セント・バーナードとは
- 犬種名:セント・バーナード(St. Bernard)
- 原産国:スイス
- 大きさ:大型犬(超大型犬)
- 体高:オス 70cm〜90cm/メス 65cm〜80cm
- 体重:60kg〜80kg以上が目安
- 被毛:ショートヘアード、ロングヘアードのダブルコート
- 毛色:白地にレッド系の斑、またはレッド系のマントル。ブリンドルや暗色のマスクが見られることもある
- 性格:穏やか、友好的、愛情深い、警戒心がある
- 寿命:8歳〜10歳程度
セント・バーナード(St. Bernard)は、スイスを原産国とする超大型犬です。ジャパンケネルクラブでは、使役犬のグループに分類されています。
アルプス山脈に位置するグラン・サン・ベルナール峠の宿坊で飼育され、遭難者の捜索や救助に活躍した犬として世界的に知られています。
現在は家庭犬としても親しまれていますが、日本国内では繁殖数や流通数が限られており、日常的に見かける機会は多くありません。
非常に大きく成長するため、迎える際は一般的な大型犬以上の生活空間や移動手段を確保できるかを確認する必要があります。見た目の愛らしさだけで判断せず、超大型犬と長く暮らせる環境を整えたうえで検討したい犬種です。
セント・バーナードの性格
セント・バーナードは、穏やかで友好的な傾向があり、家族に対して愛情深く接する犬種です。落ち着きがあり、そばにいる人の様子をよく見ながら行動する個体も多く見られます。
一方で、見知らぬ人や慣れない状況に対して警戒心を示すことがあります。普段はおとなしく見えても、周囲の変化に気づいたときには、低く大きな声で吠えて知らせる場合があります。
自分のペースを保とうとする一面もあるため、常に人の指示を待って行動するとは限りません。ただし、性格には個体差があり、育った環境や社会化の経験によっても反応は異なります。
子どもやほかの犬と落ち着いて接する個体もいますが、体が大きく力も強いため、悪意のない動きでも相手を転倒させる可能性があります。触れ合わせる際は犬の性格だけで判断せず、大人がそばで様子を見守ることが大切です。
温和な印象が強い犬種ですが、すべての個体が同じ性格とは限りません。迎える前には親犬の気質や子犬の反応を確認し、それぞれの性格を理解しながら関係を築いていく必要があります。
セント・バーナードの特徴
セント・バーナードは、大きな頭部と力強い首、幅広く深い胸、頑丈な骨格を持つ堂々とした犬種です。
四肢は太くしっかりとしており、全身から重厚感が感じられます。耳は適度な大きさの垂れ耳で、目元や口元にはやや緩みが見られるため、迫力のある体格でありながら柔らかな表情をしています。
被毛には長さの異なる2つのタイプがあり、白を地色としてレッド系の模様が入るのが基本です。体格や被毛、模様の組み合わせにより、一頭ごとに異なる印象を与えます。
セント・バーナードの大きさ
セント・バーナードの体高は、オスが70cm〜90cm、メスが65cm〜80cmです。
体重は犬種標準で定められていませんが、成犬では60kgを超える個体が多く、体格の大きなオスでは80kg以上になることもあります。
同じ犬種でも骨格や性別によって大きさには差があり、一般的にはオスのほうがメスよりも体高が高く、重厚な体つきになりやすい傾向があります。
体高だけでなく、胸の幅や胴体の厚み、頭部の大きさもあるため、数値から想像する以上に存在感があります。子犬の時期から急速に成長しますが、超大型犬は骨格の成熟に時間がかかります。
セント・バーナードの被毛タイプ
セント・バーナードの被毛には、ショートヘアードとロングヘアードの2つのタイプがあります。旧称や通称として、ショートヘアードをスムース、ロングヘアードをラフと呼ぶこともあります。
ショートヘアードは上毛が短く密生しており、体に沿うように生えています。太ももにはわずかな飾り毛があり、尾には長く密な毛が見られます。
