人間と犬は当然の如く身近な関係となっている
人間と犬の付き合いは紀元前まで遡ると言われています。昔は狩猟犬や放牧犬として飼われていました。完全にペット化されたのはここ数百年ですが、その数百年で今や人間と犬は信頼関係により、当然の如く身近な関係となっています。その要因として、犬は高い知性や集団生活の中で培われてきた社会性が、ペットになった現在でも人間との生活に適用する事が出来ているのでしょう。
また、人間同様に感受性があるため、人間の感情を読み取りながら行動しているのだそうです。そのため、一緒にいる時間が長ければ長いほど深い信頼関係と絆が形成されて行きます。
まだまだ要因はありますが、そうした事から『犬の忠誠心がより強くなって行くのではないか』と言われています。
犬が主人に対し忠誠心を強く示す理由
犬は他の動物には見られない程の人間と独特の関係を築く事が出来ます。その一つが忠誠心です。主人と強い信頼関係が出来あがると、犬は強い忠誠心を示してくれます。
では、どうして犬がこんなにも主人に強い忠誠心を示してくれるのでしょうか?その理由についてご紹介します。
犬が持つ高い知能
犬は動物の中で知能の高さランキングの上位にいて、人間の年齢で言いますと2~3歳児の知能に相当すると言われています。また、犬種によっては3歳以上の知能があるとも言われます。どの様な犬種であっても、基本的な命令を覚えて従えますし感情を表す事さえ出来ます。更には人間の感情を察知して、それに合わせて行動が出来るのです。
この様に犬の忠誠心は、高い知能があるが故の産物だと言えるでしょう。
リーダーを認識する能力がある
犬は野生時代、群れを形成して生活していました。そのため社会性が本能的に備わっています。
集団で行動する動物は、群れの中に於いて規律や上下関係を明確に持っています。犬もその様な集団生活の中で、【リーダーを識別する能力】があると言われています。そうした能力が人間への忠誠心に繋がって行くのです。そのため家庭内でもしっかりと自分の主人、つまり主人は自分のリーダーだと認識しています。
まとめ
犬が群れで生活するのなら、人間も家庭と言う群れの中で生活しています。人間の子供は独り立ちするまで親を信頼して育って行きます。
犬は人間ではありませんので、縁あって家庭に迎えた愛犬でも血は繋がっていません。しかし家庭に迎えた犬は、飼い主にとって【自分の子供】同然の存在となります。
人間の場合、成長した子供は自分なりの考えがあって、場合によっては親と意見の相違がある事もあります。しかし人間と犬との間で信頼関係が構築されると、犬は主人に対して計り知れない程の忠誠心を示してくれます。これが飼い主にとって最高の喜びとなり励みとなるのです。
私は愛犬と生活してから、こんなに幸せで充実した生活を送れるなんて夢にも思っていませんでした。その理由は、主人の愛情により犬は主人をこよなく慕い強い忠誠心で応えてくれるからです。犬って本当に素晴らしい動物だと心からそう思います
これはあくまでも私の主観ですが、主人に忠実な犬を、出来れば『人間ではない他の生き物』と思いたくないです。愛犬は【自分の身体の一部】だと思っています。
そんな素晴らしい『犬の忠誠心に乾杯』と言いたいですね。