ビーグルは抜け毛が多い!お手入れや対策をご紹介

ビーグルは抜け毛が多い!お手入れや対策をご紹介

人懐っこいビーグルは人気があり多くの人に愛されています。ツヤのある短毛は清潔感があってお手入れも簡単そうなイメージがありますが、実はビーグルは抜け毛が多い犬種です。お手入れの仕方や対策をご紹介します。

ビーグルの抜け毛が多いのはなぜ?

ビーグルと大量の抜け毛

ビーグルは、短毛なので抜け毛の心配がなさそうに見えますが、実は抜け毛がひどいと悩んでいる飼い主さんが少なくない犬種です。抜け毛が多い理由は、ビーグルの被毛の特徴にあります。

ビーグルの被毛の特徴

犬の被毛のタイプには「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類があります。

「ダブルコート」は、オーバーコートとアンダーコートという2層の被毛に覆われています。
「シングルコート」は、オーバーコートのみが生えており被毛が1層構造です。

オーバーコートは、外部の刺激から皮膚を保護する役割があり、アンダーコートは保温の役割を持っています。オーバーコートは抜けにくく、アンダーコートは時期によって抜け毛が多くなりがちです。

ビーグルは「ダブルコート」の犬種なので、オーバーコートもアンダーコートも生えています。もともとイギリス生まれの犬なので、寒さに耐えられるように密集した2層の被毛を持つ犬種になりました。

抜け毛が多くなる換毛期

抜け毛で特に気をつけたいのが、アンダーコートがあるために換毛期になると、大量に毛が抜けるという点です。換毛期とは毛が生え替わる時期のことで、徐々に古い毛が抜け落ちて新しい毛が生えそろいます。

犬の換毛期は春と秋の年2回です。1か月ほどかけて毛の生え替わりが起こるので、この時期にはいつも以上の抜け毛対策やお手入れが必要になります。

また換毛期以外でもビーグルは、毛の密度が濃いぶん抜け毛の量が多くなってしまうので、飼っていると室内の掃除を徹底しなくてはなりません。

ビーグルの抜け毛のお手入れ

シャワーをかけられているビーグル

ブラッシングについて

ビーグルの抜け毛のお手入れの基本は「ブラッシング」です。1年を通して、こまめなブラッシングを習慣にしましょう。できるだけ毎日ブラッシングの時間がとれると良いでしょう。

タイミングとしては、散歩から帰ってきてからブラッシングをすることで、被毛に付いた汚れも落とせるのでおすすめです。それ以外でも、愛犬がリラックスしている時や飼い主さんが時間に余裕があって丁寧にお手入れができる時を見つけて行いましょう。

ビーグルのブラッシングには、「ラバーブラシ」や「ファーミネーター」を使うようにしましょう。犬のお手入れの定番である「スリッカーブラシ」は、固いので短毛の犬種には皮膚を傷つけたり傷めたりしてしまう可能性があるので向いていません。

「ラバーブラシ」はゴム素材の柔らかいブラシなので、被毛が短い犬でも皮膚に負担をかけずにお手入れができます。ラバーブラシで優しくなでるようにブラッシングするとマッサージになりますので、血行促進効果も期待できます。

「ファーミネーター」は、優しくブラッシングするだけでも抜け毛がキレイに取り除けるという特徴のあるブラシです。大量の抜け毛を一度のブラッシングで取ることができるので、特に換毛期にはおすすめです。

ファーミネーターでのブラッシングは、週に1回を目安に行ってください。換毛期でも週に2回使えば十分です。毎日のように頻繁に使ってしまうと、抜け毛以外の毛まで抜けてしまい、皮膚のトラブルを引き起こしてしまう危険性があります。

またブラッシング前には、愛犬の体に傷などの異常がないかを確認してから行ってください。

ブラッシングが苦手な犬も少なくないので、背中や首など抵抗の少ない部分から慣らしてあげましょう。飼い主さんが声をかけながら、スキンシップの一環としてブラッシングしてあげてください。

シャンプーについて

全身を清潔にするためだけでなく、抜け毛を取り除くのにもシャンプーは効果的です。ビーグルのシャンプーの頻度は2~3週間に1回程度が丁度良いです。

犬にシャンプーを頻繁にしすぎると皮膚や被毛の負担になり、傷めてしまうことがあるので注意しましょう。また、人間用のシャンプーを使うのも犬の皮膚にとっては刺激が強すぎるので、必ず犬用シャンプーを用意してください。