ロングヘアードは、まっすぐで中程度の長さを持つ上毛が特徴です。首や胸、四肢、尾には豊かな飾り毛が見られ、ショートヘアードよりも全体的にボリュームのある印象になります。
どちらも下毛が豊富なダブルコートで、寒さに対応しやすい厚みのある被毛を備えています。
セント・バーナードの毛色の種類
セント・バーナードの毛色は、白を地色として、レッド系の斑が入るものが基本です。
白地に大小のレッド系の斑が入るタイプのほか、背中から体側にかけて広い範囲をレッド系の毛が覆うマントル模様も見られます。レッドには淡い色から濃い赤褐色まで幅があり、ブリンドルが認められることもあります。
頭部には暗い色のマスクが入る個体も多く、顔の配色によって表情の印象が変わります。
胸、足先、尾の先、鼻の周囲、首の一部などには白いマーキングが見られます。模様の位置や広がり方には個体差がありますが、全身が黒一色の毛色は犬種標準では認められていません。
セント・バーナードに似た犬種
セント・バーナードは、がっしりとした体格や垂れ耳、厚い被毛を持つことから、ほかの大型犬や超大型犬と見分けにくい場合があります。
特に比較されることが多いのが、バーニーズ・マウンテン・ドッグとニューファンドランドです。いずれも堂々とした外見を持ちますが、体の大きさや毛色、得意としてきた作業などに違いがあります。
バーニーズ・マウンテン・ドッグとの違い
バーニーズ・マウンテン・ドッグは、セント・バーナードと同じくスイス原産の犬種です。ただし、一般的にはセント・バーナードのほうが体高・体重ともに大きく、より重厚な体つきをしています。
毛色にも明確な違いがあり、バーニーズ・マウンテン・ドッグは黒を基調に赤褐色と白が入るトライカラーです。セント・バーナードは白地にレッド系の斑やマントル模様が入るため、配色を見ると区別しやすいでしょう。
ニューファンドランドとの違い
ニューファンドランドは、カナダを原産国とする超大型犬です。セント・バーナードと同様に大きな頭部や垂れ耳、厚い被毛を持ちますが、より水中での作業に適した体つきをしています。
代表的な毛色はブラックやブラウン、白地に黒い斑が入るタイプです。白地にレッド系の模様を持つセント・バーナードとは、被毛の色合いに大きな違いがあります。
セント・バーナードの歴史
セント・バーナードの歴史は、スイスとイタリアの国境付近にあるグラン・サン・ベルナール峠と深く結びついています。
11世紀頃、この峠に旅人のための宿坊が建てられました。17世紀半ばには、周辺地域で飼育されていた大型の山岳犬が宿坊へ導入され、警護や護衛を担うようになったとされています。
その後、優れた方向感覚や雪深い環境への適応力を生かし、吹雪や雪崩によって遭難した旅人の捜索と救助に活躍しました。
数多くの命を救ったと伝えられ、その働きは19世紀に入るとヨーロッパ各地で広く知られるようになります。
なかでも、1800年代初頭に活躍した「バリー」は、セント・バーナードを代表する救助犬として有名です。多くの遭難者を救ったと伝えられており、当時はこの犬種が「バリー・ドッグ」と呼ばれることもありました。
犬種名は、グラン・サン・ベルナール峠と宿坊に由来します。1884年にはスイスの犬種登録簿が作られ、最初に登録された犬がセント・バーナードの「レオン」でした。
1887年に開催された国際畜犬会議では、セント・バーナードがスイス原産の犬種として正式に認められ、犬種標準も定められました。現在も、山岳救助犬として人々を支えた歴史を象徴する犬種として世界中で知られています。
セント・バーナードの価格相場
セント・バーナードの子犬の価格相場は、30万〜80万円程度が目安です。ただし、国内での繁殖数や流通数が少ないため、販売される時期や頭数によって価格帯は変動します。
価格は、血統、月齢、性別、親犬の実績、繁殖者の育成方針などによって異なります。ショートヘアードかロングヘアードかによって価格に差が出る場合もありますが、被毛の長さだけで一律に決まるわけではありません。
