トイプードルのしつけの必要性について
「トイプードルは賢い犬・・・だからしつけは必要ない!」
いいえ、そんな事はございません。どんなトイプードルでも必ずしつけは必要です。
人間に「ペット」として暮らす以上、人間と共生するための「ルール」が存在します。
この最低限のルールを守ることで、トイプードルと人間が気持ち良く生活しハッピーに暮らしていけるのだと思います。
まずは「家族」と「トイプードル」を一つの群れと捉えて、飼い主が毅然とした態度で接して、群れのボスが飼い主あることを分かってもらう事がスタートです。
ボスの命令は絶対です。この上下関係をトイプードルが理解することにより、愛犬にとってもストレスの少ないハッピーな関係が築かれていくのだと思います。
トイプードルに必要なしつけ「トイレ」
まず初めに必ず覚えさせておきたいしつけといえば「トイレ」のですよね。このしつけをしていないと、家の中、所かまわずの色んなところで粗相をされてとても困りますからね。必ず覚えさせるようにしましょう。
ただしこの時、粗相をしたから叱るのではなく、きちんとトイレで出来たから褒める。ここが大事だと思います。粗相を叱られると、犬が「排泄=いけないこと」と間違って認識をしてしまい、飼い主さんの前ではトイレを我慢して、隠れてするようになることがあります。
また、粗相をして叱られたことで、排泄をすればかまってもらえると勘違いをして、粗相を繰り返すようになる可能性もあります。粗相を見つけたら叱らずに静かに掃除をします。また、犬は排泄物の匂いが残っている場所に繰り返してする習性があるので、臭いを残さないようにしましょう。
そして、それぞれのトイプードルの生活リズムを見極めて「この時間帯によくウンチをするな~」というタイミングでお散歩に連れて行くのもおすすめです。
外でする癖が付くと家でしなくなるようです。我が家の子は外でしても、家に帰ってきて慌ててトイレに走っていきます。
そんな我が家のトイプードル。トイレトレーニングには長い時間を費やしました。
なかなかトイレを覚えられず、なにか良い方法はないかと毎日、頭を悩ませましたが4歳になる今ではトイレはほぼ完璧です。
しかし、踏ん張ってる途中で歩く癖がありスタートは合っているのに、ゴールがとんでもない所なのです。まだまだ悩みは尽きません。
トイプードルに必要なしつけ「噛み癖を止めさせる」
人間に対して牙を剥く。これでは人間もトイプードルもハッピーにはなれませんよね。
飼い主には従順なのに、他の人には噛み付くということもあるかもしれません。
色んな意見があると思いますが、我が家では甘噛みも許しません。遊んでいるときであっても、じゃれて噛み付いてきたら叱ります。
赤ちゃんの頃は歯が生え始める事もあって、よくじゃれて噛んできます。その時も、その都度叱ります。しかし何度、叱っても噛んできます。
ここは人間とトイプードルとの根競べです。歯がかゆそうだと思った時は、ロープのおもちゃなどを与えていました。
人間を噛む癖を付けたくなかったので、我が家では厳しくしつけました。
そして、叱るときは手をあげるのではなく、声のメリハリで伝えましょう。高音と低音の使い分けがポイントです。
トイプードルのしつけのワンポイントアドバイス
我が家ではいけない事をした時は「ダメ」という言葉で統一しています。
どんな言葉でも良いですが、言葉を統一することが大事です。家族によって違う言い方だとトイプードルを混乱させてしまいます。
そして「ダメ」を理解できたら、きちんと褒めます。これも大事です。
トイプードルに必要なしつけ「待て」
これは様々な場面で使えるので、教えておくべきだと思います。
例えば、お散歩中にリードが外れてしまった時。待てが出来れば危険を回避できるかもしれません。
お散歩中にリードが外れる事が無いようにするのが大前提ですが、万が一の時にも大切なトイプードルを守ることが出来るかもしれません。
そして、病院の診察の時にも役立ちます。飼い主の待ての指示に従えれば、スムーズに診察が出来ます。苦手な病院でのストレスも少しは軽減できるかもしれません。
これは毎日のご飯をあげる時に、練習すればすぐ出来るようになります。
我が家では勝手にエンドレス待てに突入し、「よし」と言っても反応しないことがよくあります。エンドレス待ての解除の仕方は謎に包まれています。
トイプードルに必要なしつけ「無駄吠えを止めさせる」
これは飼い主もストレスが溜まりますが、トイプードルだって疲れてしまいます。いつも気を張って吠え続けるなんて、気の毒です。
しかし「ワン」と吠えたからと叱るのでは、あまりに一方的過ぎます。叱る前に何故、吠えたんだろう?と考えることも必要です。
もしかしたら、飼い主さんに伝えたいことがあるのかもしれません。その時の「ワン」は無駄吠えではありません。意味がありますから。
我が家ではインターホンや他の犬の声に反応して吠える時は、「大丈夫だよ」と声を掛けたり、「教えてくれて、ありがとう」と言って飼い主も外の音に気が付いていることを伝えます。それでも吠え続ける時は「ダメ」と言って制します。
なので基本的には我が家は無駄吠えはしませんが、興奮して遊び始めると大きい声で「ワン」
と楽しげに騒いでいます。
楽しげなのは結構ですが、声が大きくて少々困っております。"小さい声で”を覚えてくれたら良いなと思っていますが、実現はしないでしょうね。
トイプードルはしつけやすい!