犬用シャンプーにも様々な種類がありますが、ビーグルは短毛でシャンプーの刺激が直接皮膚に伝わりやすいので、刺激の少ない短毛用を使うのがおすすめです。

長い毛で皮膚が保護されていないので皮膚疾患にもかかりやすく、皮膚を保護する成分を含んでいるシャンプーが適しています。また、ビーグルは皮脂が多いという特徴もあります。皮脂が多いと菌が繁殖しやすいので洗浄力の高い皮脂肌用のシャンプーを使ってスッキリさせましょう。

ただし、ある程度の皮脂は皮膚にとって必要なものなので、「普段使い用のシャンプー」と「ベタつきが気になる時に使う皮脂肌用のシャンプー」の2種類を上手に使い分けるのがおすすめです。

体が濡れることやシャワーの音を怖がる犬も多いので、顔から離れたところから徐々にお湯をかけたり、シャワーの水圧を弱めにしたりといった工夫をしてあげてください。お湯の温度もぬるめ(37~38℃)に設定しましょう。

シャンプー時はこすりすぎないように優しく洗い、皮膚や被毛にシャンプーが残らないようにしっかりすすぎましょう。シャンプー後は、しっかりタオルとドライヤーで乾かして、生乾き状態にならないようにしてください。

皮膚や被毛が乾ききらないまま過ごすと、雑菌が繁殖したり皮膚トラブルを招きやすいので気をつけましょう。ドライヤーの時には体から20~30cmほど離れた位置から風を当てて、熱で火傷をしないように注意してください。

ビーグルの抜け毛対策(室内の掃除)

掃除機とビーグル

愛犬に服を着せる

抜け毛の多い犬には洋服を着て過ごしてもらうのが有効です。服を着ても抜け毛の量自体は減らせませんが、抜け落ちた毛がいたるところに舞い散ってしまうのを防ぐことができます。

室内の掃除も楽になりますし、外出時に抜け毛をばらまかないで済むのでエチケットの一環としても服を着るのはおすすめです。

服を着るのはアレルゲンから愛犬の体を守ることにもなるので、アレルギー皮膚炎にかかりやすい体質のビーグルにはぜひ服を着せましょう。

服の内側に付いた抜け毛は定期的に取り除いて、服も清潔な状態をキープしてあげてください。

ソファーなど抜け毛のつきやすい家具にカバーをつける

犬と暮らしていると、ソファーのように犬の体に接することの多い家具には抜け毛が多く付着してしまいます。

定期的に掃除をする必要がありますが、生地の奥に入り込んでしまった抜け毛はなかなか取り除けず、飼い主さんにとって負担になってしまいます。

掃除の負担を減らすために、カバーをつけておくことがおすすめです。カバーは取り外して洗濯することができるので、お手入れがしやすく清潔な状態に保てます。

抜け毛だけでなく、愛犬が思わぬ汚れをつけてしまった場合でも洗ってきれいにできるので困りません。

カーペットの掃除

ビーグルの毛は短くて一本一本に張りがあるので、抜け落ちるとカーペットに刺さってしまって、なかなか取り除くのが簡単ではありません。

掃除機やクリーナーだけでは完全に取り切れない抜け毛は、ゴム手袋をつけた手でかき集めるときれいに取り除けます。

ビーグルの抜け毛をお手入れしないとどうなる?

こちらを見つめるビーグル

体温調節がスムーズにできない

犬は換毛期に毛が生え替わることで、暑い季節と寒い季節に対応できる被毛に整えています。毛の生え替わりは、人間にとっての衣替えと同じ効果があるのです。

体温調節のために、毛の生え替わりは必要なものなので、お手入れを怠って抜け毛がいつまでも体に残っている状態だと、体温調節がスムーズにできません。

その結果、体温調節のために必要以上の体力を消耗することになってしまいます。

若くて元気なうちはその負担も大きなものには感じませんが、老犬や持病がある犬にとって体温調節のために余計な体力を使うのはとても辛いです。

愛犬に負担をかけないためにも、抜け毛はきちんとお手入れしましょう。

体臭が気になる

ビーグルは毛が密集していて皮脂量も多い犬種なので、抜け毛が取り除かれずにいると皮脂がたまって蒸れてしまい体臭が強くなります。

ブラッシングとシャンプーで汚れや余分な皮脂を落とせるので、臭い対策のためにもお手入れを怠らずに清潔にしてあげましょう。犬の体臭が強いと、部屋の臭いも変わってしまいます。

