犬が寄ってくるのはなぜ?その心理と人間との関係、愛情表現のサインとは

犬が寄ってくるのはなぜ?その心理と人間との関係、愛情表現のサインとは

犬が寄ってきてくれたら、好かれているようでとても嬉しいですよね。どんな気持ちで人間に寄ってくるのでしょうか。甘えたいだけ?何か訴えている?気になりますよね。この記事では、犬が寄ってくるのはなぜか、その心理をまとめています。

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犬が寄ってくるのはなぜ?

犬と少女

犬が飼い主さんに寄って来るときは様々な意味があります。どんなことが考えられるでしょうか。

構ってほしい

犬が寄ってくるときは、構ってほしくて甘えている可能性があります。寄ってきて前足を乗せたり、クンクン鳴くときは甘えている可能性が高いですよ。遊んでほしかったり撫でてほしかったりと、様々な理由で甘えています。

匂いを嗅ぎに来ている

外出先から帰ってきたときなど、犬が寄ってきて匂いを嗅いでくることがあると思います。なぜかというと、犬は嗅覚によって様々な情報を得ているので、飼い主さんがどこで何をしてきたのか、匂いを嗅いで把握するために寄ってきているのです。

音や声がしたから

何かをしていて音を立てたときや、普段出さないようなトーンの声を出したとき、犬が寄ってくることがあります。その行動の理由は、音がしたため何の音なのかを確認しに来ています。例えば袋をガサガサさせたとき、犬はおやつの袋の音かと走ってきますよね。人間のたてた音が何なのか、犬は寄って行ってチェックすることで学習します。

同じ場所に居たいから

他の部屋に移動したときなど、犬がついてきて寄ってくることがあると思います。それは犬の習性として、主従関係にあるリーダーの飼い主と行動を共にしたいという心理からの行動です。甘えん坊でさみしがり屋の犬の場合も、飼い主さんの近くにいて安心したい、という理由から飼い主さんの後を追って寄っていくという行動が見られます。

犬が寄ってくる時の気持ち

女性を見上げる犬

犬が飼い主さんに寄ってくるときは、どんな心理が働いているのでしょうか。

大体は飼い主さんの側に行って甘えたい、落ち着きたいといった気持で寄ってくると思います。犬は、リーダーである飼い主さんとは常に行動を共にしていたいという気持ちがあり、寄ってくるのは愛情表現のひとつです。

ですが、犬が緊張したり警戒している場面で寄ってくる場合は、飼い主さんに守ってもらいたい、飼い主さんを守りたいという気持ちを持っていることがあります。その場合は寄ってきて体をくっつけ、警戒している対象の方に注意を向けていると思います。そのとき犬は緊張状態ですので、トラブルが起こらないように注意してあげてくださいね。

犬が寄ってくる人の特徴

男性とタッチをする犬

穏やかに話す人

犬は、ゆっくりと優しく穏やかに話す人に安心感を覚えます。声の調子や表情などで人間の感情を判断するので、高すぎたり低すぎたりする声は、犬を不安にさせたり、怖がらせてしまったりしてしまいます。大声を出したり強い口調で話したりする人は、犬から警戒されてしまうことがあるので注意してくださいね。

落ち着いている人

態度が落ち着いている人に犬は寄ってくることが多いです。犬は人間の不安や緊張を敏感に察知し、それが影響してい犬自身も不安定な心理状態になってしまうことがあります。なので、悠々と落ち着いている人には犬も安心感を覚え、寄っていくことが多いのです。

犬に構いすぎない

犬が自分から寄ってくるまで待てる人は、その後も寄ってきてくれやすくなります。犬のルールでは、前触れなく相手に触ることはマナー違反。自分勝手に触ろうとしたり、急に寄ってきたりする人を信用しません。急な動きをせず、ゆっくりした動きの人のほうが犬も安心感を覚え、寄ってきやすくなりますよ。

犬の愛情表現のサイン7選

子供と一緒に寝る犬

1. 一緒に寝る

寝ているときというのは、犬が最も無防備な姿です。そんな時間を一緒に過ごせるくらいに信用しているというサイン。大好きな人にしか見せない姿ですよ。

2. おしりをくっつける

リビングでリラックスしているときなど、犬が寄ってきてピトッとおしり向けてくっついてくることはありませんか?背中なんて向けちゃってと思うこともあるかもしれませんが、これは信頼している人にしかしない愛情表現なんです。背中を安心して預けていますよという心理ですね。

3. お腹を見せる

犬が甘える時に見せるポーズですよね。急所であるお腹をさらけ出すという行動は、まさに信頼の証です。犬にとっては最高の愛情表現といえますね。

4. 見つめてくる

じっと飼い主さんを見つめる犬の行動も愛情表現のひとつです。目が合うとしっぽふりふり寄ってきたり、飼い主さんが構ってくれるのをまっていたり、大好きな人にいつでも構ってもらいたい気持ちがあるんです。

5. しっぽをふる

名前を呼んだり声をかけたりするとしっぽふりふり、これは代表的な愛情表現ですよね。相手してもらえて嬉しいという喜びの表現です。怒ったり緊張で感情が高ぶるとしっぽをふることもありますが、嬉しいときはにこにこ顔で全身で喜びながらしっぽをふるので分かりやすいですよ。

6. 匂いのついたものの上で寝る

大好きな人の匂いは犬が最も落ち着ける匂いです。飼い主さんが脱いで放っておいた服の上や、いつも座っている場所に犬が丸くなって寝ている光景を見たことはありませんか?匂いを嗅ぐことで落ち着いているなんて、微笑ましくて嬉しいですね。

7. 顔をなめる

顔をなめたり顔をすりよせるのは、愛情表現のひとつ。大好きな人にしかしない服従の行動です。犬からの愛情を感じてとても嬉しいですが、感染症の心配もあるので、なめさせるのはほどほどにしてくださいね。

まとめ

女の子ト額を合わせる犬

いずれにしても犬が寄ってくるときは、信頼されている証拠です。寄ってくるときの心理は様々あるので、犬の気持ちになってみて考えてあげてくださいね。行為をもってくれたときは、思い切り愛情を返してあげると喜びますよ。

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