犬に眉毛ってあるの?
日頃から愛犬を観察している私たち飼い主ですが、犬の眉毛はあまり気にしたことが無いという方も多いのではないでしょうか。「そもそも犬に眉毛ってあるの?」という素朴な疑問も聞こえそうです。
答えから言ってしまうと、犬に眉毛はあります。犬の体は被毛で覆われているため、被毛以外の毛である眉毛は区別することが難しいのですが、しっかりあるんです。しかし、目の上辺りに2~3本太くて硬い毛が生えているだけなので、やはりわかりにくいです。
人間の眉毛は一般的に汗が目に入るのを防ぐためだと言われています。では、犬の眉毛はどのような役割を果たしているのでしょうか。2~3本では汗を防ぐことはできませんし、そもそも犬は汗をかきません。
実は犬の場合、眉毛の役割として平衡感覚や幅、さらに温度や風向きなどを測ったり感じるためについているとされています。しっかりとした役割があるんですね。
しかし、犬は多くの方がご存知の通り、嗅覚や聴覚が非常に優れています。そのため、眉毛よりも嗅覚や聴覚に頼ってしまうため、厳密にはあまり使用されていないと言っても過言ではないでしょう。
犬の眉毛の動きでわかる心理
ここまで犬は眉毛があるという事や、本来はどのような役割を果たしているのかについて触れてきました。しかし、本来の役割とは別に、犬の眉毛にはその犬の心理が隠されているとも言われています。ここでは眉毛の動きから読み解く犬の心理をご紹介します。
①左の眉毛を上にあげる
まずは左側の眉毛を上にぴくぴくと上げるという動作です。左側の眉毛を上げている時は、知っている人に会った時に見られる動作です。
飼い主さんであれば「飼い主さんが帰ってきた!」というシチュエーションなどに見られます。また飼い主さんでなくても、犬自身が「この人知ってる!」と覚えている人であれば、左眉が上に上がるのです。
そのため、飼い主さんの友達などがやって来た際、前に家に訪れた時のことを覚えているかどうかの判断は、眉毛を見ればわかるのです。
そもそも眉毛が区別しにくいので、確認することが難しいのではと思う方もいるでしょう。しかし、眉が動くという事は、眉や目の上の筋肉が動いているという事ですので、その辺りを注意深く観察してみるとわかりますよ。慣れてくると早く確認できるようになります。
②右の眉毛を上にあげる
先ほどとは反対側の右の眉毛を上げている場合には、先ほどの「この人知ってる!」「会えてうれしいよ!」といったポジティブな感情とは真逆の心理となります。
右の眉毛を上にあげている時は、「この人知らない人だ。警戒しておこう」というように、まず相手のことを警戒している時に見られる動きなのです。
他にも相手が人でなく、爪切りやお風呂、病院など、嫌いな物を見た時にも右の眉毛を上にあげる動作が見られます。したがって、犬にとって警戒すべきものや嫌いなものを見た時に右の眉が上がるのです。
③眉を寄せている
この眉毛を寄せているという動きには2通りのパターンがあります。1つ目は眉を寄せているだけの動きです。これは1つの物に対して警戒している時に見せる動作です。特に眉を寄せながら唸り声をあげている時には、警戒を超え、威嚇をしている状態であることを意味しています。
何に対して警戒・威嚇をしているのか原因を探り、愛犬が怖がっている物を取り除いてあげたり、落ち着かせてあげましょう。
もう1つのパターンは眉毛を寄せながら目が垂れさがっている状態の場合です。これは警戒や威嚇ではなく、緊張や悲しみの感情を現しています。「怖いな」「いやだな」といった恐怖を感じている緊張状態であったり、「寂しい」といった悲しさを表情に出しているのです。
特に叱られている時や飼い主さんが外出しようとしているところを見てしまった瞬間などに、この眉毛と目の動きを見ることが出来ます。
この2つのパターンはわかりやすい表情ですので、飼い主さんもすぐに見抜くことが出来るはずですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬の眉毛は無いと思っていた方もいるかもしれませんが、ぜひ愛犬の顔をじっくり観察してみてください。犬種によっては毛の色によって区別できないという犬もいるかもしれませんが、無いと思っていた眉毛が見つかるかもしれませんよ!