犬を撫でる時に喜ばれる場所
犬は大好きな飼い主さんに撫でられたり、触られたりとスキンシップをされることが大好きです。その理由は、触られることで愛情を感じる事ができるからですが、犬にも「ここを撫でて欲しい!」という撫でると喜ぶポイントがあります。
1.脇の下
「脇の下が気持ちいいの?」と意外に思うかもしれませんが、普段、痒くても自分で掻くことのできない脇の下は、飼い主さんに撫でられると嬉しいと感じる犬が非常に多いです。脇の下を撫でるようにさすってあげたり、軽くツボ押しのように揉んであげると、気持ちよさそうに目を軽く閉じる子もいますよ!
この脇の下という場所には、ツボがあると言われているため、ここを軽く揉むように押すことでツボ押し効果もあるのでしょう。
ちなみに筆者の愛犬も脇の下を撫でられたり、触られる事が大好きなため、眠そうな時に脇の下をさすってあげると、そのままウトウトして眠りに就いてしまうことがあります。
2.耳の後ろ
頭を撫でられることを嫌がる子は多いですが、耳の付け根であり後ろの部分でもある場所は、擦られたり軽く撫でるように揉んであげると喜ぶ子が多いです。
ここはツボにもなっているため、先ほどの脇の下と同様、ツボ押し効果にも繋がっています。耳の後ろはリンパがたまりやすい場所とも言われるため、そこを軽く押すだけでも血流が良くなる効果が期待できます。
つまり、耳の後ろの部分は人間のマッサージ効果と同じような気分を味わえる場所なのです。ぜひ軽く2本の指でくるくると擦ってあげてくださいね。
3.顎の下
犬が撫でてあげると喜ぶポイントとして有名な場所に「顎の下」が挙げられます。犬を飼っている方であれば、いつも顎の下を撫でてあげているという人も少なくないでしょう。
片手で顎の下を撫でるように擦ってあげるのも良いですが、両手で顎の下の両端を揉むように軽く撫でてあげるのも喜びます。ここを触ってあげると気持ちよさそうにアイコンタクトをしてきてくれる子もいますよ!
4.尻尾の付け根
尻尾は触られることを嫌がる子が多いと言われますが、それは尻尾の先端を触っているからでしょう。尻尾の付け根の場合、犬は喜ぶ子が多いですよ!
犬は感情が動く際、尻尾も動いてしまうことが多いです。そのため、尻尾が動いている時間が長く、疲れを感じている子も少なくありません。そんな尻尾の付け根を優しく擦ってあげる事で、疲れをほぐしてあげることができます。
しかし、これは飼い主だから許される撫でポイントと言っても良いでしょう。知らない人から急に尻尾付近を触られることは好みません。
こんな場所は撫でないで!
基本的に、犬は頭を上から撫でられることを嫌います。「撫でる」と聞くと頭を撫でるという絵が思い浮かぶ人も多いですが、上から頭を撫でてしまうと、犬は恐縮してしまい、あまり良い気分にはならないのです。
特に知らない人から頭を撫でられると、攻撃されるかもしれないという恐怖心から怯えてしまったり、中には唸ってしまう子もいます。
「飼い主から撫でられている時は、特に嫌そうな素振りを見せないよ?」という人もいますが、大好きな飼い主さんだから、と意外にも我慢している状態であることが多いです。または、飼い主さんが犬の気持ちをしっかり理解していることから、犬の目線にしゃがみ込み、頭から首下にかけた広範囲を撫でている場合には、不快感を感じていないことが多いです。
そして撫でられたり触られたくない場所は頭だけではありません。基本的に体の先っぽに当たる場所は撫でられることを拒みます。例えば尻尾の先端や足の先など、細かい部分にはなりますが、このような場所を触られると、反射的に足を引っ込めるなど嫌がる仕草を見せます。
触られて嫌だと感じる場所は人間もありますよね。犬も同じような気持ちですので、嫌がる場所をわざわざ触るようなことはしないであげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように犬は撫でられて嬉しいポイントが存在します。その多くが疲れが溜まっている場所だったり、ツボとなっている場所ですので、撫でるだけでなく、軽くマッサージをしてあげると喜んでもらえるでしょう。
ユーザーのコメント
女性 こじろう
耳の中も気持ち良いようで、頭を下げて近づいてきます。
全身マッサージをするとお腹を見せて本当に幸せそうです。
愛犬が喜ぶマッサージ。沢山触れて幸せを感じています。
50代以上 女性 あらしば
頬から耳の後ろ、アゴ下、耳のなか、一度ぶるぶるさせてから、背中全体、しっぽ付け根から先へ、鼠径部、おしりと順に拭きながらマッサージします。抱き上げて、顔や首筋、肩まわりの筋肉を拭きマッサージしている最中に、もう片方の手で手足を拭きます。嫌な場所を拭くときは違う場所を強めに刺激すると、そちらに意識が向くのでおすすめです。
気持ち良さそうな、ちいさなため息が出たら、私も幸せになります。