トイプードルの肌質に合うシャンプー
トイプードルは毛量の多い犬種です。毛量や毛質、肌質もそれぞれ違うので、愛犬に合ったシャンプーを選んであげましょう。ここでは、トイプードルにおすすめのシャンプーをご紹介します。
ラファンシーズ
ラファンシーズは、全国のペットサロンで使用されている、業界屈指の人気商品です!
ふわっとしたボリューム感のある仕上がりに!泡立ちがマイルドで香り高く、弱酸性なので、肌の弱いワンちゃんにも安心です。仕上がりはふわふわで毛吹きが良くなります。ブロー後の毛並みの手触りは抜群です!
- 毛玉ができにくく、フケが軽減される。
- ふんわりサラサラな被毛が持続する。
- 毛にボリュームが出るので、カットがきれいに仕上がる。
アクアゼオ
アクアゼオは最近人気が出てきており、全国のペットサロンで取り扱いが増えてきています。
マイナス電位のアクアゼオがプラス電位の脂やニオイを吸着!イオンの力で洗うから、愛犬に負担をかけません。除菌・消臭・除染・抗菌の効果があります。
- 皮膚トラブル、皮膚病、かゆみが止まらない犬におすすめ。
- 毛玉ができやすい、クシどおりが悪い、被毛の黄ばみや臭いが気になる犬におすすめ。
トイプードルのシャンプーの仕方
ブラッシング
シャンプーの前に、ブラッシングで毛玉を除去します。
まず、毛を梳いて流れをスムーズにし、スリッカーブラシで引っかかった毛玉を徐々にほぐしていきます。痛くないように毛の根元を持ち、あまり力を入れずにブラッシングしてください。
シャンプー前のブラッシングで毛玉をほぐし、被毛の流れを良くすることで、被毛や皮膚をしっかり洗うことができ、またシャンプー後のドライヤーで乾かす際にも乾きやすくなります。
必ずブラッシングした後にコームを使って毛玉やもつれがないか全身を確認しましょう。
プレシャンプー
プレシャンプーとは、2回行うシャンプーのうち、1回目のシャンプーのことを指します。その意味は、頭皮や髪の皮脂や汚れを落とすことです。表面の汚れを落とした後、2回目のシャンプーで本格的なシャンプーを行います。
- 手の甲でお湯の温度を確認してから、頭部から後方に向けて順に濡らして行きます。この時、シャワーヘッドをワンちゃんの体に密着させておこなうといいでしょう。シャワーのお湯をややぬるめ(36℃~38℃)の温度に設定。
- 鼻にお湯が入ると、誤って肺に入ってしまうおそれがあります。頭部や顔を濡らす際は、片手でマズルを押さえて、顔を上向きにしながら行ってください。耳は脂分が多い部位なので、毛の根元まで浸透させるようにしっかり濡らします。
▼右手でシャワーを密着、左手でマズルを押さえます
- 毛の表面だけではなく皮膚までしっかりとお湯を行きわたらせ、乾いているところがなくなったら、プレシャンプー終了です
シャンプー
- 最初のシャンプーはおおまかな汚れを落とすために行います。シャンプー剤を全身に付けます。希釈が必要なシャンプー剤はシャンプー前にあらかじめ薄めておきましょう。
- シャンプー剤が目に入らないようにしながら顔を洗います。耳は脂分が多いので指の腹を使って耳元までしっかり洗います。汚れを落とすようにボディーや四肢をすみずみまで洗ったら、肛門腺をしぼります。
- 前方から後方、上方から下方の順にシャンプー剤を流します。腹部は、手のひらにお湯をためて毛を浸しながらすすぎます。
- 1回目のシャンプーである程度の脂分や汚れが落ちているので、シャンプー剤は少なめで十分です。体全体にシャンプー剤が行きわたったら頭部から。ストップ(額と鼻のつなぎ目の部分のくぼみ)は汚れがたまりやすい所なので、目にシャンプー剤が入らないように注意しながらよく洗います。
▼額と鼻のつなぎ目はしっかり洗いましょう
洗い残しやすいリップや口まわりも念入りに。足先は指趾間、パッド、爪の裏まで丁寧に洗います。ゴシゴシ洗うより、泡で洗うという感じでおこなうといいでしょう。
- すすぎは頭部から。指趾やパッドの間にシャンプー剤が残らないようにします。すすぎの目安としては、毛をしぼった時にきしみ感が出るくらいまで、念入りにおこないます。
リンス・コンディショナー
- リンス剤は上方から下方に流れるので、体高の高い部位から先に塗布します。体全体にリンスを行きわたらせたら、手でもみながら毛になじませます。
- 全体にリンス剤がなじんだら、毛の流れに沿って頭から順にすすぎます。足先はリンス剤がたまりやすいので、パッドや指趾の間まできちんと洗い流すようにしましょう。
トイプードルのシャンプー後の乾かし方
トイプードルをシャンプーした後は、毛と毛の間に水分が溜まりがちです。
いきなりドライヤーで乾かすのではなく、まずはタオルで水分を拭き取りましょう。通常のタオルでも良いですが、できるだけ吸水性のいいタイプを使ってください。
足の裏や目元、首回りなどもていねいに拭き取ってください。そのあと、ドライヤーを使って乾かします。ドライヤーを使う際は片手が塞がるので、誰かもう一人にトイプードルを抑えてもらうと良いでしょう。
ドライヤーの温風を毛の根元を広げるように当てながら、スリッカーで全体を、コームで細かい箇所をほぐして乾かします。毛先に温風を当てながら、スリッカーで毛を伸ばします。
スリッカーは強く使うと怪我をするので、優しくなでるように使ってください。またスリッカーは毛の流れと逆に向かって使うと乾きやすく、毛の間に温風が通りやすくなります。
目や鼻は粘膜がありデリケートな部分なので、顔を乾かす際は風量を下げてスリッカーの端やコームを使ってください。脚部を乾かす際は、下から上に向かって温風を送りながらスリッカーで乾かしてください。
全体が乾いたら、毛の流れに沿ってコームで毛をとかして完成です。
▼シャンプー&リンスはラファンシーズ使用♪
トイプードルのシャンプーの頻度
トイプードルのシャンプーは大体2週間から3週間に1回くらいのペースで行うのが理想です。それ以上、間が空くと体臭もしてきます。
シャンプーは様子を見ながら「適度」な回数を心がけてください。
なお、予防接種後や投薬後は、その種類によってシャンプーを控えたほうがいい場合もあります。そんな時は獣医さんに相談するようにしてください。
体力が弱っていたり体調が悪いときなどは控えるようにしてください。
トイプードルのシャンプーはいつから?
