幸せな犬の特徴とは
人間の言葉を話さない犬たちの気持ちは、表情や行動から読み取るしかありません。長く愛犬と暮らしていると、お互いに心が通い合って言葉の重要性を感じることも少なくなるでしょう。
しかし、私のように犬との暮らしが初めての飼い主さんや、知人から犬を預かっている方の場合であれば、犬の気持ちを読み取るのは容易いことではありません。
そこで今回は、幸せを感じている犬の表情や行動をご紹介します。犬は、言葉以外の表現方法で幸せを伝えてくれているのです!
1.へそ天(仰向け)で寝る
犬が仰向けの姿勢いわゆる”へそ天”で寝るのは、最高にリラックスしているためです。へそ天状態で寝る犬は、周りに敵がいないと確信しているからお腹を見せることができるのです。もはや、野生を忘れているのでしょう…(笑)
へそ天で寝ているときは、可愛いと思ってもお腹を撫でたり、近付いたりしない方がよいでしょう。リラックスして寝ているときは、静かに寝かせてあげるのが良い飼い主なのです。そうは言っても、やっぱり見てしまうけれど♡
2.口角が上がっている
犬も人と同様、口角を上げて笑っているときは幸せを感じています。そういうときは、自然と垂れ目になって優しい表情をしています。
私が犬を飼って驚いたのは、犬が笑ったり、怒ったりすることです。犬の表情は豊かです。幸せな表情も、悲しみを感じている表情も見落とさないようにしたいものですね。
3.耳を伏せている
耳を伏せる仕草は、幸せな気分や嬉しい気持ちを感じている犬が見せるものです。この仕草は”うれみみ”とも呼ばれています。
しかし、犬は警戒しているときにも耳を伏せることがあるので、耳を伏せる=うれみみではないことを理解しておく必要があります。耳を伏せているときは、犬の表情や周囲の環境にも気を配りましょう。
4.ため息をつく
犬が「はぁ~。」と深いため息をつくのは、リラックスしているためです。特に、寝る前にため息をつく犬が多いようですが、これは不満があるということではないので安心してくださいね。
5.留守番は8時間以内
人とは時間の流れが違う犬にとって、長時間の留守番は大きなストレスになります。できれば留守番の時間は最小限に抑えたいところですが、会社勤めの方ならそうはいかないでしょう。それなら、留守番の時間は8時間以内に抑えるべきです。
ネット上では、12時間程度なら大丈夫だという情報も見かけますが、本当でしょうか?私たちの1時間は、犬には4時間相当になるともいわれています。つまり、12時間は犬にとって48時間。大好きな飼い主さんに2日も放っておかれているようなものなのです。
1日に何時間も留守番させなくてはいけないようなライフスタイルを送る方には、犬を飼うのは難しいでしょう。
6.トイレを清潔に保つ
犬は元々キレイ好きな動物です。そのため、犬のトイレは常に清潔に保たなければなりません。
我が家の愛犬は、潔癖症ともいえるほどキレイ好きで、家に迎えた頃からトイレシーツが少しでも汚れていると別の場所でトイレをするような犬でした。トイレトレーニングが上手くいかず、悩んでいる飼い主さんはトイレを常に清潔に保つようにしてみてください。
まとめ
幸せな犬の特徴をご紹介しました。いかがでしたか?
私たちが幸せを感じる点が異なるように、犬も幸せだと感じるポイントには個体差があるでしょう。それでも、今回ご紹介した6つの表情や行動、仕草、生活環境はどの犬にも幸せなものばかり。特に留守番の時間については、大きなストレスになり得るので注意が必要です。
犬が幸せに過ごせるように、私たち飼い主にはまだまだやるべきことがあるようですね!