犬が散歩に行きたがる理由
「犬が散歩に行きたがる理由って、楽しいからでしょ?」と思う人も多いでしょう。もちろん、外に行くという行為そのものに楽しさを感じているから行きたいという点も大きな理由の1つでしょう。
しかし、犬が散歩に行きたがる理由はそれだけではありません。早速、様々な「犬が散歩に行きたがる理由」をご紹介します!
1.飼い主と一緒に過ごせる時間だから
まず1つ目の理由として、飼い主さんと一緒に過ごせる大切な時間だからという理由が挙げられます。飼い主さんが家にいる時間が長くても、家の中ではなく、外という別の環境で過ごせることが犬にとっては嬉しいのです。
特に飼い主さんが仕事などで外出する時間が長い場合、朝の散歩と夜の散歩は、愛犬にとってはとても貴重な飼い主さんとの時間となります。普段中々構ってもらえない分、一緒に散歩をすることで「飼い主さんと一緒に幸せを感じていると感じているのです。
もしも散歩中、スマホなどを見ながら散歩している人は今日から止めてあげてください。注意してみていると、愛犬が歩きながら時々こちらをチラチラ見ていることがあるのです。まるで「楽しいね」と伝えているように、です。
人間でも一緒に友達と出かけているとき、相手がずっとスマホを見ていたり、まったく自分のことを見てくれないと悲しい気持ちになりますよね。犬も同じように感じているかもしれません。
2.家では味わえない開放感
室内で犬を飼っている家が大半となっている今、犬にとって家の中は安心できる場所ですが、同時に野生の本能を備えている犬にとって、自由に動き回れない家の中は窮屈に感じる事もあります。
散歩の時は外に出ることができるため、家の中では味わえない外ならではの開放感を味わえるという点も理由として挙げられます。
散歩の途中で公園などに寄る場合は、犬の野生本能の1つ「穴を掘る」という行為もしやすいため、犬にとって野生本能を満たすことのできる時間でもあります。家の中でもおもちゃを使うことによって狩猟本能を満たしてあげることができますが、散歩で土のある場所を通るだけでも犬は野生本能を満たし、楽しむことができるのです。
3.体を思いっきり動かしたい!
先ほどの野生本能を満たすということに繋がってきますが、家の中では自分が行動できる範囲が決まっているため、自分の思い通りに体を動かすことが困難です。しかし、散歩で外に出ることによって、その行動範囲は一気に広がるため、思いっきり体を動かすことが可能になります。
この思いっきり体を動かすという行為は、運動不足解消に繋がるのはもちろん、ストレス発散にもなるため、少しストレスが溜まっている犬にとっては「運動がしたい!」という理由で散歩に行きたがっているのかもしれません。
特に大型犬の場合、家の中でも小型犬に比べると窮屈に感じやすいですし、外でリードに繋いでいるという場合でも、リードに繋がれているため自由に動き回ることはできません。そのため、他のサイズの犬に比べても散歩を楽しみにしている子は多いでしょう。
4.自分の縄張りをアピールするため
いつも自分が散歩で通るルートは、「俺の縄張りだ!」と思っている雄犬は多いです。その証拠に、いつも同じ場所で高く足を上げ、おしっこをしている姿を見ているという飼い主さんは多いことでしょう。
女の子の場合、そのような縄張り意識は比較的低めですが、やはり男の子はその意識が非常に強く、そのルートで知らない犬を見かけるだけでも警戒する子も少なくありません。
したがって、愛犬が男の子の場合、「自分の縄張りを警備しに行くぞ!」「自分の縄張りだという証拠を残しておかなくちゃ!」という意識から、散歩に行きたがっている可能性が高いのです。
5.他の犬とも触れ合いたいから
散歩に行きたがる理由として、社交的な犬の場合は他の犬と犬コミュニケーションが取りたいというものがあります。これは人間でも言えることですが、個体差があるため、すべての犬に当てはまるわけではありません。
また年齢が低い犬ほど、他の子と遊びたいという欲が強い子と人見知りの子に分かれるため、後者の場合は無理せず少しずつ慣していく必要があります。
社交的な犬の場合、他の子と遊び、犬コミュニケーションを取ることで、幸福度を上げる子もいます。他の犬が歩いてくるのを見かけたら、まずは落ち着かせませしょう。そして、相手の犬が嫌がっていないかどうかを観察しながら、自由にコミュニケーションを取らせてあげるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。当たり前のことですが、犬にはそれぞれ性格があります。その子によって散歩を楽しみにしている理由は違います。ぜひ愛犬はどの理由に当てはまるか考えてみましょう。
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