犬のアトピー性皮膚炎の原因と症状は?治った!と噂のシャンプーやサプリを大調査!

犬のアトピー性皮膚炎の原因と症状は?治った!と噂のシャンプーやサプリを大調査!

「ココ最近よく愛犬が痒がる…。これってもしかして犬アトピー性皮膚炎?」犬が体をしきりに掻いている姿を見た時、そんな思いが過った試しはありませんか?犬アトピー性皮膚炎は、犬に最も多く見られる皮膚疾患だと言われています。人よりも繊細な犬の肌。そんな犬の肌だからこそ、今回は気になる犬アトピー性皮膚炎の原因や症状をご紹介します。

犬のアトピー性皮膚炎の原因

痒がるフレンチブルドッグ

犬のアトピー性皮膚炎の主な原因は、環境中のアレルゲン(抗原)に対して、過剰な免疫機能が働くことにより起こるアレルギー反応と言われています。

基本的にはこのアトピー性皮膚炎として該当する皮膚炎は、他の犬に感染することはありません。

大切な愛犬がそうなる前に、アトピー性皮膚炎になるものにはどんなものがあるのか、順を追って見ていきましょう。

遺伝性によるもの

アトピー性皮膚炎の原因として考えられるひとつめに、遺伝性によるものがあります。

遺伝的に皮膚のバリア機能が弱く、生活環境中に棲むアレルゲン(抗原)が原因で、発症してしまう場合があります。

このアトピー性皮膚炎が発症するメカニズムとしては、前述しましたアレルゲン(抗原)が体内に入り込むことで、犬の体内に存在する免疫グロブリンという物質が皮膚と反応し、炎症を起こす事で痒みが生じたりします。

犬の場合、一般的には6ヶ月から3歳の間に多く発症することが知られており、発症年齢は2歳以下が31%、6歳以降では0%という研究結果も出されています。

また、犬アトピー性皮膚炎は良くなったり悪くなったりを繰り返す病気でもあるため、治るという認識ではなく付き合うという認識を持つことが大切です。

室内に棲むダニやハウスダストによるもの

犬のアトピー性皮膚炎の原因のふたつめとして、室内に存在するダニやハウスダストによるものなどがあります。

特にコンパニオンアニマルと言われる程、犬が大切な家族として迎えられるようになった現在、愛犬と布団やベッドを共有するようになった方々は多いのではないでしょうか。

しかし、日常的に使うその布団に多くのダニやダニの死骸が棲んでいることが多く、アレルギーを起こしやすい体質の子は、免疫機能が反応しアトピー性皮膚炎を発症してしまう場合があります。

そのほかの原因

他にも、アトピー性皮膚炎の原因には食べ物による反応や細菌によるもの、かゆみの神経発達や精神的要因などが絡み合って痒みを引き起こす場合があります。

犬のアトピー性皮膚炎の症状

犬の皮膚炎の症状

では、犬のアトピー性皮膚炎による主な症状には、どのようなものが存在するのでしょう?アトピー性皮膚炎は一度なると厄介なものです。

症状を知って、少しでも早い対処が出来るように参考にしてみて下さい。

左右対称の湿疹

アトピー性皮膚炎の代表的な症状として挙げられるものに、左右対称の湿疹(しっしん)があります。

目の周りや耳、腋窩(えきか:脇の下のくぼんだ所)など、広範に渡り痒みも非常に強いため、犬はしきりに体を舐めたり、噛んだりする行動が見られます。

皮膚の発赤、脱毛、臭い

犬のアトピー性皮膚炎の症状の多くは、痒みを伴う皮膚の異常が90%以上を占めていますが、慢性化すると皮膚の発赤や脱毛、臭いを発するようになります。

アトピー性皮膚炎を発症しやすい犬は、同時に膿皮症も併発しやすいと言われています。

これらの影響により出来てしまったかさぶたを犬自身が剥がしてしまうと、アトピー性皮膚炎だけでなく、膿皮症になる危険性もあるため、このようなことがないように気をつけてあげてください。