子犬のシャンプーはいつから初めてもいいのか、いろいろと意見が分かれますが、一般的には生後3ヶ月くらいになったらシャンプーしてもいいと言われています。
子犬のシャンプーをするときは、ワクチン接種の時期と重ならないように気をつけましょう。子犬は体力があまりないため、ワクチン接種後1週間程度はシャンプーを控えた方がよいでしょう。
子犬は小さいので、溺れないように注意しながら、浅い湯船でシャンプーしてあげてください。
まとめ
トイプードルはシングルコートで抜け毛が少ないのがメリットですが、逆にデメリットでもあります。
プードルは巻き毛ですので、放っておくとすぐに毛玉ができ、ほどけなくなってしまいます。まめにブラッシングとシャンプーをし、お手入れしてあげる必要があります。
目安としては2~3週間に1回程度のペースでシャンプーをするのがおすすめです。愛犬の体調不良時やワクチン接種時などは無理にシャンプーせず、様子を見て臨機応変に間隔を調整してください。
トイプードルのシャンプーはひと手間かかりますが、いつでも清潔で愛らしさをキープするためには欠かせない大切なお世話です。
また、シャンプーは愛犬と飼い主とのコミュニケーションの時間でもあります。シャンプーを通じて愛犬・飼い主さんの絆が深まるとすてきですね。
ユーザーのコメント
40代 女性 かえで
まずは、シャンプーの前にはよくブラッシングします。毛を逆撫でしながら丁寧にブラッシングをします!
シャンプーの始め方は、まずは、足からお湯をかけていきます。背中にもお湯がかかったくらいに溶かしておいたシャンプーをかけて洗いだします。顔を洗うときはとても嫌がりますが、シャンプーが目に入らないように気を付けます。肉球の間もよく洗いましょう。流すときも下半身から流します!よく洗い流さないと皮膚のトラブルになるので気をつけましょう。すすぎは、シャワーの口を皮膚に押し当てるくらいにひっつけて流してあげましょう。
20代 女性 あぷりこっと
あのクルクルカールした毛は伸びますし定期的にブラッシングしなければすぐにからまってしまいます。とくに毛を伸ばしてると絡まりやすいんですよね。
他犬種に比べるとトイプードルはシャンプーの周期が早いような気がします。
人によりけりですが、トイプードルはカットが必要な犬種なのでトリミングサロンに連れて来る方が多いように思います。なので自宅でシャンプーはしないかたもいらっしゃるかもしれませんが、自宅でのやり方を覚えておくと役立ちますよ♩
記事に書かれている手順でわたしもシャンプーしています。ただ顔まわりのみ泡はつけずにガーゼなどを使いながら洗ったます。
本来顔まわりは汚れがつきやすいので泡をつけ洗うほうが良いのですが、難しく洗い残しの心配や泡が目に入ったらと思うと無理にしなくていいかなと思い、お湯でゆっくり洗うようにしてます。
ラファンシリーズのシャンプーは有名で、扱っている店舗は多いと思います。アクアゼオのほうは使ったことがないんですが〝イオンの力で洗う〟と言うのが気になります。
肌にも優しそうですし、除菌・消臭・除染・抗菌作用があるのは嬉しいですね。
シャンプーとコンディショナーがあり300mlで約2000円程なので手頃な金額ですね。
他にもトイプードルの毛の色用のシャンプーもあります。アプリコット用など何色かのタイプに分かれているので、そういったシャンプーも良いと思います。
シャンプー後は必ずコンディショナーをして下さいね。肌の乾燥を防ぎ巻き毛も手触りが良くなり絡まりにくくなります。
シニアのわんちゃんの場合は無理にシャンプーする必要はなく、ブラッシングし洗い流さないドライシャンプーやスプレーシャンプーなど利用してあげると良いと思います。蒸しタオルなどで拭き取りドライヤーで乾かしてあげるだけでもすっきりしますよ♩