体に良い野菜の代表です。ただし、食物繊維が多いのであげすぎは要注意!腸内環境に逆効果になる場合もあります。熱を通してあげましょう。糖質が多いので、肥満にならないよう気を付けましょう。

2.キャベツ

キャベツ

こちらも食物繊維がたっぷり、ビタミンCが豊富で抗酸化作用かある野菜です。優秀な野菜の証としてキャベツはデザイナーズフーズとしても注目されており、がん予防に期待のある野菜です。生のままだと腸内で醗酵しガスが溜まり腸内環境を乱す恐れがある為、加熱し適切な量を与えましょう。
甲状腺に問題がある犬の場合は症状が悪化する恐れがありますので、与えないか、与える前に獣医師に相談してください。

3.かぼちゃ

かぼちゃ

”ビタミンC””ビタミンE””β-カロテン”を含んでいるかぼちゃは、生活習慣病予防に最適な野菜で、β-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。わんちゃんは、人間の1.6倍ものビタミンAが必要なので、身体に良い野菜です。こちらも茹でたり焼いたりと過熱し、少量をおやつや食事に混ぜて与えましょう。

4.ブロッコリー

ブロッコリー

ブロッコリーには”スルフォラファン”という成分が含まれており、解毒作用や抗酸化作用など身体に良い働きをしてくれる野菜です。水分が多い野菜でもあるので、水分補給が足りていないわんちゃんにも最適です。ですが、アブラナ科の野菜なのであげすぎると甲状腺の機能が低下する場合があるので要注意です。

5.ゴーヤ

ゴーヤ

ビタミンやカルシウム、食物繊維などバランス良く栄養素が揃っている野菜で特にビタミンCが豊富な為、免疫力やがん予防にも期待出来る野菜の一つです。ゴーヤはわんちゃんに生であげても大丈夫な野菜です。ですが、消化しきれない場合があるので、加熱して上げた方が胃腸には良いのでなるべく加熱したり調理したりして与えましょう。

6.オクラ

オクラ

オクラは、食物繊維が豊富な野菜で血糖値の上昇を抑えたり疲労回復効果もあります。熱に弱い野菜なので、加熱はサッと茹でる位か消化しやすい様に生のまま細かく切って与えて下さい。また、オクラの種は取り除かずにわんちゃんに与えても問題はありません。

7.レタス

レタス

水分が多いレタスですが、ビタミンCやビタミンEなど抗酸化作用があったり余分な塩分の排出をお手伝いしてくれるカリウムだったり栄養がたくさんある野菜です。シャキシャキの歯ごたえでわんちゃんの食いつきが良い野菜ですが、こちらもあげすぎ注意です。水分が多いので、下痢になったり身体が冷え過ぎてしまうので適量を与えましょう。

終わりに

犬に野菜をあげる女性

わんちゃんは言葉を喋る事が出来ません。常日頃から排泄物や表情や行動を観察し、体調に気を配りながらあげる野菜や量などを飼い主が管理しましょう。また、私達人間が食べている物を確認せずに安易に与えると思わぬ事故や病気などに繋がりかねません。大切なわんちゃんが健康的に過ごせるようサポートしていきましょう。

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