犬が遊んでいるおもちゃに唸る理由とは?
おもちゃをブンブン振り回したり、転がって行くおもちゃを必死に追いかけたり、犬同士でおもちゃを引っ張り合ったり、楽しく遊んでいるはずなのに突然おもちゃに唸り声をあげることがあります。
犬が唸り声をあげるのは怒っているから?と思ってしまいますが、楽しくおもちゃで遊んでいるときにあげる唸り声も怒っているからなのでしょうか。
おもちゃで楽しく遊んでいた愛犬が突然おもちゃに向かって唸り声をあげ始めたら、飼い主のみなさんはどうしていらっしゃるのでしょうか。
楽しそうに遊んでいるなぁ、と微笑ましく見守っているのでしょうか。
突然唸り声をあげて、怒っているのではないかと心配になる飼い主さんもいらっしゃるのでしょうか。
①『思いっきり楽しんでいる』
犬がおもちゃで思いっきり楽しんで遊んでいるとき、唸り声をあげることがあります。
楽しすぎて興奮してしまっているのだと思います。
私たちも思いっきり楽しんでいるとき、大きな声をあげて笑ったりしますが、それと同じようなことなのではないでしょうか。
犬がおもちゃで遊びながら唸り声をあげているとき、飼い主さんや他の犬がおもちゃに触れようとすると、さらに唸り声をあげたり噛みついたりすることがあります。
飼い主さんと愛犬、もしくは犬同士の信頼関係がしっかりと築けている場合には、本気で怒ったり、怪我をするほど本気で噛みついたりするようなことはないでしょう。
②『取られたくない!』
お気に入りのおもちゃで楽しく遊んでいるとき、「誰も取らないで!」という気持ちから唸り声をあげてしまう犬もいるようです。
「ヴー」と唸りながら噛みつくフリをする犬もいるようですし、所有欲の表れなのではないでしょうか。
あまりにも興奮し過ぎてしまっている場合には、おもちゃを取り上げて冷静になってもらう必要もあると思います。
「取られたくない!」という気持ちから誤っておもちゃを飲み込んでしまう可能性があるからです。
また、犬同士が喧嘩になってしまう場合や飼い主さんに怪我を負わせるほど噛みついてしまう場合には、「ダメだ」ということを理解できるまでしっかり教えてあげましょう。
犬がおもちゃに唸るのは辞めさせるべき?
犬がおもちゃに唸る理由を2つご紹介した通り、楽しくて唸り声をあげてしまう、もしくは所有欲から唸り声をあげてしまう、この2つが主です。
決して威嚇しているわけでも怒っているわけでもありません。
しかし、おもちゃに唸ることが問題になってしまうこともあります。
犬同士の喧嘩に繋がってしまう
犬同士が楽しくおもちゃで遊んでいるとき、所有欲から唸り声をあげてしまい、それが喧嘩に繋がってしまうことがあります。
犬同士の信頼関係がしっかり築けているのであれば、相手に怪我を負わせてしまうほど本気で噛みつくようなことはないと思いますが、思わぬ怪我に繋がる可能性もありますので注意が必要です。
興奮し過ぎてしまう
あまりにも興奮しすぎて唸り声をあげているときは、飼い主さんがおもちゃを取り上げることができるというのも必要だと思います。
うちの子は気管が弱いため、興奮し過ぎてひどい咳が出てしまうことがあります。
そんなときは冷静になってもらうためにおもちゃを取り上げるのですが、この時に噛みつかれたりしないように躾けることができると良いと思います。
飼い主さんがリーダーだと理解させる
取られたくない!という気持ちから唸ったり噛みついたりする場合がありますが、飼い主さんが群れのリーダーであることをしっかり認識している子であれば、唸り声をあげても噛みつくことはないと思います。
冷静になってもらうためにおもちゃを取り上げるとき、おもちゃを放すことができたら褒めてあげましょう。
まとめ
犬がおもちゃで遊んでいるときに唸る一番の理由は楽しさの表れなのだと思います。
しかし、思わぬ怪我に繋がってしまうこともあるため、十分に注意し、遊んでいる姿を見守ってあげる必要があると思います。
おもちゃに唸り始めたなと思ったら、突然興奮して走り出し、滑って転んで骨折してしまった、そのようなケースも実際にあるようです。
愛犬が唸りながらもおもちゃで楽しく遊んでいる姿を見ると、微笑ましくこちらも楽しい気持ちになりますよね。
安全に遊んでもらうためには安全な遊び方を教えてあげるのも私たちの重要な役目なのではないでしょうか。
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30代 女性 ぷぅちゃん
30代 女性 ルイス