犬が食べても大丈夫な魚介類①「鮪(マグロ)」
犬にマグロを与えるときは、脂肪分が少ない赤身の部分を与えましょう。マグロの赤みにはタンパク質や良質な脂質が豊富に含まれています。新鮮なマグロであれば生のまま与えても良いと思いますが、茹でるなど加熱してから与えることをおすすめします。
犬が食べても大丈夫な魚介類②「鱈(タラ)」
タラは脂肪分が少ない白身のお魚です。タラに多く含まれているビタミンDには、カルシウムの吸収を促進するという効果を期待することができます。焼いたり茹でたりなど加熱したものを与えるのがおすすめです。生のタラは与えない方が良いでしょう。
犬が食べても大丈夫な魚介類③「鯵(アジ)」
DHAやEPAなどの健康の促進や維持に良いとされている栄養素を豊富に含むものとして有名なアジは、犬の健康と美容にも良い食材です。愛犬の健康と若々しさ、被毛の美しさなどの維持に役立てることができます。アジの干物は塩分が非常に高く、犬に与えるものとしては相応しくありません。味付けがされていないものを購入し、加熱したら皮と小骨をしっかり取り除き、ほぐした身を与えましょう。
犬が食べても大丈夫な魚介類④「鰈(カレイ)」
カレイは消化が良く、脂肪分が少なく、タンパク質を豊富に含むお魚です。小骨が非常に多いため、加熱した後にしっかりと取り除いてから、ほぐした身を与えましょう。
犬が食べても大丈夫な魚介類⑤「鮭(サケ)」
サケに含まれているオメガ3系脂肪酸は犬の皮膚や被毛の健康と美しさをサポートする効果を期待することができます。しかし、サケは脂肪分が多く、カロリーも高いですので与える量に注意しましょう。味付けされていないサケを加熱してから与えましょう。 また生で与えるのはひかえましょう。
犬が食べても大丈夫な魚介類⑥「秋刀魚(サンマ)」
サンマに含まれているDHA・EPAには老化を予防する効果を期待することができ、犬の健康と若々しさの維持に役立てることができます。犬にサンマを与える場合には、丸ごと焼いてから小骨をしっかりと取り除き、ほぐした身を与えましょう。
犬が食べても大丈夫な魚介類⑦「鯖(サバ)」
サバには多くのミネラル類が含まれています。その中でもセレンには強力な抗酸化作用があり、犬のアンチエイジングにも効果を期待することができます。セレンはタンパク質と結合することで吸収力を高めることができるため、良質なタンパク質と一緒にサバを与えるのがおすすめです。
犬が食べても大丈夫な魚介類⑧「鯛(タイ)」
タイは消化が良く、脂肪分が少なく、タンパク質を豊富に含むお魚です。サッと湯がく程度でも良いので、加熱してから与えましょう。骨をしっかり取り除き、身をほぐしてあげましょう。タイはヘルシーなお魚なので、間食やおやつとして与えるのもおすすめです。
あまり与えない方が良い魚介類
- 海苔
- ワカメ
- ひじき
- しらす
健康に良さそうなイメージのある食材ばかりですが、犬にはあまり与えない方が良い食材です。
海苔
海苔を与えるときは味付けされていないもので水でふやかしたものが良いです。乾燥した海苔は口の中に張り付いてしまいます。味付けされた海苔は糖分や塩分が多いです。
ワカメ
食物繊維を豊富に含むワカメですが、犬に与えるには食物繊維が多すぎるため未消化になりやすいです。
ひじき
カルシウムを豊富に含むひじきですが、犬に与えるにはカルシウムが多すぎるため尿石症などになりやく体調を崩す場合もあるので注意が必要です。
しらす
生のしらすも乾燥させたしらすも塩分が高すぎます。塩分をギュッと濃縮させているからです。少量でも犬の健康を害する恐れがあります。
与えてはいけない魚介類
- イカ
- タコ
- エビ
- カニ
- ウニ
- ウナギ
- ホタテ
- カキ
これらの魚介類は犬の健康を害する恐れがあるため、与えてはいけない食材です。魚介類は消化が悪いものも多く、下痢や嘔吐の原因になりやすいためです。
まとめ
犬が食べても大丈夫な魚介類(主に魚)を8つご紹介しました。どんなに新鮮なお魚であっても、犬に与えるときはしっかり加熱してから与えることをおすすめします。また、味付けされていないものを与えましょう。