犬は満足したとき、どんな行動をするの?
犬を飼っている人にとって、愛犬が幸せに暮らせるようにしてあげたいですよね。ですので、愛犬が日頃から満足しているかどうかが気になるし、満足しているときにはどんな仕草をするのか知りたいと思います。
今回の記事では、そんな「愛犬が満足した時にする行動や仕草」を5つご紹介していきます。では早速、見ていきましょう!
満足したときの5つのしぐさ
満足したときのしぐさ1:お気に入りの場所で寝る
愛犬のお気に入りの場所というのは、安心して休める場所です。そんなお気に入りの場所で休んでいる、寝ているということは、何も欲求が無く「穏やか」な状態と言えるでしょう。お腹も空いていない、運動も足りている、寂しくない…などといった満足した状態の時にお気に入りの場所でスヤスヤと寝るでしょう。
満足したときのしぐさ2:背中を地面にこすりつける
犬の愛情表現として、飼い主さんや好きな相手に対して自分の身体をこすりすけるような仕草をすることがあります。また、食事や遊んだ後に「頭や背中を床にこすりつける」ような仕草をした場合、欲求が満たされて「満足している」と考えることができます。
満足したときのしぐさ3:口をゆるめて舌をだす
犬が舌を出して「笑っている」ように見えるときのことです。呼吸が穏やかで、このような仕草をしていれば「満足している」と読み取ることができます。
一方、呼吸が荒く(ハァハァと小刻みに呼吸をしている)場合は、気温が熱くて呼吸が苦しいと感じています。熱中症にもつながりますので、涼しい所で水分補給をしっかりするなど適切な処置をしてあげましょう。
満足したときのしぐさ4:深いため息をつく
一見、不満があるように思えますが、寝ているときなどに「フ〜ッ」とため息をつく場合は満足している気持ちのことがあります。人間で言うと、温かいお風呂に浸かったときに出るため息と似ていますね。
私の愛犬も、冬場はコタツに入って寝ているときに「フ〜ッン」と大きなため息をついています。とても可愛くて大好きな仕草のひとつです。
満足したときのしぐさ5:ボーッとしている
一見、暇で退屈なのかな?と感じますが、安心しているときは、伏せた状態でボーッとしていたりウトウトしていることがあります。
満足している!?と間違えやすい仕草
私たち人間には「満足・リラックスしているのかな!?」と思える犬の仕草でも、実は違う意味を持つ仕草や行動があるのです。いくつかご紹介します。
しっぽを振っている
喜んでいるときにしっぽを振るということは有名ですが、実は「警戒している」「興奮している」「緊張している」ときにもしっぽを振ります。
あくびをしている
人間ですと、眠たいときやリラックスしているときにあくびをすることが多いですが、犬は「緊張している」ときに自分や相手を落ち着かせるためにあくびをすることがあるそうです。
手を舐めている
ペロペロと自分の手を舐めている様子は可愛くて癒やされますが、実は犬のストレスサインかもしれません。しつこく自分の手をなめ続ける場合は、ストレスや満たされない欲求があるでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?愛犬が毎日満足して暮らせるように、日々観察をしてより良い環境や対応を考えていきたいですね。