トイプードルにおすすめのシャンプーはどれ?
トイプードルの被毛は、くるくるとした巻き毛のカーリータイプと、軽いウェーブがかかっているコーテッドタイプの2種類の毛質があります。犬の毛質は個体差があるので、くるくるとした巻き毛にならず、ゆるっとウェーブがかかっているだけの子もいます。
子犬のときは緩いウェーブの被毛をしていることが多いですが、5~6ヶ月頃から被毛がカールしていき、1歳頃になるとくるくるとした巻き毛になります。
トイプードルは、ふわふわとした柔らかい被毛をしているので、シャンプーの種類によって、綿あめのような柔らかい被毛になったり、ゴワゴワした被毛になってしまったりと仕上がりが大きく変わってしまいます。
トイプードルの毛質や体質にマッチするシャンプーを使うことで、健康的で美しい被毛に仕上げることができるので、愛犬のためにこだわりの逸品を選んでみてください。
トイプードルのシャンプーの選び方
配合されている成分で選ぶ
被毛をふわふわに仕上げるために、トリートメントもできるシャンプーを選んだり、アミノ酸などの配合されている成分に注目して、シャンプーを選んでみるのもよいかもしれません。
シャンプーに含まれている成分では、虫よけやアロマの癒し効果があるラベンダー、消臭やフケ予防の効果があるティーツリーが配合されているシャンプーもあります。オーガニックにこだわったシャンプーもあるので、選ぶときにはぜひ成分にも着目してみてください。
肌のトラブル改善
乾燥しやすい、べたつきやすいなどの肌のトラブルを改善したいと思っているときは、薬用シャンプーを選んだり、被毛や肌に優しいシャンプーを選んでみてください。
乾燥には保湿成分のあるもの、べたついたりフケで悩んでいるときは、低刺激の薬用シャンプーなどを使用してみてください。
トイプードルにおすすめの人気シャンプー6選!
Amazonと楽天を参考に、人気のシャンプーを6つを独自のランキング形式で1位から6位までをご紹介します。
獣医さんの処方がなくても購入できる市販のシャンプーになりますので、皮膚に気になる症状があるときやアレルギーなどの不安があるときは、獣医さんと相談して使用するようにしてください。
6位|ゾイック スピーディワントリートメントシャンプーP プードル
ゾイック (ZOIC) スピーディワントリートメントシャンプーP プードルは、プードル専用のシャンプーです。
Amazonのレビューでも、トイプードルのくるんとした巻き毛もふわふわになったと、トイプードルの飼い主さんからも好評でした。トリートメントインシャンプーなので、お手入れもより簡単に行えます。
5位|ハッピーピーター オーガニックホホバとティーツリー犬用シャンプー
虫よけの効果もあるレモンユーカリ、殺菌や虫よけ効果だけではなくアロマの癒し効果もあるラベンダー、このほかオーガニックにこだわったホホバオイル、ティーツリー、フコイダン(海藻エキス)、ニーム、エミューオイルを配合したシャンプーです。
洗っているときは爽やかなアロマの香りがしますが、シャンプーが終わったあとに、においが残らないので、においに敏感な子でも使用できます。
アミノ酸も配合されているので、ふわふわで艶のある被毛に近づくことができます。ティーツリーは猫に使用するとアレルギーを起こす可能性があるので、猫には使用しないようにしてください。
4位|フジタ製薬 薬用 酢酸クロルヘキシジンシャンプー
殺菌や消臭の効果があり、動物病院でも使用されている低刺激のシャンプーです。口コミでは泡立ちが悪いという意見がありましたが、ふわっとした仕上がりになるという意見もありました。
トイプードルはもちろん、どの犬種でも使用することができるので、殺菌や消臭の効果を期待しているという方にはおすすめです。シャンプーのボトルには動物病院専用という記載がありますが、Amazonや楽天でも購入することができます。
3位|ノルバサンシャンプー
皮膚や被毛にも優しい低刺激で、洗浄や殺菌効果もあるノルバサンシャンプー。マラセチア皮膚炎などの皮膚病になってしまったときにも使用できますが、殺菌効果があるので、皮膚病の予防としても効果が期待できます。
