犬が悲しい鳴き声を出すのはどうして?
犬の鳴き声にはいくつか種類がありますよね。楽しいときに「ワンッ」と短く吠えたり、見知らぬ人に「ワンワンワンワン!」と警戒してたり、「クーンクーン」と甘えるような声を出したり…。犬は言葉を話すことが出来ない代わりに、様々な表情や鳴き方、仕草によって感情を伝えてくれます。そこで今回は、「犬が悲しい鳴き声を出す時の心理」に注目して、その時の気持ちや理由をご紹介していきます。
ではさっそく、見ていきましょう!
1.お散歩行かないの?
ほとんどのワンちゃんはお散歩が大好きですよね。そんな1日の一大イベントであるお散歩に行きたい気持ちが強くて、悲しそうに聞こえる鳴き声で訴えているのでしょう。うちの愛犬は、夕方になるとソワソワしなが「クーンクーン」と小さな声で鳴いています。お散歩に行くと落ち着くので、お散歩に行きたいという表現なのですね。
2.お腹空いたよ!
ご飯の時間が近づいたときや、お腹が空いているときなどに「何かちょうだいよ〜」といった気持ちで鳴いています。犬の1日の中でも1番の楽しみと言っても過言ではないゴハンの時間。待ちきれなくて「クーン」と切ない声を出してしまうのではないでしょうか。
3.どこ行っちゃうの?
飼い主さんや家族が出かけるとき、悲しそうな声で鳴いていませんか?自分だけがお留守番と感じた時、「一人にしないで!」と悲しい感情になってしまいます。お留守番中も鳴き止まない場合は、分離不安性の可能性もありますので、その場合は正しい対応をして改善できるようにしましょう。分離不安性の改善には様々な方法があると思いますが、「犬と人間の違いを理解し、愛情を持って接する」ことがポイントですね。
4.怖いよ!助けて!
犬が恐怖を覚えた時にも「クーン」と鳴き声を出すことがあります。悲しい時の声との見分け方は、恐怖を感じている場合は震えていたり、しっぽが垂れ下がって身体の内側に入り込んでいます。愛犬が「怖い」というサインを出している時は、早く恐怖の原因を取り除いて助けてあげましょう。そうすれば、頼りになる飼い主さんとして上手く信頼関係が築けるでしょう。
5.甘えたいよ〜
飼い主さんと一緒の空間にいるけど構ってもらっていない状況の場合、飼い主さんの注意を引くために「クーンクーン」と悲しそうな声で鳴くことがあります。「犬の要求に応えてはいけない」などと言うしつけ方法もありますが、この場合には当てはめなくていいと思います。人間にも甘えたい時や寂しくなるときもありますよね。愛犬が甘えたい時は満足するまで甘えさせてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬が悲しい鳴き声を出している時には、いろいろな心理があるのですね。どの心理にも共通して言えるのが、「何かを訴えたい時」に悲しい鳴き声を出しているということが分かりました。愛犬や周りのワンちゃんが「クーンクーン」と悲しそうに鳴いている時は、「何がしたいのかな?」と考えて、お願いを叶えてあげましょう!