犬がおしりをくっつけてくる理由とは?犬の愛情表現6選も紹介!

犬がおしりをくっつけてくる理由とは?犬の愛情表現6選も紹介!

犬がよくしている行動の意味、あなたは全てを知っているでしょうか。今回は「犬がおしりをくっつけてくる」のは何故なのか、おしりを触らせてくれないとしたらどんな理由があるのか紹介しています。犬の行動が気になる方は、ぜひご覧になってみてください。

犬がにおいを嗅ぐ理由とは?

犬がにおいを嗅ぐ理由とは

犬がにおいを嗅いでくることはよくありますが、どうしてにおいを嗅ぐのでしょうか。その理由としてあげられるのは、対象物に興味を持っているからです。人間は興味を持ったものをまず目で観察しようとするでしょう。それと同じように、犬もまた興味のある対象に対してまずにおいを嗅ぐことから始めます。したがって、においを嗅ぐという犬の行動自体は、好意があるないにはあまり関係ないことになります。

犬がおしりのにおいを嗅ぐ理由

犬がおしりのにおいを嗅ぐ理由

犬がにおいを嗅ぐのは興味を持っているからだとしたら、犬がおしりのにおいを嗅ぐのはなぜでしょうか。それは、おしりのにおいから分かる相手の情報を知ろうとするためです。犬は人間よりも嗅覚が非常に敏感であるため、人間には感じ取れないにおいでも犬には嗅ぎ取ることができます。犬はおしりのにおいを嗅ぐことで、相手の現在の体調などを知ることができると言われています。

犬同士の場合

犬同士で犬がおしりのにおいを嗅いでいた場合は、これは犬同士のあいさつです。お散歩のときやドッグランに連れて行ったときに、初対面の犬同士でおしりのにおいを嗅いでいることがありますが、これは犬同士のあいさつです。犬の肛門付近には肛門嚢があり、そこでにおいを分泌しており、犬によっておしりのにおいが違っています。そのため犬はおしりのにおいをお互いに嗅ぎ合うことで、相手のことを知ろうとしているのです。

人間の場合

犬が人間のおしりのにおいも嗅いでくることがありますが、これは飼い主の情報を知ろうとしてやっていることです。仕事やレジャーで出かけて帰ってきたときに犬が飼い主のにおいを嗅ぐことが多いのは、知らないにおいがないか体調などに変化がないか知ろうとしているためだと言われています。

犬が飼い主におしりをくっつける理由とは?

犬が飼い主におしりをくっつける理由とは

犬が飼い主におしりをくっつけてくるのはなぜなのでしょうか、主な理由としては「信頼しているという証」や「安心している」、「そばにいたい」といった3つの犬の気持ちの表れとされています。犬を飼っている方は、愛犬がそばにきて何をするでもなく背中やおしりをくっつけてくつろぐという行動を、見たことがあるのではないでしょうか。どうしておしりをくっつけるのか、それには犬なりに理由があります。

くっつく行動は信頼の証

犬がそばまで来たのに背中を向けておしりをくっつけてくる、そんな行動の理由は飼い主に対する信頼の証でしょう。犬はもともと野生で暮らしており、おしりを向けるというのは敵に対しては絶対に行わない行動です。飼い主に対しておしりをくっつけるのは、飼い主をそれだけ信頼しているという証拠でしょう。おしり以外に、背中を飼い主にくっつけてくることもありますが、こちらも同じく犬からの信頼の証と言えるでしょう。

安心している

犬が飼い主におしりをくっつけてくる理由の2つ目は、おしりをくっつけることで安心することができるからだ、と言われています。おしりは犬にとっては急所の1つであるため、野生で暮らしていた頃には仲間同士でおしりをくっつけあって寝ていました。その習慣の名残が残っているため、信頼している仲間として飼い主におしりをくっつけることで安心して眠ることができる、という理由です。

そばにいたい

犬がおしりをくっつけてくるときには、ただ単純に飼い主のそばにいたいという気持ちで行っていることもあります。とくに撫でてほしいというそぶりも見せず、おしりや背中といった体を寄り添わせてくるのは、大好きな飼い主のそばにいたいためでしょう。どこかをくっつけているだけで飼い主の体温を感じることができるため、そっぽを向いていても実は飼い主さんへの愛情表現になっています。

犬がおしりを触らせてくれない理由

犬がおしりを触らせてくれない理由

犬がおしりを触らせてくれないことがあります、犬同士であっても他の犬におしりに顔を近づけられると逃げてしまう犬がいますが、それには理由があります。犬のおしりを触ろうとして逃げられた場合は、これから紹介する4つの理由のどれかに該当している可能性が高いです。無理に犬のおしりを触ろうとせず、少しずつ距離を縮めていってみてください。

