鼻の動きで犬のキモチが分かる!?
私たち人間は、何かを表現するには言葉やジェスチャーを使ったりしますよね。また、何かをするときは手や道具を使ったりします。一方、犬は鼻の動きでキモチや何をしているかを表現することがあります。
今回の記事では、そんな犬の「鼻の動きから分かる心理」を5つご紹介します。ではさっそく見ていきましょう!
鼻の動きから分かる心理1:ここは安全なの?
はじめて来た場所や、散歩中などに鼻をヒクヒクさせて臭いを確かめているようなことがあります。犬は人間の100万〜1億倍の嗅覚をもつので(犬種の違いによって、鼻の形や鼻腔の長さが違うので性能が異なります)臭いによる情報というのを重要にします。その場の臭いや、離れた所からやってくる臭いまで敏感にキャッチし、自分が今いる環境が安全かどうか確かめているといえます。
鼻の動きから分かる心理2:これは何だ!?
鼻をヒクヒクさせて臭いを嗅ぐたけでなく、鼻先を観察対象物に触れさすことによって、感触を確かめたりします。ツンツンと鼻で押してみたりひっくり返してみたりして確認しているのでしょう。犬は人間ほど手を使うことはなく、口や鼻先を使って動作を行なうことが多いですね。器用に鼻を使って自分のしたいことをこなしているとスゴイな〜と感心します。
鼻の動きから分かる心理3:緊張しています
鼻に何か付いていて取ろうとしている以外の場合、ペロッと「鼻を舌で舐める」仕草は緊張を表します。鼻を舐めることによって自分を落ち着かせたり、犬同士でこの仕草をやる場合は「カーミングシグナル」として「落ち着こうよ、仲良くしてね・・・」というメッセージを発しています。他にも、飼い主さんに怒られた時や、不穏な空気を察した時に鼻をペロッと舐める仕草をします。その場の空気を和らげようと発するサインなので納得ですね。
鼻の動きから分かる心理4:構って〜!
鼻をツンツンと相手に押し付けてくることはありませんか?飼い主さんや大好きな人に対してやる場合「ねぇ、構ってほしいな」という気持ちを表しています。愛犬が鼻先でツンツンとしてきたら一緒に遊んだり、たっぷりとスキンシップしたりしてあげて下さい。
鼻の動きから分かる心理5:チェックします!
飼い主さんや家族が帰宅した後、持ち物のカバンや洋服を「クンクン」と嗅いでいることはありませんか?これは臭いの情報を収集していて、「どこにいってきたのかな!?」と考えています。気が済むまで嗅がせてあげると良いでしょう。他のワンちゃんの臭いがしたらひょっとするとヤキモチを焼いてしまうかもしれませんね。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
犬は鼻を使って臭いを嗅ぐだけではなく、その他にも様々な役割を持たせていたのですね。犬種によって様々な形や機能の違いがあるのも面白いですね。
愛犬や周りのワンちゃんのキモチを理解するヒントに、是非鼻の動きを活用してみてください!
ユーザーのコメント
40代 女性 黒柴サスケ
思い存分嗅いだ後は、『ぶふん』と鼻を鳴らし満足けな顔をしています。