犬の汚れやすいポイントと清潔に保つためのケア方法

【獣医師監修】犬の汚れやすいポイントと清潔に保つためのケア方法

私たち飼い主が気付いていないだけで、実は犬が日常的に汚れやすいポイントは多数存在します。今回は犬が日常生活を送っている中で汚れやすいポイントや清潔に保つために飼い主ができるケア方法をご紹介します。

はてな
Pocket
お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

犬の汚れやすいポイントは?

散歩する犬

皆さんは愛犬の清潔度をしっかり保ってあげられていますか?実は私たち飼い主が気付いていないだけで、犬のあらゆる体の部位が汚れに晒されています。では、いったいどの部位が汚れやすいのでしょうか。

足は散歩に行くたび汚れている

まず最も汚れやすい部位として足が挙げられます。毎日散歩に連れて行くため、その度に汚れていることは多くの飼い主さんがお気づきでしょうが、だからといって毎日シャワーで汚れを落とすという飼い主さんは少ないでしょう。

また毎日シャワーで足を洗ってしまうと、しっかり乾かしたつもりでも湿っていてそこが細菌の温床になったり、皮膚が乾燥しやすくなってしまい、結果的に肉球が炎症を起こしてしまう恐れも考えられるため注意が必要です。

このように毎日裸足で外に出ているにも関わらず、毎日足を洗えないという状況が犬の足に汚れを蓄積させていく原因となります。

歯石になりやすい歯は要注意

飼い主さんが気付きにくい、意外にも酷く汚れていることが多い部位として歯が挙げられます。毎日しっかり歯磨きをしているお家の場合は汚れを取り除けている可能性が考えられますが、意外と毎日の日課として組み込んでいない家庭が多いのも事実です。

当たり前ですが、犬も人間と同じように毎日ごはんを食べます。中にはおやつももらっているという犬も多いでしょう。すると食べかすが歯の間に挟まり、それが歯石の基となってしまう可能性があります。

「なんだか最近、愛犬の口臭が気になる」「歯が黄ばんでいる気がする」と感じたら、毎日しっかり歯磨きを行ってあげたり、病院で歯石除去をしてもらうことを検討してみましょう。

被毛には汚れが溜まりやすい

最後に体の部位の中で特に汚れやすい部位として被毛が挙げられます。これは犬種によっても被毛の長さなどが変わるため、一概にどの犬種も汚れやすいということはできませんが、被毛の長さが長ければ長いほど汚れが付着し、被毛に絡まりやすいです。

毎日散歩するために外に出る度に汚れを付着して帰ってきている可能性は否めませんし、あるいは家の中で遊んでいる際に埃が被毛に絡みついてしまうこともあるでしょう。

毎日の日課として、しっかりケアしてあげる事で被毛の汚れは取り除いてあげる事ができます。大事な愛犬のお世話と考え、忘れずに行ってあげましょう。

愛犬を清潔に保つためのケア方法

犬の手

ここまで足や口内、被毛などが汚れやすい部位であると紹介してきましたが、具体的にどのようなケアを行うことで汚れを取り除き、清潔に保つことができるのでしょうか。最後にお家でできるケア方法をいくつかご紹介していきます。

定期的にシャンプー

シャンプーをする犬

皆さんもご家庭で行っているとは思いますが、定期的にシャンプーをすることは大切です。適切な頻度は犬種によっても異なりますが、被毛の長い犬であれば1週間に1度、短毛な犬であれば2週間に1度程度を目安に行うと良いでしょう。

しかし、先ほどもお話ししたとおり、あまりシャンプーをしすぎてしまうと皮膚の炎症を引き起こす原因となりますので注意が必要です。

シャンプータオルで軽く拭く

毎日シャンプーはできないけれど、足の汚れ、被毛の汚れはしっかり落としてあげたいという時に役立つアイテムが「シャンプータオル」です。通常のペットショップで販売されているので、手軽に購入することが可能です。

シャンプータオルは名前の通り、シャンプーの役割を果たしてくれるウェットティッシュのようなアイテムです。皮膚を傷つけることなく、足の汚れや被毛の汚れをサッと拭き取ることができるため、非常に便利です。

歯磨きは毎日行うことが大切

歯磨きをする犬

先ほど汚れやすい部位として歯が登場しましたが、毎日の歯磨きで歯石を防ぐことが可能です。歯磨きは犬用の歯ブラシで行うことがほとんどですが、歯ブラシに対して嫌悪感を抱くような子であれば、歯磨きタオルを使うのも1つの手段です。ただし、歯磨きのほうが歯と歯肉の間の隙間を磨くことができるので効果的ではあります。

歯磨きタオルもペットショップで販売されているケア用品で、飼い主さんの指に巻き付け、そのまま犬の歯に指を沿わせるように使用します。歯ブラシが難しいという方は、まずはこのタオル形状の歯磨き用品を使ってみるのも良いでしょう。

ブラッシングも毎日行う

最後に毎日の日課としてブラッシングを行ってあげる事が非常に重要です。被毛は汚れやすいという話がありましたが、被毛の汚れを取るためには毎日のブラッシングが欠かせません。

ブラッシングをすることで被毛に付着したあらゆる汚れを取り除くことができるだけでなく、飼い主とのスキンシップ効果や血流を良くする効果など、様々な効果が期待できます。毎日の愛犬とのふれあいとしてブラッシングを導入してみましょう。ただし、何事もやりすぎには注意ですし、短毛の子もやりすぎは気を付けましょう。

まとめ

犬用お風呂に入るゴールデンレトリバー

いかがでしたでしょうか。もちろん、外出すれば体の多くの部位が汚れてしまいますが、その中でも足や被毛、歯は特に汚れやすい部位となっています。しっかりケアし、清潔に保ってあげられるよう努力しましょう。

はてな
Pocket
はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。