犬がおもちゃで遊んでいるときに唸る心理6つ
1.楽しんでいる
基本的に犬は怒ったときに唸りますが、楽しんでいるときにも唸ることがあります。
例えば、愛犬が唸りながらオモチャで遊んでいるのを見たことがある飼い主は多いと思います。
愛犬が唸りながらおもちゃで遊んでいるときは、楽しくて思わず唸り声を出している、ということが多いです。
リラックスしながら、楽しく遊びに夢中になれている証ともいえますね。
ちなみに、私の経験からいわせていただくと、楽しんでいるときに出す唸り声は、「ヴヴゥ~!!」といった一般的に怒っているようなものではなく、「ヴニャヴニャヴニャ」といった感じで柔らかく優しく唸っていることが多いです。
2.興奮している
犬がおもちゃで遊んでいると、楽しくなりすぎて少しずつ興奮していくことが多々あります。
犬は元々狩りをしながら生きていた動物なので、基本的に遊ぶときは狩りをするイメージで遊びを楽しみます。
おもちゃを獲物に見立てて遊ぶといった感じですね。
愛犬が本能を刺激しやすい遊びに夢中になると、徐々におもちゃを本物の獲物のように思い、興奮することがあります。
また、興奮すると遊び始めた頃とくらべて、より唸り声を出すことが多い傾向にあります。
3.本気になってきている
興奮している状態よりも上の段階になると、犬は本気モードになって遊ぶようになります。
本気になると、楽しんだり興奮したりしてきたときよりも、力強く唸るようになります。
おもちゃに対する接し方も、荒々しくなってくることが多いので、「本気になってきている」と感じることができます。
愛犬が本気モードになって、力強く唸りながらおもちゃで遊んでいるときは、ふとした瞬間に噛まれることがあるので気をつけましょう。
4.良い遊び相手だと思っている
愛犬とおもちゃで一緒に遊んでいるときに、愛犬から良い遊び相手だと思われていると唸られることがあるそうですよ。
実際に私がおもちゃを使って愛犬と遊んでいるとき、愛犬がじゃれるように甘えた声で唸ることがあるのですが、そのときに良い遊び相手と思ってくれているのかな?という印象を受けたことがあります。
5.おもちゃを取られたくないと思っている
愛犬とおもちゃで一緒に遊んでいるときは大体の場合、おもちゃを獲物のようにして引っ張り合ったり、おもちゃを少し遠くに投げて、愛犬に取りにいかせたりして遊んでいることと思います。
そういった遊びをしていると、愛犬はおもちゃを「取られたくない」「相手に渡したくない」と思って唸ることがあります。
6.怒っている
犬が遊んでいるときに唸るのは、楽しんでいるときだけではありません。
もちろん怒っているという意味で唸っていることがあります。
私の経験上、犬は自分よりも下の立場だと思っている人に、おもちゃを取られそうになると怒って唸ることが多いです。
怒って唸るときは基本的に、鼻にしわを寄せながら歯をむき出しにして唸るので、そういった仕草をしているときは噛まれる可能性が高く、無理やりおもちゃを取ろうとするのは危険といえます。
犬がおもちゃで遊んでいるときの心理
本能で遊んでいる
犬は元々狩りをして生きてきた動物です。
狩りをしなくなった現在でも、犬は本能的に狩りに見立てた遊びが好きなようで、おもちゃを獲物にして遊ぶことが多いように感じます。
おもちゃを噛んだり引っ張り合ったり、遠くに投げたおもちゃを探しに行ったり。
犬はそういった遊びが好きなので、おもちゃは絶好の遊び相手といえるでしょう。
ストレス発散
ストレスが溜まっているときに、犬はおもちゃで遊んでストレスを発散することもあるようです。
おもちゃを思いっきり噛んだり、振り回したりして遊ぶことで、ストレスを発散しているのでしょうね。
おもちゃが好きで遊んでいる
おもちゃで遊ぶのが楽しくて好きだからという理由で、おもちゃを使って遊ぶ犬は多いみたいですよ。
私の愛犬の話になってしまいますが、愛犬がおもちゃで遊んでいるときは、『なぜかおもちゃが気になってしまって遊んでしまう』『おもちゃを噛むと変な音がして楽しいから遊んでしまう』といった具合に、おもちゃ自体に魅力を感じて遊んでいるのかな?と感じることが多いです。
歯がムズムズしている
犬は歯がムズムズしていると何かを噛んで、ムズムズを解消しようとすることがあります。
特に子犬の時期は、歯の生え変わりのときにムズムズしやすく、おもちゃをガジガジと噛むことが多くなります。
結果として、おもちゃで遊んだり遊んでいるように見えたりしているといえますね。
まとめ
犬はおもちゃで遊んでいて楽しく感じているときに、唸ることがあるようですね。
ただ、おもちゃに夢中になりすぎて興奮しすぎたり、本気モードになったりしたときは「おもちゃをとりあげないで!」と怒って唸ることもありますよ。
そういったときは、犬を落ち着かせるようにしましょう。
愛犬の唸り声の違いを知ると、少しずつ愛犬のテンションの度合いや気持ちが分かるようになるので、遊びのコントロールをしやすくなるといえるでしょう。