犬種による性格の傾向もありますが、個々のワンちゃんによっても性格は違うので、一概には言えませんが、トイプードルはしつけやすい方だと思います。
トイプードルは他犬種に比べて、飼い主を喜ばせたいという思いが強い様に感じます。また賢い子も多いので、コミュニケーションのツールとして様々な事を教えていくのも良いと思います。
例えば“おすわり”、”お手”、”おかわり”などは出来なくて困ることはありませんが、トイプードルとのスキンシップの時間に、このような芸が出来るとトイプードルと触れ合う時間も楽しさがアップします。
我が家では上記のような芸を教える時に、おやつを与えたことはありません。おやつを見ると興奮して、芸どころでは無くなってしまうのであげられません。
出来た時に褒める、そして飼い主の喜ぶ姿にトイプードルは満足するとのだと思います。その証拠にご褒美のおやつが無くても、色々と覚えてくれています。
ただし、ある程度の割合で出来るようになってきたら、おやつをあげる時にも芸をやらせます。
きちんと覚えられると興奮していても、出来るようになります。
トイプードルに合ったしつけ方を見つける
前述したように、トイプードルは飼い主を喜ばせたいという感情が強いので、叱ってしつけるより、褒めてしつける方が向いていると思います。トイプードルは人間が大好きですので、上手にできたら撫でてもらえたり、大げさに褒められたりすることで、再び頑張ろうとする賢い犬種です。
あまりに長い時間繰り返してしつけをすると、犬にとってもストレスになりますので、しつけの時間は短く、毎日少しずつ行うことも大切です。
また、トイプードルは活発な犬種ですので一緒に遊びながら楽しくしつけられたら素敵ですね。
我が家では、おもちゃの引っ張りっこをしながら「離せ」を教えたり、お腹を出してきたら「ゴロン」と声をかける様にして覚えさせました。
「ゴロン」はブラッシングの時などに自分から転がってくれるので、お互いに楽しくお手入れが出来るようになりました。
名前を呼んで「おいで」の練習もしました。呼び戻しが出来るとドッグランでリードなしで遊ばせる時も安心です。
まとめ
トイプードルのしつけについて、ここまで色んなことを書きましたが、一番大切なことは飼い主もトイプードルも“ハッピー”でいるという事です。
個々のトイプードルによって性格も好みも違います。十人十色ならぬ十犬十色です。我が家のトイプードルに通用したことが、他の子にも通用するとは限りません。
飼い主と愛犬の“ハッピー”はその相互間でしか見つけられません。愛するトイプードルに向き合い、悩み、答えを見つける。
この作業がトイプードルと“ハッピー”で暮らしていく何よりの“秘訣”だと思います。
ユーザーのコメント
30代 女性 もこじ
でもみんなトイプードルなのに、バラバラな性格をしています。個々の性格や育て方で変わるんだなぁと実感します。中でもワガママで犬に対して吠える子が私の周りのトイプードルには多いです。
見た目の可愛さや「頭がいい」「飼いやすい」と言われてる分、甘やかして育ててる人も多いのでしょうね。
どんな犬種でも飼い主の育て方、躾方次第と改めて思いました。
20代 女性 小夏
無駄吠えもあまりしないですし、毛もあまり抜けないですし…飼いやすいですし、しつけもわりとしやすいと思います。
30代 女性 TIKI
パピーの頃から元気一杯に動き回っていましたが、しつけはとてもしやすかったようです。叱った事や褒めて教えた事などはきちんと守るし、他のワンコとのコミュニケーションも問題ないようです。母曰く、とても飼いやすく頭のいい犬種のようです。
30代 女性 匿名
やはり、トイプードルでも様々な性格があり、またしつけはやはり大事ですね(^_^;)
30代 女性 ぷゆきり
躾や性格は飼い主さん次第でかわります。
飼うにあたっての注意は月1トリミングは必要になります。自宅でのシャンプーの際は、きちんとスリッカーブラシなどをつかいながらドライヤーをしないと毛が絡まるので気をつけてください。
30代 女性 ルナ
ビックリするくらい毎日ハイテンションで元気いっぱいです。
おとなしくて飼いやすいとよく聞きますが我が家のトイプードルはおとなしくはないですねー。
まだまだ幼いからなのかな?とも思いますが躾は比較的しやすくは思っています。
トイレよりもオスワリとマテを先にマスターしちゃいました。