泡をたくさん舐めてしまうと、胃腸や呼吸器に炎症を起こしてしまう可能性があるので、目や口に入ってしまわないように注意してシャンプーをしてあげてください。
2位|A.P.D.C. ティーツリーシャンプー&コンディショナーセット
消臭や消毒などの効果があるティーツリーをはじめ、6つの植物成分と紅藻エキス&植物性ヒアルロン酸が配合されていて、被毛をふわっとした柔らかい質感にしてくれます。フケ予防の効果もありますので、べたつきやすいフケが多いという愛犬におすすめです。
1位|クイック&リッチ 全犬種用トリートメントインシャンプー+ブラッシングトリートメント セット リフレッシュサボン
クイック&リッチは、トリートメント成分を高配合したライオン(日本製)のトリートメントインシャンプーです。高濃度のトリートメントの成分が、傷んでしまった被毛のキューティクルをコートしてくれるので、被毛が細いトイプードルにもおすすめです。
泡切れや水切れがよいので、シャンプーがしやすいのはもちろん、早く乾かすことができるところもクイック&リッチ トリートメントインシャンプーのポイントです。お手頃な価格なので、新しいシャンプーを試してみたいという飼い主さんにもおすすめです。
トイプードルのシャンプーはいつから始める?
生後何ヶ月頃からシャンプーをしても良いかは、色々と意見が分かれるところではありますが、生後3ヶ月頃であればシャンプーができるようになると言われています。3ヶ月から5ヶ月くらいの時期から、体調を見ながらシャンプーをしてみてください。
子犬の頃は体力があまりないので、ワクチンを打ってから1週間ほどはシャンプーを避けた方が良いです。子犬のシャンプーをするときは、ワクチンを打つ日程と被ってしまわないように注意してください。
子犬は体が小さいので、浅い桶などにお湯を入れて、溺れてしまわないように注意しながらシャンプーをしてあげてください。犬のシャンプーは、毎日する必要はありません。
シャンプーの頻度は、3週間~4週間に1回ほどのペースで行いましょう。
トイプードルをふわふわに仕上げるシャンプーのコツ
- シャンプーの前にブラッシングをする
- シャンプーでしっかり洗ってドライヤーをする
シャンプーの前にブラッシングをする
シャンプーをする前に、ブラッシングをして毛玉を取り除きましょう。初めにコームで毛の流れを整えて、コームに引っかかった毛玉を、スリッカーブラシで少しずつほぐしていきます。
愛犬が痛みを感じないように毛の根元を押さえて、力を入れすぎないようにブラッシングしていきましょう。
シャンプーの前にブラッシングをしていると、毛玉がほぐれて、被毛の流れも整うので、被毛や皮膚をしっかり洗うことができ、シャンプーの後にドライヤーをするときも乾かしやすくなります。
しっかり濡らしてからシャンプーをつける
シャンプーをつける前に、犬の体にシャワーをして体をしっかり濡らします。体を濡らしていると泡立ちもよくなりますし、体についている汚れを洗い流すことができるので、全体にシャワーをしておきましょう。
シャンプーが目に入ってしまわないように注意しながら洗ってください。顔はシャワーをかけられると嫌がることがありますが、トイプードルは涙やけをしやすいので、少しずつお湯をかけて顔周りもきれいにしてあげてください。
ドライヤーをかけながらブラッシングをする
シャンプーが終わったら、やけどに注意しながらドライヤーをしていきます。ドライヤーをしながらブラッシングをすることで、効率よく乾かすことができるので、しっかりと乾くまでドライヤーをしてあげてください。
まとめ
今回は、トイプードルにおすすめのシャンプーと、シャンプーやブラッシングのコツについて紹介しました。
トイプードルはふわふわとした柔らかい被毛が魅力ですが、お手入れをしないとごわっとしたり、脂っぽくなってしまうこともありますので、シャンプーやブラッシングでしっかりとケアをしていただければと思います。
香りや成分などはシャンプーによってさまざまなので、ぜひ飼い主さんと愛犬が好んで使用できるシャンプーを探してみてください。