迎える際は子犬の代金だけでなく、大型のベッドやケージ、食器、ハーネス、滑り止めマットなどをそろえる費用も必要です。
遠方のブリーダーから迎える場合は、見学や引き取りにかかる交通費も含めて予算を立てておきましょう。
セント・バーナードのブリーダーを探す方法
セント・バーナードはペットショップで見かける機会が少ないため、犬種名と「ブリーダー」を組み合わせて検索する方法が一般的です。
ブリーダー紹介サイトや子犬販売サイトを利用すると、所在地、販売中の子犬、親犬の情報などを比較できます。
販売中の子犬が見つからない場合は、過去にセント・バーナードを繁殖していた犬舎を探し、今後の出産予定や予約の可否を問い合わせてみましょう。
ジャパンケネルクラブが開催するドッグショーや犬種関係者から、繁殖者の情報を得られる場合もあります。
候補が見つかったら、購入を決める前に犬舎を見学します。飼育場所が清潔に保たれているか、親犬や子犬が人に対してどのように反応するか、子犬が家族と離れて育てられていないかなどを確認してください。
あわせて、親犬が受けた股関節や肘関節、心臓、目などの健康検査について尋ねましょう。検査結果や血統書、ワクチン接種、マイクロチップ、引き渡し後の相談体制について具体的に説明してくれるかも大切な判断材料です。
見学を理由なく断る、親犬を見せない、健康状態について明確に答えない、すぐに購入するよう急かすといった場合は慎重に判断してください。
価格の安さだけで選ばず、犬の健康と将来の暮らしを考えて繁殖しているかを確かめることが大切です。
セント・バーナードの飼い方
セント・バーナードを飼うには、超大型犬がゆったりと動ける室内環境と、年間を通した温度管理が欠かせません。
床には滑りにくいマットを敷き、寝床までの通路や出入り口には十分な幅を確保しましょう。段差が多い家では、階段への立ち入りを制限できるゲートを設置すると安心です。
寒冷地に適応した厚い被毛を持つため、日本の高温多湿な夏は苦手です。暑い時期はエアコンを使用し、室温だけでなく湿度にも注意してください。
庭がある場合でも屋外で飼い続けるのではなく、家族と過ごせる涼しい室内を生活の中心にします。
また、成犬を安全に乗せられる車や、超大型犬を受け入れられる動物病院、ペットホテルなども事前に確認しておくと安心です。
セント・バーナードの運動量
セント・バーナードは体が大きいものの、毎日激しい運動を必要とする犬種ではありません。1日合計30分〜1時間程度を目安に、年齢や体調、気温に合わせて散歩の時間を調整します。
一度に長時間歩かせるよりも、朝夕などに分けてゆったり歩く方法が適しています。地面のにおいを嗅がせながら歩くと、体への負担を抑えつつ気分転換にもつながります。
成長期は関節への負担を抑えるため、長距離のランニングや繰り返しのジャンプ、頻繁な階段の昇り降りは避けましょう。成犬であっても、急な方向転換や硬い地面での激しい運動は控える必要があります。
夏は早朝や日没後の涼しい時間帯を選び、気温だけでなく路面の熱さも確認してください。息が荒い、歩く速度が落ちる、座り込むといった変化が見られたら、無理をせず運動を切り上げます。
セント・バーナードのしつけ方
セント・バーナードは成犬になると非常に力が強くなるため、体が小さい子犬のうちから基本的なしつけを始めることが大切です。
散歩中に人の横を落ち着いて歩く、呼び戻しに応じる、飛びつかない、拾い食いをしないといった行動を優先して教えます。来客時や動物病院でも落ち着いて待てるよう、ハウスや待ての練習も役立ちます。
さまざまな年代の人、ほかの犬、車の音、生活音などに少しずつ慣れさせ、過度に警戒したり興奮したりしにくい経験を重ねましょう。
ただし、嫌がっている状態で無理に近づけるのではなく、落ち着いていられる距離から慣らしていきます。
