犬もいじけるの?
あなたは犬が「いじける」と聞くとどんな姿を想像しますか?
犬と暮らしたことのある人なら一度はいじける姿をみたことがあると思います。犬はとても感情表現が豊かで、いじけることもあるのです。
そもそも「いじける」とは、広辞苑によると、
- 1、恐ろしさにちぢまりすくむ。
- 2、寒さのためにかじかむ。
- 3、ひねくれて臆病になる。のびやかでなくなる。
と3つの意味があります。
今回の記事では、3番目の意味である「ひねくれて臆病になる。のびやかでなくなる。」の状態の時に、犬がする仕草をご紹介したいと思います。ではさっそく見ていきましょう!
いじけているときの仕草1:飼い主から離れる
飼い主さんが大好きで、いつもそばにいる愛犬が、ふと離れていることはありませんか?それはもしかすると「いじける」ているのかもしれません。
原因の例として、
- 愛犬が遊んでと言ってきたのに相手をしなかった
- 散歩に行くようなそぶりをしたが行かなかった
- 飼い主さんは美味しそうなものを食べているのに分けてくれなかった
- 仲間はずれにされていると感じている
などの理由が挙げられます。
このように犬が感じた場合、わざと飼い主さんから離れて寝たり、自分のケージやお気に入りの場所で寝たふりをすることがあります。
いじけているときの仕草2:隠れる
テーブルの下に隠れたり、飼い主さんから見えないところに隠れたりします。私の愛犬もいじけたりすねた時や、怖いことがあったりするとお風呂場の脱衣所に隠れます。そのまま何十分もお風呂場で寝ていることもあります。うちの場合は、お風呂場まで迎えに行くといつもどおりの状態に戻ってくれます。
あなたの愛犬や周りのワンちゃんはどうすれば機嫌を直してくれますか?十犬十色で面白そうですね。
いじけているときの仕草3:仮病を使う
犬が使う仮病の例として、
- ごはんをわざと食べない
- しんどそうに寝ている
- 散歩に行きたがらない
- 好きなものに興味を示さない
などの行動が見られます。仮病か本当に病気かの判断が難しいですが、愛犬の機嫌がなおって、行動も改善されれば仮病の可能性が高いです。飼い主さんを心配させて興味を引くことができると思っていると考えられます。これをやるワンちゃんは頭脳派ですね。
いじけているときの仕草4:同じ個所を舐め続ける
犬はストレスを感じると、自分の体(手など)をしつこく舐め続けます。いじける原因となったことに対してストレスを感じており、そのストレスを和らげるためにこの様な行動をとります。
体をなめ続ければ皮膚が濡れたままになり炎症を起こしたりする恐れがあります。愛犬がこのような行動をしているな、と気付いたら気を他のことに逸らせるなど対処しましょう。
その他にも、自分のしっぽを追いかけ続けたり、ものを壊すなど破壊行動をしている場合もストレスが溜まっています。愛犬の行動をよく観察してこのような行動を起こさせないようにしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬がいじけているときは、飼い主さんに何かを伝えたいのですね。
愛犬がいじけているときは、謝ったり、構ったり、そっとしておいたり・・・その子の性格に合わせて反応してあげてくださいね。あなたと愛犬のコミュニケーションに役立てられれば嬉しいです。