飼い主に慣れていない

犬がおしりを触らせてくれない理由の1つ目は、まだ飼い主に慣れておらずおしりのような大切な場所に近づけられるのを避けたい、という理由になります。飼い始めたばかりや、まだスキンシップに慣れていない犬にいきなりおしりから触ろうとするのは難易度が高いです。飼い主のことを安心も信頼もできていないため、大事な場所に近づかれることを好みません。あまり無理に触ろうとしてしまうと、噛まれてしまう可能性があります。

飼い主を信頼していない

飼い主を信頼していない場合も、犬はおしりのような急所を触られるのを嫌って触らせてくれないことがあります。おしりや足は犬にとっては非常に大切な部分で、野生においては仲間の犬同士で体を寄せ合って眠っていました。おしりを触らせてくれないということは、犬にとってお尻を触られても平気なほど信頼関係を築けていないことが原因にもなるでしょう。

主従関係が築けていない

犬がおしりを触らせてくれない理由の3つ目は、飼い主との主従関係が築けておらず飼い主を主と思っていないことが理由になります。しつけをあまりせず犬を自由に育ててしまったような場合、甘やかしすぎてしまった場合に、犬は飼い主を主と見なさずむしろ自分の方が上であるという態度をとることがあります。おしりや足など、犬にとって重要な場所をさわれないということは飼い主を下に見ているということになります。

犬の性格によるもの

犬の性格によってはおしりや足などの急所に触られることを嫌がったり、スキンシップそのものをあまり好まなかったりすることがあります。他の愛情表現はよくしてくれるのに、どうしてかおしりや体にさわるのだけは嫌がられるという場合は、犬の性格による影響を考えてみましょう。

おしりをつける以外にも!犬の愛情表現6選

おしりをつける以外にも!犬の愛情表現6選

ここからは、おしりをくっつける以外でよく分かる犬の愛情表現について紹介していきます。犬は飼い主と距離が近いことが多く、飼い主に対してさまざまな愛情表現をしてくれるペットです。ここから紹介する愛情表現の行動に心当たりがないか、チェックしてみてください。

犬の愛情表現1:お腹をみせる

愛犬がお腹をみせるという行動をよく見せることがありますが、こちらは急所であるお腹をあえて信頼している飼い主に見せる、という有名な犬の愛情表現の1つです。お腹を見せることで飼い主に対する愛情を表現しているのと同時に、構ってほしいという犬の気持ちも表れていますのでスキンシップをとってあげましょう。

犬の愛情表現2:寄りかかって寝る

飼い主に体をくっつけて寄りかかって寝てしまう犬もわりといますが、こちらもまた飼い主に対する信頼や愛情の表れであり、犬の愛情表現と言えます。何もしなくても犬がそばにきて、寄りかかってくるというのも愛情表現ですし、そのまま寝てしまうのは深い信頼の証でしょう。

犬の愛情表現3:顔や口を舐める

顔や口などを舐めてくるのは子犬が母犬によくしている行動で、これを飼い主にしてくるのは甘えたかったり、信頼していることを表す愛情表現の1つです。また犬が喜んでいるときにも、飼い主の顔や口を舐めることがあります。

犬の愛情表現4:じっとみつめる

気がつけば犬にじつと見つめられていることがあるでしょう、こちらもまた飼い主への愛情を伝えようとしているアイコンタクトで、愛情表現になっています。じっと見つめられているからと犬の方を見たら目をそらされてしまうことがありますが、こちらもまた犬があなたを信頼、愛している証拠です。犬が目をそらすのは、あなたと喧嘩する気はないこと、あなたを大事に思っている気持ちからしている行動です。

犬の愛情表現5:顎を乗せる

犬の愛情表現には、直接飼い主の体のどこかに顎を乗せるという行動もあります。飼い主のそばでリラックスしたいときや、飼い主に甘えたいときに顎を乗せる、という行動をとることがあるでしょう。

犬の愛情表現6:おもちゃを持ってくる

犬がおもちゃを持ってくるのは、飼い主に対して一緒に遊んでほしいという気持ちや、構ってほしいという愛情表現からきている行動です。余裕があるときならば、犬が持ってきたおもちゃで一緒に遊んであげるとよいでしょう。しかしいつでも遊んであげていると遊ぶのが当然になってしまうため、やりすぎに注意が必要です。

犬がおしりをくっつけてきたら信頼している証!

今回の記事では、犬がおしりをくっつけてくる理由や犬が見せてくれる愛情表現について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。犬がおしりをくっつけてくるのは、それだけあなたのことを信頼していて安心している証拠です、こちらも愛情をもって接してあげましょう。

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