あなたの愛犬は忠誠心が強い?
愛犬家のみならず、犬に対して「忠実」というイメージを持っている人は多いと思います。日本の忠犬といえば、忠犬ハチ公こと秋田犬のハチですね。ハチが飼い主と暮らしたのはたった1年半ほどだったにもかかわらず、飼い主の急死後7年半もの間、毎日渋谷駅へ通い、飼い主の帰りを待ち続けたといわれています。ハチの忠誠心の強さには感動してしまいますね。
犬の性格はそれぞれ異なるので、全ての犬がハチのように忠誠心が強いわけではありません。忠誠心が強い犬もいれば、あまり強くない犬もいます。愛犬の忠誠心が強いかどうかは、普段の仕草や行動から知ることができます。では、忠誠心の強い犬は、どのような仕草や行動を見せるのでしょうか?
①どんな状況でも指示に従う
忠誠心が強い犬は、いつも飼い主さんの存在を意識しているものです。そのため、いつでもどんな状況においても、飼い主さんの指示にキビキビと従います。
例えば、おもちゃで遊ぶのに熱中していても、飼い主さんが「オイデ」と呼べば、「お呼びでしょうか?」と言わんばかりに駆け寄ってきます。そして、どんなに興奮しているときでも、「フセ」と指示を出せばすぐにフセをします。
②飼い主のペースに合わせて歩く
散歩は飼い主さんについて行くもの。忠誠心が強い犬はそう思っているので、グイグイとリードを引っ張って自分勝手に歩いたりしません。散歩中は飼い主さんの横を歩き、飼い主さんが小走りになれば小走りになり、飼い主さんがゆっくり歩けばゆっくり歩きます。忠誠心が強い犬は、きちんと飼い主さんのペースに合わせて歩くのです。また、散歩コースを変えていつもと違う道に行っても、抵抗することなく素直についてきます。
③見上げてお伺いを立てる
散歩中、道端に食べ物が落ちていても、忠誠心が強い犬なら勝手に食べません。まず飼い主さんを見上げ、食べてもいいかお伺いを立てます。もちろん、拾い食いは大変危険な行為なので、飼い主さんは「ダメ」と言ってください。
また、忠誠心が強い犬は、知らない人からおやつを差し出されたときも、すぐに食べずに飼い主さんを見上げて、きちんとお伺いを立てます。そして、飼い主さんからOKの合図が出たら食べます。
④飼い主や家族を守ろうとする
自分の身をていしてクマ、イノシシ、ヘビといった野生動物や強盗などから飼い主さんや家族を守った犬のニュースが世界中から届きます。自分の命と引き換えに、火災の炎から赤ちゃんを守った犬もいます。
「飼い主さんや家族に害が及ぶのでは?」と感じたときに、飼い主さんや家族を必死で守ろうとするのも、忠誠心が強い犬が見せる行動のひとつです。知らない人が飼い主さんに近づくと、飼い主さんを守ろうとして吠えることもあります。
まとめ
今回は、『忠誠心が強い犬』がする仕草や行動をご紹介しました。忠誠心が強い犬がする仕草や行動には、飼い主さんへの深い愛情や信頼が感じられますね。とはいえ、飼い主さんを守るために他人に吠えてしまったりすることがあるので注意しましょう。
犬の性格は、持って生まれた気質と育つ環境によって決まります。ですから、忠誠心が強い犬になるかどうかも、飼い主さんの接し方やしつけが大きく影響します。たとえ忠誠心が強い犬種といわれている犬であっても、しっかりとしつけを行わなければ、飼い主さんの言うことを聞かない犬になってしまいます。忠誠心の強い犬になってほしいのなら、愛犬にたっぷりと愛情を注いで信頼される飼い主になって、しつけもしっかり行うことが大切です。
ユーザーのコメント
20代 男性 宇野直人
忠実であれば飼い主として嬉しいですよね自分も嬉しいです
50代以上 女性 felicia♡