なかなかウンチする場所が決まらない!
散歩のとき。愛犬がウンチをしそう!いや、まだしない。お、そろそろ?あら、まだしない。。。ウロウロと動き回って時間をかけて地面のニオイを嗅いだものの、なかなかウンチをしない。もう今日はウンチなしか?!と諦めかけた途端、ついにポジションが決まる。なんてことはありませんか。
いったいどうして犬はウンチをする場所を選ぶのに時間がかかるのでしょうか。今回はその謎を調べてみました。「犬がウンチをする場所を決めるのに時間がかかる理由」をご紹介します。
ウンチをする場所を決めるのに時間がかかる理由
1.「今ではない」
臭いを嗅いでウロウロしてみたものの「今ではない」。犬の気持ちは排便に向かっていても、体は排便の準備ができていない。ただ、それだけのことも考えられます。まだ排便の準備はできていないけれど、犬自身は「ウンチ=散歩中」の認識で、つい排便前の行動を見せているのかもしれません。犬は決められた時間に同じ行動を取りたがります。いつもと違う時間にご飯を与えたり、散歩に行ったりした場合、体は今ではないといった状況が起こり得るのです。
2.より「目立つ場所」を探している
犬にとってウンチはマーキングの一つです。嗅覚の優れた犬にとって、自分のニオイがするものは自分の存在を伝える大切なものです。ウンチももちろんその一つ。そんな自分の存在を伝えるウンチ。どうせならより「目立つ場所」へ残したいのだそう。ウンチの前に同じ場所を回るのは、周りの草などを押さえることで自分のウンチを目立たせるためだとも言われています。よりニオイが目立つ場所を探しているため、時間がかかっているのです。
3.相手の「ニオイを消したい」
マーキングには自分のニオイを目立たせるのと同じく、誰か別物のニオイがついている場所からはそのニオイを消したい(上書きしたい)という気持ちがあります。別物のニオイを消すことで、より自分のニオイを目立たせることもできます。こういった理由から、どこからか漂ってくる別物のニオイの場所を特定しようとして時間がかかっているのかもしれません。
4.「集中」できない!
排泄行為は犬にとって無防備になるタイミングです。そのため排泄はできるだけ安心できる場所で行いたがる傾向にあります。周りが騒がしかったり、他の犬がいたりする影響で犬が集中できずになかなかウンチを出せないということが考えられます。そのためいつまでも場所を探してウロウロとしているのかもしれません。
5.「健康上の問題」がある
最も注意したいのが健康上の問題を抱えているケースです。ウンチをする際にあまりに時間がかかる、長い時間いきんでいる、苦しそうにしている、というような状況の場合、何かしらの健康問題が生じている可能性があります。便秘になっていたり、肛門に痛みを抱えていたり、腸閉塞などの疾患を患っている危険性があります。ウンチの際に痛がっている様子や苦しそうな様子が見られたら、なるべく早く動物病院で診察を受けるようにしてください。排泄の問題は時として重篤な問題を抱えている可能性がありますので要注意です。
まとめ
ウンチをする場所を決めるのに時間がかかる場合、最も注意したいのが健康上の問題を抱えているケースです。その点が問題ない場合、なるべく食事や散歩の時間を決めることで、同じ時間に同じ場所でウンチをするようになります。なお、外でしか排泄ができなくなってしまうと飼い主の留守や愛犬が年老いた時に苦労します。できれば排泄は室内の決められた場所でさせるようにしておくといいかもしれません。
ユーザーのコメント
女性 匿名
うちの子は急にもよおすらしく、すっと腰を下ろし、少しずつ前進しながら出します。出したら見向きもせずに歩き始めます。
50代以上 女性 匿名
困ってしまいます。
40代 男性 匿名
40代 女性 さぁ
目立つように…なるほど!と思いました!
50代以上 女性 匿名
50代以上 女性 匿名