犬が疲れたときに出すサインはコレ!
1. 「伏せ」のポーズをする
お散歩中、犬が歩かなくなったと思うと、座り込んでよく見せるのが「伏せ」のポーズ。もう歩きたくない!疲れた!という気持ちを、行動でアピールしています。お散歩が好きなわんちゃんは多いと思いますが、気分が優れなかったり、歩き疲れたりしたときには「伏せ」のポーズを取ることで、飼い主にメッセージを伝えているのです。
2. 舌を長く出して呼吸が荒くなる
舌を出したまま、ハァハァと呼吸が荒くなったら水分補給をしてあげましょう。犬は、口で大きく息をすることで体内の熱を放出し、体温調節を行っています。暖かく天気の良い日のお散歩は、アスファルトやコンクリートの照り返しが強くなっています。犬の歩く位置は人間よりも地面に近いため、敏感に暑さを感じやすいのです。熱中症・日射病予防のためにも、こまめな水分補給が欠かせません。
3. 足を投げ出して横になる
人間味が溢れる、コテンと横になるようなポーズ。足を投げ出して上目遣いで見てくる犬の様子は、まるで小さな子供のようですね…☆横向きの姿勢は、犬にとって楽な姿勢。疲れた体を回復させるために、リラックスできる体勢を取って休んでいるんです。
実は犬もマッサージが好き☆
愛犬と飼い主の絆が深まる
犬の体にも「コリ」があるって知っていますか?犬が疲れているとき、手のひらで優しく撫でてあげるだけでもマッサージの効果があります。近年「ドッグマッサージ」も話題になってきており、ドッグマッサージセラピストを目指す方もいるくらいなんですよ!
おなかや首回り、目の周りや耳元など、お気に入りの場所を見つけて撫でてあげると目を細めて喜んでくれるかもしれません。愛犬との距離が縮まって、絆が深まります。
体の異変の早期発見に役立つ
マッサージをするために体に触れることで、愛犬のちょっとした異変に気付くことがあります。その異変には、どんな症状があるのでしょうか?
- 皮膚に炎症が起きている
- 体にしこりができている
- 知らないうちに傷ができて怪我をしている
上記のような状態は、目で見ているだけでは分からないケースもあるでしょう。思わぬ病気の発見に繋がることもあるので、日頃からコミュニケーションの一環として、マッサージをしてあげると良いと思います。特に「しこり」は腫瘍の可能性もあり、注意が必要です。良性・悪性の判断は見た目ではできないので、かかりつけの獣医師さんに相談し、診察してもらいましょう。
足先や尻尾を触られるのは苦手
足先や尻尾の辺りを触ろうとすると、本能的に嫌がる犬が多くいます。足先を触ることに慣れてもらうために、筆者の家では犬用の「肉球クリーム」を使って肉球マッサージをしています。天然の成分で作られたクリームを選ぶようにしているので、犬が舐めても安心です!肉球にはたくさんのツボがあり、マッサージすることでリラックス効果を高めることができます。
若々しいプニプニの肉球を目指しましょう♡
まとめ
いかがでしたか。ご自身の一緒に暮らす愛犬に、思い当たる行動はありましたでしょうか。シニア犬は疲れやすくなってくるので、お散歩やおでかけ後に寝ている時間も増えてきます。愛犬のペースに合わせて、疲れたときは休息を取ってあげましょう。