犬がストレスを抱えると起こす6つの症状

【獣医師監修】犬がストレスを抱えると起こす6つの症状

ストレスによって犬のカラダに起こる可能性の高いことを6つご紹介しています。とくに病気を発症させてしまう原因になりやすい免疫力の低下は防ぎたいものです。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.食欲がなくなってしまう

窓際で寝ているゴールデンレトリーバー

ストレスによって食欲がなくなってしまうことがあり、それが長く続いてしまうと体重が減少してしまうこともあります。

ストレスによって食欲がなくなる以前の状態が健康である場合には、ストレスを解消してあげることで食欲も健康状態も元に戻るでしょう。

しかし、成長期である場合や老犬である場合、持病がある場合や健康状態が悪かった場合には、栄養失調になってしまったり、衰弱してしまったり、持病を悪化させてしまったりなどの影響を受けてしまう可能性があります。

誤飲に注意!

食欲がなくなってしまうこととは逆に、ストレスによって食べ物ではないものを食べてしまう犬がいるようです。

異食症と呼ばれているのですが、お散歩中に土や砂を食べてしまうなど、普段は決して口にすることのないものを食べてしまうことがあります。

食欲に関係なく口にしてしまうようなので、十分に注意しましょう。

2.免疫力が弱くなってしまう

舌を出しているブルドッグ

ストレスによって免疫力が弱くなってしまい、風邪を引きやすくなってしまう人がいますが、実は犬も同じようにストレスによって免疫力が弱くなってしまい、感染症などを引き起こしてしまう可能性があります。

ストレスを受けるとカラダからストレス関連のホルモン(アドレナリン・アルドステロン・コルチゾールなど)が放出され、血管や心臓や免疫系に影響を与えてしまうのです。

コルチゾールというホルモン

ストレス関連のホルモンの中にコルチゾールというホルモンがありますが、コルチゾールには免疫反応を抑制する作用があります。

ストレスによってコルチゾールが過剰に放出されてしまった場合、免疫反応が抑制されすぎてしまうことが免疫機能の低下に繋がってしまうのです。

3.下痢になってしまう

カラーをつけた犬

ストレス関連のホルモンのひとつにアドレナリンというホルモンがありますが、精神的なストレスまたは肉体的なストレスを受けたとき、最初に放出されます。

心拍数・血圧・血糖値などを上昇させ、怒りや恐怖などの感情が引き起こされ、血液の供給が増え。筋肉が緊張します。

カラダへの影響がとても大きいことがわかりますよね。

下痢になる理由

アドレナリンの放出は胃腸への血流を減少させてしまいます。そのため、下痢になってしまうのです。ストレスによる下痢は突然に起こるため、それ以外の症状を伴うことはほとんどありません。

4.若さを失ってしまう

黒い老犬

大きな音、見知らぬ動物、見知らぬ人々、ことのようなものと接する機会が多い犬はマズルの白髪が多いという研究結果があるようです。ストレスによって老化が加速してしまっているということなのだそうです。

愛犬に長生きしてもらうため、いつまでも若々しくいてもらうために、ストレスを取り除いてあげたいですよね。

5.眠りが浅くなってしまう

白いテリア

ストレスを経験した犬と経験していない犬を比べた研究によると、ストレスを経験していない犬の方が「眠りに落ちる時間が早い」という結果と、ストレスを経験した犬の方が「深い眠りの時間が平均して20分少ない」という結果が得られたそうです。

しっかり眠れないことでカラダに疲れを感じることがありますが、犬も同じなのではないでしょうか。

6.ストレスが血尿の原因に!?

眠そうな柴犬

犬もストレスによって血尿になってしまうことがあるようです。

ストレスそのものが血尿を引き起こすのではなく、ストレスが蓄積されたことで健康状態を悪化させ、血尿の原因となってしまうのです。

先にもお話したのですが、ストレスによって免疫力が低下すると感染症を引き起こす可能性があり、血尿の原因となる感染症には膀胱炎があります。

血尿が出た場合にはすぐに病院へ連れて行ってあげましょう。

まとめ

あくびをするチワワ

ストレスによる健康状態の悪化は私たち人間もよく経験することですよね。犬もストレスを感じていることを何等かのサインで知らせていることがあります。

そのサインに気づいてあげることができると良いのですが、なかなか気づけないことがほとんどです。健康状態を悪くしてしまわないよう、ストレスが蓄積されてしまわないよう、気を遣ってあげたいですね。

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