力で押さえ込んだり、大きな声で叱ったりする方法は適していません。家族で指示の言葉やルールを統一し、望ましい行動ができたときに褒めながら教えてください。
引っ張りや飛びつきなどを家庭だけで改善するのが難しい場合は、超大型犬の指導経験があるドッグトレーナーに早めに相談しましょう。
セント・バーナードのケア方法
被毛の手入れは、ショートヘアードでは週に数回、ロングヘアードでは毛のもつれを確認しながら、よりこまめにブラッシングを行います。
特に換毛期は抜け毛が増えるため、下毛まで丁寧にとかしてください。ロングヘアードは、耳の後ろや脇の下、胸元、内股、尾などに毛玉ができやすい傾向があります。
垂れ耳の内部は湿気がこもりやすいため、耳の入り口に汚れやにおいがないか定期的に確認します。耳掃除を行う際は、綿棒を奥まで入れず、見える範囲をやさしく拭き取る程度にとどめましょう。
口元からよだれが出やすいため、口の周りや胸元を清潔な布でこまめに拭きます。床や壁も汚れやすいので、すぐに使える場所へ専用のタオルを用意しておくと便利です。
爪切りや足裏の毛の手入れも必要ですが、体が大きくなってから嫌がると対応が難しくなります。子犬の頃から足先、耳、口元に触れられることへ少しずつ慣らしておきましょう。
セント・バーナードの寿命と病気
セント・バーナードの平均寿命は、8歳〜10歳程度が目安です。ただし、寿命には遺伝的な要因や生活環境、体重管理、日頃の健康状態などが関係するため、すべての個体に当てはまるわけではありません。
健康を維持するためには、適正体重を保ち、年齢や体調に合った食事と運動を続けることが大切です。若いうちから定期的に健康診断を受け、歩き方や食欲、呼吸、目の状態などに変化がないか確認しましょう。
セント・バーナードのかかりやすい病気
セント・バーナードは、超大型犬の体格や骨格、胸の深さ、まぶたの形などに関連する病気に注意が必要です。次のような症状が見られた場合は、自己判断で様子を見続けず、早めに動物病院へ相談してください。
股関節形成不全
股関節形成不全は、骨盤と大腿骨がうまくかみ合わず、痛みや歩行異常を引き起こす病気です。腰を左右に振って歩く、立ち上がるのを嫌がる、運動を避けるなどの変化が見られます。
遺伝的な素因や成長期の骨の発育などが関係します。適正体重を保ち、滑りにくい床を用意することは、関節への負担軽減に役立ちます。
肘関節形成不全
肘関節形成不全は、前脚の肘を構成する骨が正常に発育せず、関節に炎症が起こり痛みが生じる病気です。前脚をかばう、歩幅が狭くなる、散歩を嫌がるなどの症状が見られます。
遺伝的な素因や成長期の骨の発育など、複数の要因が関係すると考えられています。歩き方に違和感がある場合は、早めに検査を受けましょう。
胃拡張・胃捻転症候群
胃拡張・胃捻転症候群は、胃がガスなどで膨らみ、ねじれることで血流が妨げられる緊急性の高い病気です。胸の深い大型犬や超大型犬で発症しやすい傾向があります。
吐こうとしても吐けない、腹部が膨らむ、大量のよだれが出る、落ち着きなく動き回るなどの症状が見られたら、すぐに動物病院へ連絡してください。
食事を複数回に分け、早食いを防ぎ、食後は激しい運動を避けることがリスク軽減に役立ちます。
眼瞼内反症・眼瞼外反症
眼瞼内反症はまぶたが内側へ巻き込み、まつ毛や被毛が目を刺激する状態です。眼瞼外反症では、まぶたが外側へ垂れ下がり、結膜が露出しやすくなります。
目の充血、涙、目やに、まぶしそうにする、前脚で目をこするなどの症状に注意しましょう。刺激が続くと角膜を傷つけることがあるため、異変があれば早めの受診が必要です。
拡張型心筋症
拡張型心筋症は、心筋の収縮力が低下し、主に心室が拡張する心臓病です。初期には目立った症状がないこともありますが、進行すると疲れやすい、咳が出る、呼吸が速くなる、ふらつくなどの変化が見られます。