愛犬と飼い主さんの病気の原因になる

抜け毛が体に残っていることで通気性が悪くなり、皮脂や雑菌のせいで皮膚の病気を引き起こす可能性があります。愛犬の健康のためにも、抜け毛のお手入れはしっかりしましょう。

また部屋に犬の抜け毛が舞うことで、飼い主さんがアレルギー症状を引き起こす場合もあります。長く一緒に暮らす愛犬がアレルギーの原因になるのは、お互いにとって辛いことなので、室内の空気をきれいに保つためにも抜け毛のお手入れや掃除での対策を行いましょう。

ビーグルの抜け毛対策に役立つおすすめ商品

ファーミネーター 中型犬 短毛種用

ファーミネーター 中型犬 M 短毛種用 アンダーコート

抜け毛や毛玉の除去におすすめのブラシです。一度のお手入れで大量の抜け毛を取り除くことができるので、掃除が楽になって飼い主さんの負担が減り、愛犬もスッキリして快適に過ごせます。

ファーミネーターでお手入れする前に、皮膚に傷や荒れている部分がないか確認してください。皮膚トラブルのある部分やデリケートな部分への使用は控えましょう。

ペット毛取りブラシ お手入れ グルーミンググローブ

【正規品】 ペットブラシグローブ 手袋 猫 ブラッシング ブラシ 1ペア 抜け毛取り

ブラッシングが苦手な犬にも使いやすいグローブ状のブラシです。飼い主さんの手にはめて、体をなでるようにしながら抜け毛を取り除くことが可能です。

マッサージ効果もあるのでグルーミングとマッサージの両用として便利なアイテムです。愛犬の皮膚を傷つけない素材でできているので安心して使えます。

A.P.D.C. ティーツリーシャンプー

A.P.D.C. ティーツリーシャンプー 500ml

低刺激で優しい成分の犬用シャンプーです。被毛が短く皮膚への刺激に敏感なビーグルにもおすすめです。泡切れと水切れもいいのでさっぱりと洗い流せて使いやすいです。愛犬がなめらかな被毛に仕上がります。爽やかなハーブの香りが特徴です。

ペット抜け毛クリーナー

粘着クリーナー 猫用 犬用 ペット抜け毛 多機能 ペット用品

衣類やソファー、寝具やカーペットに付着したペットの毛を掃除する粘着クリーナーです。様々なところの掃除に使えるので便利です。耐久性もあるので繰り返し何度も使用できます。

リアライズ 一毛打尽 ソファー・カーシート用 犬猫用

リアライズ 一毛打尽 ソファ・カーシート用 犬猫用

カーペットやソファー、車のシートに付着した抜け毛を掃除するハンディタイプのクリーナーです。小さな突起がついているので、カーペットなどの表面を軽くこするだけで繊維の奥の抜け毛もかき出せます。

本体には抜け毛がつかず、使い終わった後は取れた抜け毛だけを捨てられるので、本体を綺麗なまま保ち何度でも繰り返し使用できます。

まとめ

ブラッシングをしている女性とビーグル

短くてハリのあるなめらかな被毛が特徴のビーグルは、意外にも抜け毛の多い犬種です。

抜け毛のお手入れを怠ると、体温調節がスムーズにできずに愛犬の体に負担がかかってしまったり、皮脂が蒸れて体臭が強くなったりします。

皮膚の病気や飼い主さんのアレルギーにつながる場合もあるので、ビーグルと一緒に快適に暮らすために抜け毛のお手入れはしっかりしましょう。

お手入れの基本はブラッシングとシャンプーです。スキンシップを取りながらお手入れを習慣にし、室内を清潔に保つために掃除も適宜するようにしましょう。

便利な掃除グッズを使えば飼い主さんの負担が軽くなりますし、愛犬に服を着せると抜け毛が舞い落ちにくくなります。抜け毛対策を万全にして、元気で愛らしいビーグルと健康で快適な日々を過ごしましょう。

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