犬が構ってほしくないときにしている仕草1:離れる
ワンちゃんは大好きな飼い主さんのそばにいることで喜びを感じます。また、構ってもらえて遊んでくれるかもしれないという期待を込めて近くにいることもありますが、それはワンちゃんが飼い主さんと接したいという気持ちを体現した行動です。
しかし、この気持ちとは対照的に構ってほしくないと思ったとき、ワンちゃんはいつもと同じように飼い主さんの近くに来るかと言うと、違います。
例えば、普段飼い主さんがソファーに座っていると横にワンちゃんが来て座るとします。この行動は上に書いた通り、ワンちゃんが飼い主さんの横にいることで安心していたり、もしかすると構ってもらえるかもしれないから待っていようという気持ちが含まれていたりします。
ところが、飼い主さんがいつものようにソファーに座っても近くに来なかったり、飼い主さんから近くに座った際にワンちゃんが移動して場所を変えたりしたのであるならば、そのときのワンちゃんの気持ちとして構ってほしくないと思っている可能性が高いです。このような行動をワンちゃんがしたら、その際はそっとしておいて、向こうから寄ってくるのを待つ方が良いです。
犬が構ってほしくないときにしている仕草2:背中を向けて寝る
ワンちゃんが寝ている姿というのは可愛いものです。してはいけませんが、ワンちゃんが寝ているときについ邪魔をしてしまうことがあるかもしれません。
寝ているときに邪魔をされて驚いたり、怒ったりと、性格の違いからいろいろな反応をしますが、目の前に飼い主さんがいたら構ってもらえると思い、そのまま寄ってくる場合は飼い主さんに甘えたいという気持ちがあるからです。
ところが同じように起こしてしまっても、反応が今までと違いそのまま寝ていたり、背中を向け始めたりしたら、あまり構ってほしくないと思っています。
また、寝る際に初めから距離を開けていて、かつ背中を向けている際も眠いから構わないでほしいという気持ちの表れの行動です。
犬が構ってほしくないときにしている仕草3:構っても反応が薄い
いつもと同じようなことをワンちゃんにしても反応が薄い場合も構ってほしくないと思っていることが多いです。それは、どのような行動にも当てはまります。
普段は、構うと喜んでくれるワンちゃんが突然反応が薄くなると飼い主さんとして戸惑いがあるかもしれませんが、そのときはワンちゃんは構ってほしくないと思っているだけの場合があるので、そっとしてあげて、しばらくしてから同じように構うと先ほどとは打って変わり喜んで寄ってくるかもしれません。このような気持ちの変化は、人間と似ているのかもしれません。
犬が構ってほしくないときにしている仕草4:怒る
ワンちゃんと遊ぼうと思い、構っても反応が薄いためについしつこく構ってしまった際に、そのしつこさからワンちゃんが怒ってしまってことはないでしょうか?
そう言った場合、もしかするとワンちゃんは構ってもらいたくない状況で、それにも関わらず飼い主さんがしつこく接してしまったから怒ってしまったのかもしれません。
ワンちゃんにも飼い主さんと遊びたいときとそっとしておいてもらいたいときがあります。怒らせてしまった場合は、これもそっとしておくことで時間が解決してくれると思います。
まとめ
ワンちゃんも人間と同様に構ってもらいたいときと、構ってもらいたくないときがあります。そのため、ワンちゃんが遊びたいときに飼い主さんから構うとワンちゃんも喜んでその行動に応えてくれると思います。