日常生活で運動を嫌がるようになった場合や、安静時の呼吸が普段より速い場合は、早めに動物病院へ相談してください。
骨肉腫
骨肉腫は、四肢の骨などに発生する悪性腫瘍で、大型犬や超大型犬で注意したい病気です。初期には足をかばう、歩きたがらない、患部が腫れるといった症状が見られます。
捻挫のように見えることもありますが、痛みや跛行が続く場合は詳しい検査が必要です。早期に治療方針を検討するためにも、症状を放置しないようにしましょう。
熱中症
セント・バーナードは厚い被毛と大きな体を持つため、暑さや湿度の影響を受けやすい犬種です。激しいパンティング、よだれ、ふらつき、嘔吐、ぐったりするといった症状が見られます。
熱中症が疑われる場合は、涼しい場所へ移動させ、体を冷やしながら動物病院へ連絡してください。意識がある場合でも、回復したように見えるからと受診を見送らないことが大切です。
セント・バーナードに関するよくある質問
セント・バーナードには、首から下げた樽や名作アニメに登場する大型犬など、実際の犬種像と創作上のイメージが混同されやすい話題があります。ここでは、よく知られている3つの疑問について解説します。
セント・バーナードが首につけている樽の中身は?
絵画や広告などでは、セント・バーナードが首から小さな酒樽を下げた姿で描かれることがあります。樽の中身は、遭難者の体を温めるためのブランデーだったと語られるのが一般的です。
しかし、実際の救助犬が酒樽を首から下げて活動していたことを示す確かな記録は確認されていません。
このイメージが広まるきっかけになったとされるのが、イギリスの画家エドウィン・ランドシーアが1820年に発表した絵画です。
雪山で遭難者を救助する犬の首に小さな樽が描かれたことで、樽を下げたセント・バーナードの姿が広く知られるようになりました。
『アルプスの少女ハイジ』のヨーゼフは原作にも登場する?
テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』に登場するヨーゼフは、原作小説には登場しません。
ヨーゼフは、アニメ版で追加されたオリジナルキャラクターです。おじいさんの家で暮らす大きな犬として描かれ、穏やかでのんびりとした姿から多くの視聴者に親しまれました。
作品を通じてセント・バーナードを知った人も多いため、ヨーゼフが原作にも登場すると思われることがありますが、原作とアニメでは登場人物や動物の構成に違いがあります。
『フランダースの犬』のパトラッシュはセント・バーナード?
『フランダースの犬』に登場するパトラッシュは、原作でセント・バーナードと明記されているわけではありません。
原作では、フランドル地方で荷車を引く、力の強い大きな労働犬として描かれています。ただし、現代の特定犬種に当てはめられるような明確な記述はありません。
パトラッシュの外見は、挿絵や映画、アニメなどの作品によって大きく異なります。日本のテレビアニメ版で知られる立ち耳と黄褐色の被毛も、その映像作品で採用されたデザインです。
大型犬として描かれることからセント・バーナードと混同される場合がありますが、パトラッシュの犬種をセント・バーナードと断定することはできません。
まとめ
セント・バーナードは、スイスの山岳地帯で遭難者の捜索や救助に活躍してきた歴史を持つ超大型犬です。
穏やかで友好的な傾向があり、家族に愛情深く接しますが、成犬は60kgを超えることもあるため、子犬の頃からの社会化と基本的なしつけが欠かせません。
日本で飼う場合は、十分な室内空間や滑りにくい床、移動に使える車を確保し、夏はエアコンで室温と湿度を管理する必要があります。
日頃は無理のない散歩とこまめな被毛・耳・口元の手入れを行い、関節疾患や胃拡張・胃捻転症候群、心臓病などにも注意しましょう。
食費や医療費を含む継続的な負担まで理解し、長期的に世話を続けられる環境を整えたうえで迎えることが大切です。



