犬は留守番中に何をして過ごしているの?
犬を飼っている人ならば、「私たちが外出している間、愛犬はどのようなことをしているのだろう」と気になった事があるでしょう。中にはカメラを設置して、愛犬の様子をモニターで見れるようにしているご家庭もあるかもしれません。では、犬は留守番中、どのようなことをして過ごしているのでしょうか。
1.おもちゃで一人遊び
まず、飼い主さんが外出した後にとる行動として、おもちゃで一人遊びをするという過ごし方が挙げられます。やはり何もしないのは退屈ですから、自分のお気に入りのおもちゃを引っ張り出してきて、噛んだり、時には自分で投げて取りに行くなど、1人遊びをしている子が多いです。
おもちゃの中には知育玩具などもありますので、知育玩具の中におやつをいくつか入れ、頭を使って取り出すという物も退屈しのぎには最適です。外出時間が長いという方は、知育玩具を与えてあげると良いでしょう。
2.昼寝
続いて昼寝です。犬は人間に比べて浅い睡眠を長く繰り返すのが特徴です。そのため、眠りは浅いものの、人間よりも長く睡眠時間を取っているのです。その内に昼寝が含まれています。
大好きな飼い主さんがいない留守番中は、おもちゃで遊ぶことと昼寝をする事がメインである子が多いです。基本的に飼い主さんが外出した直後はオモチャで遊び、それに飽きたら昼寝をするというパターンが多く見られます。
3.ひなたぼっこ
愛犬が留守番している部屋が日が当たっているのであれば、ひなたぼっこをして気持ち良く昼寝をしたり、ウトウトしたりしていることもあります。人間も日向でぼーっとすると気分が良くなる事がありますよね。犬も同じなのです。
筆者の家で飼っている愛犬は、家族が帰ってくると出迎えてくれるときと、ひなたぼっこをしたまま寝てしまったのか、そのまま日が当たっている場所で横になって寝ている事があります。やはり犬もひなたぼっこが好きなのです。
4.飼い主の匂いが付いた物を物色
飼い主さんがいない寂しさを紛らわすために、飼い主さんが着ていた衣服や、飼い主さんの匂いが付いている物を物色し、それを手元に持ってきて安心感を得る子もいます。中には出掛ける前に、飼い主さん自身が飼い主さんの匂いが付いているハンカチなどを手渡す事もあるでしょう。
「そういえば、ここに置いておいた服がなくなっている…」なんてことはありませんか?もしかすると、留守番中にあなたの愛犬が飼い主さんがいない寂しさを紛らわすため、その服を抱いて寝ていたのかもしれません。
5.飼い主が帰ってこないか何度も確認
飼い主さんが大好きな犬にありがちな行動の1つに、飼い主さんが外出してから帰ってくるまでの間に不定期で窓辺やドアの方に近寄り、「飼い主さんはいつ帰ってくるんだろう」と確認しに行く子も多いです。
留守番中の愛犬の様子を観察するために、モニターを設置して外出先から確認したら、昼寝とドアへ向かうという行動を繰り返していたという例もあります。今か今かと飼い主さんの帰りを待っている愛犬の姿を見てしまっては、「早く帰りたい!」という気持ちになりますよね!
6.いたずら
飼い主さんが外出し、1人で留守番をする事で分離不安症の症状を出す子も珍しくありません。その行動の1つにいたずらがあります。ゴミ箱を荒らしてしまったり、家具を感で破壊してしまうなどの行動が当てはまります。
これらの行動の多くは、飼い主さんがいない寂しさをどうにか紛らわそうと、いたずらをすることでそちらに意識を向けさせようとする犬の心理が隠されています。
外出前に「行ってくるね」や「お留守番お願いね」と毎回言う事で、「今から飼い主さんがいなくなる」と不安状態に陥ってしまい、留守番中に問題行動を起こすというケースが多いです。なるべく外出前は、普段と変わらない態度で接し、声かけはしないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように留守番中には様々な行動をしています。特にオモチャで遊び、その後昼寝をするというパターンや、それに加えて窓の方へ様子を見に行くという子が多いです。気になる方はペット用のモニターを設置して観察してみてはいかがでしょう。愛犬の意外な姿を観察する事ができるかもしれません。
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