犬が好きな場所はどんなところ?
犬が好きな場所というのは、もちろんその犬ごとに違うこともありますが、多くの場合、共通点があります。具体的な場所は、その家の犬によって「リビング」「寝室」などと変わってきますので、今回は犬が好きな場所の共通点をご紹介します。
1.飼い主さんの隣
まずはほとんどの犬が「飼い主さん、大好き!」という気持ちが強いので、飼い主さんの隣にいる時間が1番好きという理由から、飼い主さんの隣は犬にとって好きな場所として認定されます。
飼い主さんが座ってテレビを観ていると、そっと隣にやって来て、飼い主さんにくっつくように座って眠る態勢をとるという子も多いのではないでしょうか。
やはりそれは飼い主さんの隣が好きだからという理由と、飼い主さんの隣にいることで安心を得ることができるからです。つまり、信頼できる相手の隣で寝ることで、敵がいつ来ても大丈夫だと思っているのです。
2.静かで落ち着ける場所
続いて好きな場所として挙げられる所は、煩くなく、静かで落ち着ける場所です。犬は人間と比べて優れた聴力を持っているため、人間が耳にしている音は、その何倍もの大きさに聞こえているのです。
つまり、例を挙げるならば、テレビの音を人間が聞こえやすいように、少し音量を大きくしてしまうと、その何倍もの大きさに聞こえている犬にとっては「うるさい!」「落ち着けない」と感じてしまうのです。
特に犬にとって破裂音やスリップ音などは苦手ですので、それらの音がテレビから流れている際は気が気ではありません。
そのため、リビングであってもテレビから少し離れた場所の方が落ち着けるから好き、という子は意外にも多いのです。
3.狭い場所
動物の多くは狭い場所を好みますが、犬も例外ではありません。これは野生の頃の習性から来るもので、狭く自分の後ろと側面が壁になっているようであれば、警戒するべき方向が減るため、落ち着いて休むことができるのです。
家の中を移動し自分の好きな場所へ行くとしても、よく観察すると、犬は端を探し、そこで休もうとしていることが多いはずです。例えばソファーがお気に入りであれば、ソファーの端っこに座る、等が挙げられます。
犬は他の動物に比べても防衛本能が非常に強い動物ですので、本能的に「いつ敵が来るかわからないから、警戒しておかなければ!」と思ってしまう子が多いのです。
その状態でもしも全方位、壁や障害がない状態で寝ていたら、自分から見てすべての方向に対し、警戒をしなければいけなくなってしまいます。そのため、少しでも安心して警戒心を解くことができるように、狭い場所を好む性質があるのです。
犬が嫌がる場所はどんなところ?
ここまで犬が好きな場所と感じる共通点をご紹介してきましたが、反対に犬が「ここは嫌だな」と感じる場所も気になりますよね。もしも嫌いな場所があるのであれば、飼い主としてはそこに寝床を置いてしまうのは可哀想だと感じるはずです。
では、一体どのような場所が苦手な場所と感じるのか、見ていきましょう。
高いところ
犬にとって高いところというのは、やはり地上に比べると恐怖を感じるため、嫌いな場所として認識されます。人間であっても高い場所は嫌い、怖いという人も多いですよね。犬ならば尚更、人間よりも高く見えるため、怖く感じる事でしょう。
また、犬は足下が不安定となる場所も嫌いです。例えば抱っこをする際に、後ろ足をしっかりと支えてあげていますか?もしも宙に浮いた状態で抱っこをしてしまうと、「怖い」「降ろして欲しい」と思っているかもしれません。
うるさい音がするところ
先ほど「好きな場所」でも少し出てきましたが、静かで落ち着ける場所が好きであれば、その反対となるうるさい音がする場所というのは、犬にとって好ましい場所ではありません。
特にテレビの音量を少し大きめにしているという家であれば、犬はその何倍もの大きさに聞こえていますので、「うるさい」「休めないよ」と感じています。
「それでもうちの子はテレビからそこまで距離が離れていないところにいることがある」というようであれば、飼い主さんがテレビの近くに居るからだと考えられます。
「大好きな飼い主さんの隣に行きたい」という思いと、「テレビの音が煩くて嫌だな」という思いがぶつかり合った結果、前者を選んでいるのでしょう。なんだか可愛らしいですよね。
まとめ
今回ご紹介した好きな場所の共通点というのは、漠然とした抽象的なものが挙げられましたが、思い返してみると「この場所にいることが多い」と当てはまる点が多かったのではないでしょうか。また犬にとって大きな音というのはあまり良いものではないので、テレビの音量は大きくせず、飼い主さんが聞こえる範囲で小さめしてあげるように心がけましょう。
ユーザーのコメント
50代以上 男性 youyuu
何時も飼い主が感じた事に反応するために近くに居たいと思ってる。
50代以上 女性 匿名
犬は飼い主が何か食べると思っていつも側にいる程 バカな生き物ではないですよ。
飼い主の生活習慣で、そんなものは大体 把握出来ているものです。
1番さんのお家のワンちゃんは、飼い主に純粋に甘えて来たり側にいたいと思って貰えるような過ごし方をされていないのでしょうか?
愛犬と飼い主には目に見えない絆があります。
1番さんのお家のワンちゃんが何だか可哀想に思えてしまいました。
30代 女性 匿名
自分のコトをしたいときにオヤツで釣ってるからではないでしょうか?
犬は食べることは好きですが、そんなに頭の中オヤツだらけではないと思います。
10代 女性 匿名