トイプードルのドワーフタイプとは?
トイプードルは全部で3つの体型に分けられ、その中でも今人気な体型がドワーフタイプです。トイプードルの体型を決める時のに目安があります。
それは、体長と体高の比較で、体高とは胸骨端とという胸の一番突き出ている骨から、坐骨端というお尻の一番突き出たところまでを「体長」と呼びます。
それに対して、体高とは犬がしっかりと立った姿勢で、地面から背中のキ甲部と呼ばれる背中の一番突き出た部分を指します。
ドワーフタイプの場合、体長の長さに比べて体高の長さが短い場合の体型のことを言います。つまり、胴長で少々短足なプードルのことを「ドワーフタイプ」と規定されているのです。
どうですか?可愛らしいトイプードルがさらに愛らしく思えますよね。
そもそも、どうしてドワーフタイプの人気が出たのでしょうか。それは、やはりトイプードルで人気の「テディベアカット」が影響を与えているからです。テディベアといえば、ふっくらとしたお顔にまるまるとした胴体、そこに可愛く短めの足がついているのが特徴ですね。
それがトイプードルのテディベアカットにマッチしていて、胴体が長く足が短い方がより本物のテディベアのように可愛く見えるという理由から人気が出たのだと言われています。
それ故に間違った繁殖の仕方をするブリーダーが増えたのも悲しい事実です。しかし、ドワーフタイプのプードルの歩く様子や走り方なんかは見ていた可愛く微笑ましいものです。
トイプードルのドワーフタイプの値段相場
トイプードルのドワーフタイプの相場は一昔前は比較的安めでした。スクエアタイプがJKCのスタンダードで良いとされてきたこともあり、ドワーフは体型が良いとされなかったのです。しかし、現在トイプードルのドワーフタイプが人気になり徐々に値段も上がりつつあります。
相場としてはだいたい13万円程~25万円前後です。
ドワーフタイプでも、お顔が可愛かったり、人気の小さいサイズの子はやはり高くなります。中には50万円以上する子もいたりします。
神奈川県や東京などの都心のペットショップはお値段が高めなので、地方のブリーダーショップの方がお値段は安めなところが多いです。
トイプードルのドワーフタイプを飼う際の注意点
トイプードルのドワーフタイプを飼うにはいくつか覚えておくことやチェックしておくことがあります。それを頭に入れてからペットショップやブリーダーへ足を運びましょう。
トイプードルのドワーフタイプがどういう体型なのかを知っておく
ドワーフタイプは短足というのだけ覚えておけばいいというわけではなく、先程お話したような体長と体高の比較の仕方で覚えておきましょう。体長に対して体高が短ければドワーフタイプです。これなら確実にトイプードルのドワーフタイプが分かりますね。
必ず触らせてもらおう!
トイプードルのドワーフタイプを探す時に、ペットショップでもブリーダーショップでも必ず行って欲しいことがあります。それは仔犬を触らせてもらうことです。
体を触ることで骨格はどうか、どこか悪いところはないか、体を触った時に怒ったり噛み付こうとしたりしないかなどのチェックができます。
ただし、触る時は優しく触れて、穏やかな声で話しかけるようにしてあげてください。いくら仔犬だからと言っても初めて会う人には少々緊張します。仔犬がリラックスできるように緊張感を与えないように気をつけましょう。
ブリーダーショップの見学へ行こう
ペットショップでの購入になると、生まれ育った犬舎が見れませんが直接ブリーダーショップへ足を運ぶと仔犬たちの暮らしが見えておすすめです。
やはり生まれ育った環境は大事で、清潔で大事に育てられているかで後々の精神面や性格にも影響を及ぼしますし、健康面でも大きく関わります。
また、親犬を見ることも良い仔犬を選ぶコツです。親犬の大きさや体型がドワーフタイプであるかはもちろんですが、これから仔犬を迎えるにあたって性格がどうなのかも見極めなければなりません。親犬が明るく穏やかであるならばまず心配ないでしょう。
そして、次に大事なのがブリーダーショップのスタッフの対応です。愛情を持って育てているお店はアフターケアにも力を入れていますし、ドワーフタイプを飼うことでの良い点だけでなく、悪い点なども正直に答えてくれるます。
また、犬飼いが初めての方にはきちんとした飼育方法を教えてくれたり、普段のお手入れ方法も教えてくれます。逆に良い点ばかり言ってきたり、「飼育は簡単だ」というような感じでなんとか買わせようとばかりに売り込んでくる場合は信用できませんのでそのブリーダーショップはやめましょう。
こういうブリーダーショップは利益ばかりを考えて無理な繁殖をしている可能性があります。このような点を気にしながらブリーダーショップをチェックすると、良いトイプードルのドワーフタイプに出会えます。
まとめ
トイプードルのドワーフタイプは愛らしく、本当にテディベアが動き出したような可愛らしさと愛嬌を兼ね備えています。しかし、仔犬を選ぶ時には少々気をつけなければなりません。
まずは、トイプードルのドワーフタイプがどういう体型なのか熟知すること、そして仔犬の可愛さだけでなく、ブリーダーショップに足を運んで環境をチェックすること、親犬をみること。スタッフの対応などこれらがとても重要になってきます。
みなさんに、トイプードルのドワーフタイプとの良い出会いがありますように。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 匿名
ちなみに絶対にドワーフが欲しいなら、ダックスとのミックスを選ぶしかないですね。
女性 もふころ
胴長短足の犬が好きなので、一度見てみたいなと思いました。
40代 女性 ハロのママ
身体が長くて短足。
そこが可愛いくて主人が一目惚れしました。
40代 女性 匿名
よそのトイプードルをみると手足がシュッとして細身でスタイルいいのに、うちの子は胴長短足でなんでこんなにコロコロしてるのかと思っていました。