季節による症状の違い

犬のアトピー性皮膚炎は、季節によっても症状に違いが出ます。

基本的に春や秋といった暖かい時期、梅雨のジメジメした時期は痒みが強くなりやすく、逆に冬の気温の低い乾燥した時期には痒みが少し落ち着く場合が多く見受けられます。

しかし、皮膚のバリア機能が弱い犬にとって乾燥する冬の時期は、同時に犬の皮膚も乾燥させてしまうことに注意してください。

保湿させるためのスキンケアなどを欠かさないことで、犬の皮膚の状態を守ってあげてください。

犬種による症状の違い

アトピー性皮膚炎を発症する際、発症しやすい犬種によっても症状が異なるようです。そこで、痒み以外に犬種別に多く起こりうるいくつかの例を挙げてみましょう。

  • シーズー         :脂漏、臭い、落屑(フケ)
  • ビーグル         :発赤
  • ダックスフント      :乾皮
  • フレンチブルドッグ    :発疹
  • 柴犬           :脱毛
  • シェットランドシープドッグ:乾皮、脱毛

いかがでしょうか?この中にもしもご自身の愛犬が、アトピー性皮膚炎を発症しやすい犬種に該当し、症状として出ている場合は、獣医師に相談してみるといいかもしれません。

犬のアトピー性皮膚炎の治療方法

犬と薬

内服薬(飲み薬)

犬のアトピー性皮膚炎の治療で中心になるのは、薬物療法です。

  • 副腎皮質ホルモン薬(副腎皮質ステロイド薬)、抗ヒスタミン剤
  • アポキル錠
  • シクロスポリンカプセル

副腎皮質ホルモン薬(副腎皮質ステロイド薬)、抗ヒスタミン剤

主に「副腎皮質ホルモン薬(副腎皮質ステロイド薬)」や「抗ヒスタミン剤」などが、炎症や痒みを止めるために使われます。

副腎皮質ホルモン薬は、副作用が懸念されるため、服用と同時に副作用を防止する必要性がある点に注意が必要です。

アポキル錠

一方で、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎の治療薬として使われる「アポキル錠」は、有効成分のオクラシチニブという成分が痒みを素早く抑え、副作用も少ないことで知られています。

アポキル錠は、ペットの通販サイトで知られる『ぽちたま薬局』でも手に入れることができます。

シクロスポリンカプセル

また、「シクロスポリンカプセル」という免疫の働きを抑え、炎症を沈める免疫抑制剤もあります。

ただし、こちらは作用は強力ですが、感染症にかかりやすくなるデメリットもあることを心に留めておいてください。

外用薬(塗り薬)

  • 軟膏タイプ
  • ローションタイプ
  • スプレータイプ

外用薬は、内服薬を嫌がる子にオススメです。口元や手足など、皮膚炎の起こりやすい部分に有効なのが塗り薬です。痒みを止める外用薬には、軟膏やローションなど様々なタイプが存在します。

軟膏やローションの場合、愛犬が舐めとってしまったり、ベタベタしてしまうことがあります。近年ではスプレータイプの外用薬も販売されており、選択肢の幅が広がっています。

ちなみに、ワセリンは石油から得た炭化水素混合物を脱色して精製したものですが、こちらは塗り薬というよりも保湿剤としての使用でアトピー性皮膚炎に効果的と言われています。

注射

犬のアトピー性皮膚炎で使用されるものの他には、注射があります。

1回の注射でおよそ1ヶ月間、犬アトピー性皮膚炎による痒みの症状を緩和してくれます。塗り薬も飲み薬も苦手だと言った子にはオススメでしょう。

しかし、1週間試してみて効果が見られない場合、注射で使われる薬剤が効かない体質の可能性が考えられます。その時は獣医師さんと相談して別の処方を施してもらって下さい。

