犬とインコを一緒に飼うということ
私は、子供の頃に犬とインコを一緒に飼っていたことがあります。犬2匹とインコ3羽でしたが、5匹ともとても仲良しで、何も問題なく一緒に暮らしていました。
犬は2匹とも室内飼いで、インコは基本的にはケージの中ですが、遊びの時間には部屋の中に放してあげて、犬のカラダにインコが乗って遊んでいる姿もありました。
通っていた幼稚園でインコを飼っていたのですが、その幼稚園で生まれたインコ3羽をいただいたことがきっかけで犬とインコの多頭飼いになったんです。
「犬とインコは一緒に飼える?」ということなのですが、私の経験では「飼える」です。
しかし、一般的に考えると、犬種によってはインコとの相性が悪い犬もいますし、犬とインコを一緒に飼う際の注意点もいくつかあります。
私の経験もお話しつつ、犬とインコを一緒に飼うことについてまとめてみました。
犬とインコの相性は良い?
犬とインコの相性は個体差があると思います。
インコと一緒に暮らした経験のあるうちの愛犬たちは、インコを追いかけたり攻撃したりすることは一切ありませんでしたし、インコたちが犬たちを攻撃することもありませんでした。たまたま、2匹と3羽の相性がとても良かったのだと思います。
しかし、今現在一緒に暮らしている愛犬2匹のうち1匹は、お散歩中に鳥を追いかけて脅かしてしまうことがあるため、鳥と一緒に暮らすことはできないなと思います。
また、鳥猟犬として活躍してきた犬がいるということをご存知でしょうか。
- イングリッシュセッター
- アメリカンコッカースパニエル
- ラブラドールレトリーバー
- プードル
- 柴犬
これらの犬種は、鳥猟犬として活躍していた犬です。今現在でも鳥猟犬として活躍している犬もいるかもしれません。
柴犬は意外だなと感じたのですが、鳥などの小型動物の狩猟に使われていた歴史があるようです。鳥猟犬として活躍していた犬とインコが一緒に暮らすことはとても難しいのではないでしょうか。本能的に狩りをしてしまう可能性が高いと思います。
ちなみに、うちの犬2匹は柴犬の女の子とミックスの女の子でした。
犬とインコを一緒に飼うときの注意点
犬とインコを一緒に飼うとき、どのようなことに注意しなければならないのでしょうか。
遊ぶときは別々に
私の場合、犬2匹とインコ3羽はいつも一緒に遊んでいました。遊ぶというよりは、寝ている犬の上にインコが乗って戯れているという感じでした。ケージで過ごすことが多いインコでしたが、部屋の中に放し飼いにしてあげる時間を設けていました。
しかし、一般的に考えると、遊ぶときは犬とインコは別々に遊んだ方が良いと思います。
もし一緒に遊ぶことができたとしても、犬の方がカラダはずっと大きいですし、ちょっとしたことでインコに大きなケガを負わせてしまう可能性もあります。
興奮してしまいやすい犬は注意が必要です。犬たちが遊ぶ時間にはインコたちをケージの中に、インコたちが遊ぶ時間は犬たちをケージの中に、と分けて遊ぶことによってケガや事故を防ぐことができます。
犬が過ごす部屋とインコが過ごす部屋を別々に設けてあげることができるとより良いのではないでしょうか。
インコの爪に気を付ける
子供の頃に感じたことなのですが、インコの爪はとても細くて意外と鋭いです。そして、ケージの中で過ごすことが多いインコの爪はすぐに伸びてしまいます。
犬の爪切りと同じようにインコの爪切りもしてあげていたのですが、インコが犬の頭に乗っているとき、犬の目にインコの爪が入ってしまったら…と考えて心配になることが多かったです。
もし、一緒に遊ばせることがある場合には注意した方が良いと思います。
まとめ
私の経験では、犬とインコを一緒に飼うことができるというイメージなのですが、鳥を追いかけてしまう犬や鳥猟犬として活躍していた犬種である場合には十分な注意が必要だと思います。
“犬とインコは別々の部屋で飼う”というのが最も安全な飼育方法なのではないでしょうか。
しかし、それでも、犬がインコの部屋へ行ってしまわないよう、インコが部屋を飛び出してしまわないよう、注意は必要です。