ドッグフードにトッピングをする理由とは?
ドッグフード(総合栄養食)には犬に必要な栄養素が十分に含まれていると思うのですが、「もう少し〇〇を与えたいな」「〇〇不足が心配だな」「老化予防に〇〇が良いらしい」など、ドッグフードに含まれている栄養素以外にも与えることで、より愛犬の健康を考えることができる食材もあります。
また、体調が悪いわけではないのに、いつものごはんを食べてくれないこともありますよね。そんなときもトッピングをしてあげることで食べてくれることがありますし、ドッグフードの味に飽きて食べなくなってしまう犬にも毎日トッピングを変えてあげると良いと思います。
老犬になると食欲が低下したり、量を食べられなくなったりすることがありますが、そんなときもトッピングをしてあげることでモリモリ食べてくれるようになります。
私が愛犬たちの健康と長生きのために与えている食材や栄養素のメリットについてご紹介したいと思います。食材によっては、アレルギーを引き起こしてしまう犬もいますし、下痢や嘔吐などお腹を壊してしまう犬もいますので、与える際には十分に注意し、愛犬に合った食材を選んであげてください。
豊富な栄養素を含む「野菜」をトッピング!
- 大根
- 白菜
- 小松菜
- ブロッコリー
- にんじん
- きゅうり
大根
大根には酵素がたっぷりと含まれており、カラダの中の有害物質を除去する作用や抗がん作用などがあります。生のまま食べやすい大きさに切って与えても良いですし、大根とリンゴのすりおろしを合わせても美味しく食べてくれると思います。
白菜
白菜にはビタミンCや食物繊維がたっぷりと含まれており、便秘予防やガン予防に効果的です。ビタミンCを摂るためには生で食べるのが良いのですが、生で食べることで酵素も摂取することができます。
ただ、生で食べさせる場合は、あげすぎには気を付け、お腹を壊したりしないように十分に気を付けてください。
小松菜
小松菜には、ビタミンC・カルシウム・カリウム・βカロテン・鉄分など豊富な栄養素が含まれています。ガン予防・ストレス解消などの効果があり、豊富な栄養素をたっぷり摂取するためには鮮度の良い小松菜を選ぶのがポイントです。生でも茹でてもOKです。
ブロッコリー
私の周りにも「ブロッコリー食べさせてるよ!」という飼い主さんが多いのですが、ブロッコリーにはスルフォラファンという成分が含まれており、活性酸素を除去してくれる作用があるとして知られています。犬にも人間にもアンチエイジング効果をもたらしてくれる成分なので、一緒に食べたい食材です。実は茎の部分は栄養が豊富で食物繊維も豊富です。 が、あげすぎると下痢などを引き起こしてしまいますので、茎のあげすぎには十分に注意し、あげるのであれば茹でて細かくしてあげましょう。
にんじん
βカロテンが豊富に含まれているとして有名ですが、抗酸化作用・動脈硬化を予防する効果・心臓病を予防する効果・胃腸機能を高める効果などを得ることができます。油を使って調理することでβカロテンの吸収率がアップするのですが、犬に与える食材を油で調理することはあまりよくありません。
私は油を使用せずに炒めて調理し与えています。もしくは蒸してやわらかくしてあげたり、すりおろしてあげてもいいかもしれません。
きゅうり
きゅうりの90%ほどは水分であり、夏場の水分補給にもおすすめの食材です。尿と一緒に老廃物などを排出してくれる作用があるため、腎臓の機能をサポートしてくれる食材でもあります。与え過ぎるとお腹を冷やしてしまうことがあるため注意しましょう。
食物繊維を豊富に含む「さつまいも」をトッピング!
さつまいもには食物繊維が豊富に含まれているため、整腸作用に優れています。犬の腸内環境を整えることができ、便秘気味な犬にも軟便気味な犬にもおすすめです。腹持ちの良さは犬にも効果的なので、ドッグフードにトッピングするだけではなく、おやつの食べ過ぎの防止にも役立てることができます。
糖質とカロリーに要注意!
ビタミン類など豊富な栄養素をバランス良く含んでいるさつまいもですが、糖質とカロリーがとても高いため、与え過ぎてしまわないように注意しましょう。
まとめ
ドッグフードにトッピングすると良いおすすめ食材として、6つの野菜とさつまいもをご紹介しました。
野菜が苦手な犬もいるかもしれませんが、豊富でバランスの良い栄養素をたっぷり含んでおり、愛犬の健康と美の維持におすすめなんです。さつまいもは香りもよく甘みが強いため、ドッグフードにトッピングすることで食いつきがとても良くなります。
トッピングによって食物アレルギーや体調不良を引き起こしてしまった場合にはすぐに病院へ連れて行きましょう。またどんなものでも、あげすぎには十分注意しましょう。