犬同士でする愛情表現4選

犬同士でする愛情表現4選

人間と同じように、わんこ同士でも相性の良し悪しがありますよね。今回は、相性の良いわんこ同士が見せる愛情表現のうち、代表的なものをご紹介します。

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1.しっぽを振る

座っている犬の尻尾アップ

しっぽは、わんこにとって重要なコミュニケーションツールであり、そのときのわんこの感情が素直に表れる部分です。

しっぽを振って相手に近づいていったり、近づいてくる相手にしっぽを振って迎えたりするのは、相手に好意的な感情を持っている現れ。

「好き!」という気持ちが抑えきれずにしっぽが動いてしまっているのです。

ただし、注意してほしいのは、同じしっぽを振っている場合でも、それが警戒心の現れである場合もあるということです。

うなり声を伴っていたり、眉間やマズルにしわを寄せて歯をむき出そうとしていたり、しっぽの動きが緩慢な場合には、警戒されている可能性があります。

むやみに愛犬を近づけてしまうと、咬傷事故等につながる場合もありますから、様子を見るようにしましょう。

2.ペロペロ舐める

舐め合っているチワワの子犬

わんこが他のわんこの身体をペロペロと舐めることを、ソーシャルグルーミングといいます。

このソーシャルグルーミングには、相手への愛情を確認したり、気まずい関係を解消したりする意味があるといわれています。

テレビや写真などでも、お母さんわんこが子犬をペロペロと舐めている姿をよく見かけますよね。このように、子犬の頃にお母さんにたくさん舐めてもらって愛情を受けたわんこは、自分が好きになった相手にも、身体を舐めることで愛情を伝えようとするようになるのです。

わんこ同士で身体をペロペロ舐めると、幸せホルモンが分泌されるだけでなく、被毛がきれいになる効果もあるといいますから、まさに一石二鳥ですね。

3.お腹を見せる

お腹を見せて寝転んでいる犬

相手の前でゴロンと寝転んでお腹を見せる、いわゆる「ヘソ天」のポーズも、よく知られている愛情表現の1つです。

わんこにとって、お腹は急所の1つ。

そのお腹を相手にさらけだすということには、「あなたのことを信頼していますよ」「こんなことができちゃうくらい大好きですよ」と伝える意味があるのです。

ただし、場合によっては、緊張状態からこのような行動をとることもあります。

4.遊びに誘う

芝生で遊んでいる二頭の犬

わんこが他のわんこに向かって、お尻をツンと突き上げて上半身を低くし、しっぽをフリフリするポーズをとることがあります。

これは、プレイバウと呼ばれる仕草で、相手を遊びに誘っているときの特徴的なポーズです。

相手も気分が乗っていれば、同じようにプレイバウのポーズで応えてくれるでしょう。

そのまま楽しい遊びの時間に突入してしまいましょう!

まとめ

夕焼けの中で寄り添って座っている犬の後ろ姿

いかがでしたでしょうか?

わんこ同士が仲良く遊んでいるのは、とても微笑ましい光景ですよね。

ですが、相性が悪いことに気づかずに遊ばせてしまうと、思わぬ事故のもとになってしまう場合もあります。

わんこが見せる愛情表現は様々ですが、代表的なものを覚えておくことで、わんこ同士がお互いのことをどう思っているかの判断材料にすることができます。

ドッグランや公園などで、初めて会うわんこと遊ぶときには、まずお互いの相性を見極めてからにすることをおすすめします。

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