何を見てるの?犬が家の外を眺めている時の心理4つ

何を見てるの?犬が家の外を眺めている時の心理4つ

犬が窓の側やベランダから外を眺める姿を見かけたことはありませんか?そんな時に犬たちは何を考えて、何を思っているのでしょうか。

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犬が家の外を眺めているときの4つの心理

窓の外を眺める犬

犬が窓の側やベランダなどから外を眺めている姿を見かけることは多いと思います。
そんな時に犬は一体何を考えているのでしょうか?

楽しい・満足

窓の外を眺めているときに目を細めて口角をあげている場合、それは笑顔です。外を見て笑っているということは「楽しい」「満足」という感情を持っているということです。飼い主さんと一緒に外を眺めていたり、外を通る人を眺めたりして楽しむ犬もいます。散歩や外で遊んだことを思い出していることもあるかもしれませんね。外に対して良い思い出が多いと楽しい気持ちになる傾向があるようです。逆に外に対して嫌な思い出や怖いことが強く記憶に残っていると、外が苦手になってしまうことが多く外を見ないようにすることもあります。

興味津々

外を見て首をかしげる場合はなにか不思議なものや興味があるものがあるのかもしれません。犬に話しかけると首をかしげたりしますよね。首をかしげるのは興味があり、考えているからです。外を見て首をかしげていれば犬にとって気になるものがあるのでしょう。外で鳴った音を確かめようと外を眺める場合もあります。理解しようと頑張っている姿はとてもかわいいですね。

警戒中

窓の側でにおいを嗅いだり、ウロウロしたりしている場合は何かに警戒しているのかもしれません。犬は情報収集をするときにまずにおいを嗅ぎます。窓の外になにか気になるものがあって、それが自分にとって脅威になるかどうかを確認しようとしているのかもしれません。少しでも情報を集めようとしているのです。もしそれが犬にとって害があるものだと思ったら吠えたり唸ったりします。

飼い主さんや家族を待っている

犬にとって大切な飼い主さんや家族が帰ってくるときには足音や車の音で気づいて窓の側で眺めていることが多いです。少しでも早く会いたいという気持ちの表れかもしれませんね。また飼い主さんや家族の帰りを待っているときにも首をかしげたり、においを嗅いだりすることがあります。その場合は帰ってくる前に情報を収集して、どの家族が帰ってきているのか確認しようとしているかもしれません。帰ってきたら尻尾を振って「おかえり!」という顔で待っている姿が目に浮かびますね。

外が見えることのは良いこと?

外を眺めるミニチュアシュナウザー

犬にとって外を見るのは気分転換やストレス発散になることがあります。しかし外が見えるのは良いことだけなのでしょうか?外が見えることのメリットとデメリットを見ていきましょう。

外が見えることのメリット

メリットは犬の気分転換になるということです。部屋の中でじっとしているとストレスもたまります。そんなときに外が見えるとちょっとした気分転換になります。外の景色や歩いている人、散歩中の犬や他の動物などを見て何かを考えたり、反応したりします。また、シニア犬や体が弱い犬で散歩が難しい犬の場合、外の景色を見るだけでも精神的に良い影響を与えることがあります。

外が見えることのデメリット

神経質な犬の場合は外が見えることがデメリットになることもあります。人が通る度に吠えたり、緊張したりするとストレスがたまります。外の音や人に吠える犬の場合はそういったものを遮断すると吠えなくなり、犬自身も穏やかにすごせるようになることが多いです。犬の性格によっては外の景色や音を遮断するというのが良い影響を与えるということも覚えておいてください。

外の様子に吠えてしまう場合は?

白い犬

いつも生活している環境が静かだったり、あまり外のものを見たことがないと音や景色に敏感になり吠えてしまうことがあります。普段から色々な生活音や景色に慣らしていきましょう。外から聞こえる音を録音して、無理のない程度にきかせて大人しくするトレーニングをしてみるのもいいですね。外の景色を一日のうち少しだけ見せたり、散歩の時間を普段より少し長くしていつもと違うルートにするのも犬にとっては良い刺激になります。
ただ犬がストレスに感じて疲れてしまうようであればトレーニングの回数を減らしたり、時間を短くしたりして負担にならないようにしてあげてください。

まとめ

ミニチュアシュナウザーと人の手

犬が家の外を眺めているときには色々なことを考えています。楽しかったり、警戒していたり、性格や状況によって変わってきます。外が見えることが良い刺激になることが多いのですが、中にはあまりそういったものが好きでない犬もいます。ただたんに興味がないのかもしれないですね。
無理やり外を見せたり音を聞かせたりするのは犬のストレスになる可能性があるので、犬が嫌がるようであればやめておきましょう。吠えたりする場合は少しトレーニングをして、それでもダメなら獣医さんやドッグトレーナーさんに相談してみてください。犬によって色々なパターンがあるので、正しい対応は決まっているわけではありません。それぞれの犬に合わせた形をとっていきましょう。

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