急に変えるのは危険?ドッグフードを上手に移行させる方法とは

急に変えるのは危険?ドッグフードを上手に移行させる方法とは

数え切れないほどの種類が販売されているドッグフード。「たまには変えてみようかな」と考え中の飼い主さんもいると思いますが、急にドッグフードの種類を変えることにはリスクが!ここでは犬に負担をかけない上手な移行方法を解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

ドッグフードを急に変えるリスクとは

床にあごをつけて伏せるパグ

ペットショップやホームセンターなどにはドッグフードが多数並び、インターネットで探すと本当に数え切れないほど様々な種類が販売されています。年齢や犬種ごとに適した栄養素でつくられているものやチキン・ビーフ・フィッシュなど、たんぱく質の種類が異なるものなど多岐にわたるため、どのドッグフードを選べばいいか悩んでしまう飼い主さんも多いと思います。

また、たくさんあるからこそいろいろなドッグフードをあげてみたいと考える飼い主さんもいると思いますが、定期的にドッグフードを変える際には注意が必要です。

いろいろなドッグフードをあげたいからと急に種類を変えると下痢をしてしまうことがあります。特に食べ慣れていない食材が含まれていたり、ドライフードからウェットフードや手作り食に変えたりするなど、フードタイプが変わったりする場合に胃腸に負担がかかりやすく下痢や嘔吐、食欲低下などを引き起こしてしまいます。

ドッグフードの切替えはいつすべきか?

芝生に伏せるビーグル犬の前に立つ子犬

ドッグフードの種類はたくさんありますが、種類を変える必要があるのか、ずっと同じドッグフードを与え続けた方がいいのか、悩んでいる飼い主さんもいると思います。

基本的にドッグフードを毎日や毎週などのペースでこまめに変える必要はありませんが、「ライフステージの変化」にあわせてドッグフードなど食事の種類は変えるべきタイミングとして考えられています。

生後1年未満の子犬期には、体の急激な成長を支えるために高カロリーで栄養素の高い食事が必要です。成犬期(維持期)に入ってからも子犬用ドッグフードを食べ続けるとカロリー過多で太りやすくなってしまうことがあるので、成犬用フードに切り替えます。

また、成犬期の中でもドッグスポーツをしていて活動量の多い犬や妊娠・授乳中などには、それらに適したタイプのドッグフードに変える必要があります。さらに犬種によって体質や病気・怪我のリスクなどが異なるため、犬種に合った栄養バランスでつくられたドッグフードを選ぶというのもおすすめです。

また、ドッグフードの種類を定期的に変えてローテーションしながら与えるということには「アレルギーになりにくい」「栄養バランスが偏りにくい」といったメリットがあります。

特にたんぱく質は同じものを食べ続けることで、その食材に対してアレルギーを引き起こす可能性が高いので、同メーカーや同ブランドでもたんぱく質が異なるものをローテーションしてあげるというものいいと思います。また、同じ食事を与え続けていると犬が飽きることもあるため、飼い主さん主導で定期的に種類を変えてあげるのもいいでしょう。

ドッグフードの上手な移行方法

ドッグフード

ドッグフードを急に別の種類に切り替えても下痢などをすることなく、目に見える変化がない場合もあると思います。しかし、使用している食材や栄養バランスが大きく異なるものを食べることで体内には何らかの影響が出ていることは確かです。そのため、ドッグフードの種類を変える際にはできるだけ胃腸に負担をかけないように上手に移行してあげるようにしましょう。

ドッグフードを切り替える際には1週間前後の移行期間を設けるようにし、元々食べていたドッグフードと新たに与えるドッグフードを少しずつ混ぜながら与えます。ドッグフードの切替え時の配分は以下を目安にしてください。

1日目 前のフード80%:新フード20%
2日目 前のフード60%:新フード40%
3日目 前のフード40%:新フード60%
4日目 前のフード20%:新フード80%
5日目 新フード100%

手作り食からドッグフードに変える場合や、穀物ありから穀物なし(グレインフリー)に変える場合などは、+2~3日移行期間を設けて配分量をより細かくするようにしましょう。

まとめ

フードボウルをくわえているラブラドール

ドッグフードの種類は非常に多く、犬種やライフステージごとに適したものや主原料がめずらしいものなど、選ぶのが大変なほどだと思います。愛犬の健康を考えていろいろな食事をさせてあげたいと考える飼い主さんも多いと思いますが、ドッグフードの種類を変える際には体に負担がかからないように移行期間を設けて上手に切り替えることが必要です。

愛犬により食事を楽しんでもらうために、より健康になってもらうために、ぜひ上手にドッグフードを移行してあげるようにしてください。

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