犬が歯ぎしりをする原因と対処法

犬が歯ぎしりをする原因と対処法

愛犬の歯ぎしりで困っている飼い主さんもいると思います。今回は犬が歯ぎしりをする原因やその対処法についてご紹介していきますので、参考にしてください♪

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犬が歯ぎしりをする原因とは?

犬の顔

「歯ぎしり」とは歯と歯をすり合わせて音を立てることをいいますが、人間だけでなく犬も同じように歯ぎしりをすることがあります。

また、歯ぎしりは寝ている時にしているイメージが強いですが、実は起きている時も無意識のうちにしていることがあるのです。なぜ、歯ぎしりをしてしまうのか原因を探ってみましょう!

生理的要因

まず原因の一つとして挙げられるのは「生理的要因」です。これは主に口の中の不快感や痛みを紛らわせている行為など、比較的見た目で判断ができるものが多いです。

具体的に生理的要因とはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

  • 歯の生え変わり時期に乳歯がぐらつく
  • 噛み合わせが悪い
  • 歯周病などによる歯や歯ぐきの不快感、知覚過敏
  • 食べカスが歯に詰まっている
  • 胃液の逆流による胸焼け
  • ケガや病気による痛みを紛らわせている

歯ぎしりをしている場合は、まず口内に異常がないか確認してみましょう。

精神的要因

もう一つの歯ぎしりの原因は「精神的要因」です。こちらは、運動不足や寂しさなどから起こるストレスが主な原因となり、見た目だけではすぐに判断ができないことが多いようです。

精神的要因の具体的な例は以下の通りです。

  • ケガや病気などで思い通りに体を動かせない
  • 性的な我慢をしている
  • 留守番中に不安や寂しさを感じている
  • 満足に構ってもらえない
  • 散歩や遊びを途中で中断されて欲求が満たされていない

生理的要因に当てはまらない場合は、愛犬の日常生活をよく観察してみましょう。
いつもと違う行動を取っていたり、飼い主さん自身の行動を振り返ることで原因の早期発見が期待できるかもしれません。

歯ぎしりの種類

犬の歯

歯ぎしりは3種類に分けられることをご存知ですか?その種類によって重症度が異なるので愛犬の歯ぎしりがどれに当てはまるのかチェックしてみましょう。

タッピング

上下の歯をカチカチと音を立てる歯ぎしりのことを”タッピング”といいます。タッピングは他の歯ぎしりと比べると歯やあごにかかる負担はそれほど大きくありません。

グライディング

口を半開き、または閉じたままの状態で、上下の歯をゴリゴリとこすり合わせる歯ぎしりを”グライディング”といいます。一般的にいわれている歯ぎしりはこの動作のことを指します。

グライディングは、長期間し続けることで、歯やあごに大きな力が加わるため、歯がすり減る、歯がもろくなる、噛み合わせがひどくなる、歯周病が悪化する、顎関節症になるなど様々な症状を引き起こします。

クレンチング

口を閉じたまま上下の歯を強く食いしばる歯ぎしりを”クレンチング”といいます。音がほとんど出ないため、飼い主さんも気がつきにくいのが特徴です。

グライディングと同様、強く歯を食いしばることから歯やあごへの負担が大きく、悪影響を及ぼす可能性があります。

愛犬の歯ぎしりを止めさせるには?

しつけをする犬の飼い主

歯ぎしりの原因や、種類をお伝えしましたが当てはまるものはあったでしょうか?次にどうすれば愛犬の歯ぎしりを止めさせることができるのか、対処法を一緒に見ていきましょう。

生理的要因の対処法

食べカスが歯に詰まっている場合や、歯周病の予防として有効的な方法が歯磨きです。既に歯周病など歯の病気にかかっている場合や、口内を怪我している場合などは獣医師に相談してしっかりと治療してもらいましょう。定期的に愛犬の口の中の様子を見ることも、早期発見の近道といえますね。

精神的要因の対処法

精神的要因の場合は、ストレスや不安、欲求不満などを解消してあげる必要があります。運動不足だなと思うところがあれば、散歩の回数を増やしたり、一緒にドッグランなどで走ってあげましょう。

また、仕事や家事などであまり構ってあげられていないなと感じている場合は、休みの日に思う存分に遊んであげてください。飼い主さんだけでなく、他の犬とじゃれ合ってスキンシップを取ることでも十分ストレスを発散できますよ。

まとめ

犬と飼い主

いかがでしたでしょうか?歯ぎしりには3種類あること、歯ぎしりの原因は生理的なものと精神的なものがあることがわかりました。

歯ぎしりをするということは、何かしら健康状態に異変があることをあらわしています。長期間の歯ぎしりは歯やあごに大きな負担を与えてしまうので、可能な限り原因を突き止めて早く取り除いてあげたいですね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 もふころ

    犬の歯ぎしりにも種類があるんですね。実際愛犬はどうなんだろうかと観察してみましたが、特に歯ぎしりをする気配はありませんでした。今後歯ぎしりをするようになったら、改善するべきところを見直そうと思います。
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