犬のアトピー性皮膚炎の改善方法

シャンプーするミニチュアダックスフンド

それでは、犬のアトピー性皮膚炎を改善する方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

アトピー性皮膚炎は様々な原因で起こりうるため、愛犬の症状に合った改善方法を見つけてあげてください。

シャンプー

原因が様々な犬のアトピー性皮膚炎に欠かせないシャンプーも、今では色々な種類があって悩んでしまいますよね。

基本的には獣医さんから処方してもらうのが最善ですが、思わず切らしてしまった!といった時に、以下の薬用シャンプーを検討してみるといいかもしれません。

  • オートミールコロイドシャンプー
  • アデルミルシャンプー
  • ノルバサンシャンプー
  • マラセブシャンプー
  • セボダームシャンプー
  • エピスースペプチドシャンプー

上記のシャンプーは保湿性に優れていて市販もされており、口コミなどもそれぞれ高評価なものが多いです。

とはいえこれらのシャンプーは一般的に、犬アトピー性皮膚炎を治すというよりも、痒みや症状を緩和するためのものです。いくら良い成分が使われているからといって、シャンプーだけに頼らず、お湯の温度やドライヤーの熱にも注意してあげてください。

保湿剤

保湿剤は、先程ご紹介したワセリンだけではなく、クリームやローション、乳液、ジェルなど様々ですが、主に保湿成分である「セラミド」や「ヒアルロン酸」が配合されているものを選びましょう。

マラセチアなどに効果がある低刺激性のシャンプーの後でも、やはりそれだけでは乾燥してしまう場合があるため、シャンプーをする際は、合わせて保湿剤を使用するのがオススメです。

また、ほかの対策としては、ひば油という青森ひばの木から抽出される精油があります。
こちらは皮膚病に効果があるとされておりますが、あくまで民間療法のひとつであり、医学的に効果が証明されている訳では無いので、使用する際は獣医さんに相談してから使用してください。

食事

犬アトピー性皮膚炎の中には、食事療法で皮膚炎が改善する場合があり、餌の種類などで悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか?

多くの動物病院やペットショップで売られている、療法食で有名な「ロイヤルカナン」は、フランスに本社を置くドッグフードで、その種類の豊富さからとても人気のブランドです。しかし中には、食物アレルギーがある犬もいることから、選ぶ際は慎重になる必要があります。

また、犬アトピー性皮膚炎になってしまうと、原因にもよりますが、手作りのアトピーフード食に挑戦しようと思う方もいるでしょう。

その場合、栄養が偏ったレシピになっている事も多いため、トッピングを加えて必須アミノ酸といった栄養素を補うなど、栄養に配慮する必要があります。

サプリメント

皮膚のバリア機能を保つために、タンパク質(アミノ酸)や脂肪酸、ビタミン、ミネラルがバランス良く保たれる必要があります。

市販のドッグフードだと、調理過程で高温処理をしていることがほとんどなので、脂肪酸などは壊れてしまいがちです。

そのため、それらの栄養素を補うために、新鮮な食品から食物酵素や乳酸菌などを補うという方法もありますが、それらの栄養素は適切な調理法や種類を選ばないと、なかなか効果を発揮してくれません。

なので、そういった点からも以下に挙げるサプリメントは大変効果的と言えます。

  • アンチノール
  • モエギタブ
  • クリルオイル

特に「アンチノール」というサプリメントは、犬のアトピーを代表する慢性皮膚疾患や慢性関節炎などの改善に、とても効果的と言われています。

まとめ

うつ伏せで眠るフレンチブルドッグ

犬のアトピー性皮膚炎は、長期に渡る治療を必要とする病気のひとつです。

そのため、少しでも愛犬の皮膚に異変を感じたり、愛犬自身が痒がる素振りを頻繁に見せる時は、動物病院へ行ってあげてください。

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