犬が挙動不審になっている時の心理4つ

犬が挙動不審になっている時の心理4つ

何だかワンちゃんの様子が変・・・ソワソワしたりキョロキョロしたりしていることはありませんか?この記事では「犬が挙動不審になっている時の心理」というテーマで、犬の様子が「挙動不審」に見えるときの心理を4つご紹介します。是非、チェックしてみてくださいね!

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挙動不審になっている時の心理1:誤飲・誤食

机の上の魚を食べようとしている犬

犬にとって食べてはいけないものを飲み込んでしまった場合、消化器官に違和感を感じて、挙動不審な行動をする場合があります。

「なんかきもちわるいな・・・」と自分でどうすることもできない不快感を感じると、その気持ちを表すために挙動不審になるそうです。

犬は、骨付き肉や魚の骨などのゴミが大好物で、尖った骨ごと誤飲してしまうと、のどや胃に刺さったりしてしまいます。

そのような誤飲事故を起こしやすい物は、犬の目の届く範囲に放置しないように注意しましょう。

挙動不審になっている時の心理2:ビックリしている

毛布を被って驚く犬

とてもきつく叱られたり、事故などで強い衝撃を受けた場合、ビックリしすぎて挙動不審になることがあります。

他にも、過去の出来事に対するトラウマがフラッシュバックすると、居心地が悪そうな仕草を見せたり、落ち着かない様子になるったりすることがあります。

特に、人間に虐待されていたワンちゃんがフラッシュバックが原因で挙動不審になることがあるそうです。

挙動不審になっている時の心理3:病気

獣医師と白黒のフレンチブルドッグ

挙動不審に見える病気の例として、次のような病気が挙げられます。

  • てんかん
  • 狂犬病
  • 水頭症
  • 前庭異常
  • 副甲状腺機能低下症

てんかん発作は100頭に1頭の割合程度で起こると言われている病気で、脳神経に流れる電気がおかしくなり、自分をコントロールする事ができなくなるため挙動不審な行動を見せるそうです。

狂犬病は、現在日本では撲滅されたと言われていますが、お近くの東南アジアや欧米、その他の地域では未だ発生しているとても恐ろしい病気です。狂犬病によって脳に異常をきたすと、しつこく歩き回ったり、狂暴になったりするといった症状がみられます。

水頭症はチワワなどの小型犬に多い脳神経系の病気で、脳脊髄液が異常に増えてしまい、脳室と呼ばれる部分が大きくなってしまう病気です。脳の病気なので、行動に異常が表れ、ぼーっとしたり、急に噛みついたり、歩き方がおかしかったりといった症状が見られます。

他にも脳の異常として前庭異常が疑われる場合にも、歩き方がおかしかったり、体のバランスを取ることが難しくなるので挙動不審に見えることがあります。

挙動不審になっている時の心理4:ストレス

綱渡りをするチワワ

ストレスはありとあらゆるトラブルの原因となりますが、犬が挙動不審になってしまうのもストレスが原因であることがあります。

例えば、飼い主さんと離れることを察知してしまった時(ペットホテルに預けられる、トリミングの予定がある、長時間のお留守番の前など)や、苦手なことをされると感づいた場合(爪切り、注射、シャンプー、ブラッシングなど)に、「あ~どうしよどうしよ!」と落ち着かない様子で挙動不審に見えることがあります。

まとめ

不安な目でこっちを見つめるビーグル犬

いかがでしたでしょうか。

愛犬がいつもと様子が違う、挙動不審であるときは、

  • 誤飲、誤食
  • ビックリしている
  • 病気
  • ストレス

の4つが主な原因として挙げられるのでしたね。特に、病気の場合は早期発見早期治療が鍵となってきますので、愛犬の異変にすぐに気が付けるように、日ごろからしっかり観察をしたいですね。

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