どの犬種もそれぞれ飼い主の躾でだいぶ変わると思います。
40代 女性 ぱん
犬の性格はさまざまですよね。聞き分けがいい子もいれば、頑固な子もいます。
そしてしつけをする場合、声の使い方を分けるといいと言われます。
叱るときには低音で短く、褒めるときには高音で。
また叱るときには愛犬の名前を呼ばないこと。
もし叱るときに名前を呼んでしまうことが癖になると、犬は”名前を呼ばれる=叱られる”と学習し、飼主がいざ名前を呼んでも愛犬は近寄って来なくなります。しかしこれが案外難しくて、叱るときについ名前を言ってしまう飼い主さんが多いようです。
そしてアイコンタクトを必ずすること、飼い主が落ち着いて冷静に言うことはとても重要です。
わたしの愛犬はパピースクールに通い、しつけの方法などを学びました。
最初は愛犬はドッグトレーナーさんの言うことは聞くのに、飼い主の言うことは聞かないなんてことも多々ありましたが、コツなどを習いながら愛犬と一緒に成長し、無事に卒業することが出来ました。
もし躾で迷っていることなどがあればスクールや獣医師さんに聞いてみるのもひとつの方法だと思います。
女性 匿名
なかなか手強く裏の裏を読んだりするし、いぬに依っては冗談もわかる気がします。
素直な子もいてそんな子は教えた事をそのまま覚えてくれます。
躾に失敗してもフレンドリーで甘えん坊なので憎めずうまくやっていける気がしますが、吠えるのだけは耳を塞ぎたくなります。
私は失敗したと思っていますが、原因は我慢比べに負けてしまったことかと思います。
30代 女性 5わんこオカン
11歳は里子なので成犬で来ましたが、新しく飼い主になった私にも直ぐに打ち解けましたので里子を考えておられる方にもオススメの犬種だと思います。
無駄吠えは多少しますが、短いコマンドで吠え止める様に躾けるのも他の犬種に比べると簡単だと思います。
頭が良い故なのか嫉妬深い犬種だと感じますので、多頭飼いされる場合は万遍なく愛情を与える必要があるかと思います。
女の子ばかりの多頭飼いはオススメ出来ない犬種だと思います。
30代 女性 コビン
とても賢くて割とすぐなんでも覚えますが 嫌なこともすぐ覚えるのでハウスと言ってもまだ遊びたい時は入らないなどずる賢い1面もあると思います
そして賢いからと言ってしつけしなくていい訳では無いので それなりにしつけ教室に通っていろいろ教えてあげるのがその子のためには良いのかなと感じています
50代以上 男性 Jack
名前を呼んでも来ません
40代 女性 ショコラの母代わり
ぬくもりが、大好きな❤️ワンコです。可愛いので飾りがいあります。毛並みは年ごといろあせていくようです。基本狩猟犬だったので、ご飯や獲物、おもちゃをとりかえそうとすると とても怖いです。
扱い方がわからず保健所にも、トイプードルいるみたいで 予防接種の際 飼わないかうながされました。 精神的に大人は柴犬かなあ。前のワンコはむだ吠えなし。うちのトイプードルはやたら お話吠えて アドバイスにはならないなあ。
10代 女性 ショコラ
トリミングは少なくとも月に1回は必要です。正直言うととても高いので今では私が切っています。
アマガミは噛まない!と言うとやめるので褒めるとまた噛むの繰り返しでした。
でも1番大事なのは性格なので愛情たっぷりに育ててあげて下さい。
どんなワンチャンでも飼い主には可愛いですから。(笑)
50代以上 女性 匿名
20代 女性 まりもママ
現在4カ月で、まだまだ遊び盛りです。笑
わんちゃんも好きですが、人間の方がもっと好きです!
初めましての方にもしっぽぶんぶん振って撫ででください!!っと言わんばかりにお腹をころころしながら見せてとても嬉しそうです?
人見知りも犬見知りもしないのでお散歩しやすいです!
これはトイプーちゃん個性なのでそれぞれですが?
最近では「おトイレはー?」と言うとおトイレしてくれて嬉しいです?
私よりも私の親を下に見ていて、甘噛みでも本気がみに近いのが多いです…親はやっぱりなめられてるんでしょうか??笑笑
親は怒る時でも高めの声を出して怒るのでそこがダメなんだと思います。何回も言ってるんですが…笑
家族共に成長できたらいいです笑笑
20代 女性 ゆず
また、トイプードルはトリミングの必要なワンちゃんですから人に触られるのを慣れて置かなくてはいけません。幼い頃から多くの人と触れ合って社交性を身につけさせておくと良いかなと思いました。