犬の足を綺麗にする方法①タオルで拭く
犬の散歩後に足を綺麗にする方法として最も多いのが濡れタオルやウェットシートで足を拭くことだと思います。特に小型犬の場合や泥だらけになっていない場合などはサッと拭くだけで簡単に綺麗にすることができると思うので、基本的には拭くだけという家庭が多いのではないでしょうか?
タオルなどで足を拭く際には、まず爪や肉球の間に残っている砂やごみなどを手で払い落してから拭くようにします。大きな汚れが残ったまま足を拭いてしまうと逆に汚れを伸ばしてしまったり、砂などで肉球を傷つけてしまうことがあります。
砂やごみを落とした後、濡れたタオルやウェットシートをトントンと叩くようにして拭きます。強い力でゴシゴシとこすってしまうと肉球を痛めるので、ごみを事前に払い落とした上で表面の汚れを軽く拭くようにして綺麗にします。濡れたタオルで足を拭いた後は足が濡れたままになってしまうので、できれば乾いたタオルで水分を取るようにして仕上げ拭きをするようにしましょう。
足拭き用タオルはどのようなものでもかまいませんが、扱いやすいようにハンドタオル程度の小さなものがおすすめ。また、爪が引っかかってしまわないようにループパイル地のものは避け、毛足の短いタイプのタオルを使うといいでしょう。
犬の足を綺麗にする方法②シャワーで洗う
お散歩から帰るたびに足を洗うという人もいると思います。特に公園などでしっかり遊んできた時や雨上がりのお散歩などでは足がドロドロになってしまうこともあるので、拭くだけでは綺麗にならない場合もありますよね。汚れをしっかりと落とすことができるという点では足を洗うことがベストだと思いますが、洗う場合にはいくつか注意しなければならないことがあります。
足を洗うことで皮膚を守るために必要な皮脂までが洗い流されて、皮膚が乾燥しすぎてしまうことがあります。そのため皮膚からふけが出たり、肉球がひび割れてしまうことがあるのです。また、洗った後にしっかり乾燥させずにいると湿った足裏で雑菌が繁殖したり、足指の間の毛が赤茶色に変色してしまうことも。足を頻繁に洗う場合には、しっかり乾燥させるようにし、皮膚の状態に合わせて肉球クリームなどで油分を補うなど適切なスキンケアを心がけましょう。
犬の足を綺麗にする方法③専用ブラシカップを使う
最近では犬の足を洗うための専用グッズも販売されています。内部にシリコンブラシがついているカップで、水を入れた後犬の足を差し込むことで汚れた肉球や爪、指の間の汚れをしっかりと洗浄することができるのです。
タオルで拭くことなどに比べて摩擦が少なく肉球などの皮膚を痛めにくく優しく洗い上げることができる上、適度な刺激で肉球マッサージ効果もあると言われています。少量の水で綺麗に洗えるので、玄関先に粗い場所がなくても使用できますし、節水・時短にも役立つと注目を集めています。中には、自動でブラシが動き足を洗ってくれるタイプのブラシカップも販売されているようですので、犬のタイプに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
お散歩後に足を綺麗にすることは毎日のことなので、飼い主さんにとっても手軽で簡単な方法がうれしいですよね。しかし、毎日のことだからこそデリケートな肉球への負担が少ない方法で足を綺麗にしてあげるということも大切です。足を綺麗にする方法として、拭くことも洗うこともどちらも問題ないと思いますが、足に必要以上の負担をかけないように心がけて丁寧にケアをしてあげましょう。