犬のうんちが黒い理由について 病気の可能性と対処法

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犬のうんちが黒い理由について 病気の可能性と対処法

犬のうんちがいつもより黒いと感じたことはありませんか?いつもと違ううんちをすると不安になってしまいますが、犬の黒いうんちは病気が原因なのか、もしくは他の要因でそうなっているのか気になるところです。今回は犬の黒いうんちの原因や気をつけることなどについてまとめました。

監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

犬のうんちが黒くなるのはなぜか

銀色のフードボウルに入ったドッグフード

犬のうんちが黒い理由については、健康上心配ない場合と心配すべき場合のふたつの可能性があります。

前者の方は病気というわけではなく食事が原因で黒くなっている場合です。犬のフードは動物系のエサ、チキンやラム肉などでは比較的黒~こげ茶のうんちが出ることも多く、逆に植物系のエサである穀物や野菜が多いフードでは色が薄くなります。

また、発色剤や着色料で赤レンガのような色になったりすることもあります。この場合は食事が理由で色が変化しているわけであり病気というわけではない可能性が高いですが、同時に色だけでなくうんちの硬さ、混ざっているもの、湿り気なども考慮して油断せずに慎重に判断すべきです。

後者の場合は犬の健康状態にあきらかに異常があるため黒いうんちが出ているケースです。この場合、消化器や胃、小腸などの病気による出血が原因でそれがうんちに混ざり黒くなっていることが考えられます。

具体的な病気としては急性胃腸炎などがありますが、黒いタールのような粘り気のあるうんちの場合十二指腸潰瘍、胃がんなどの可能性もあります。

このように黒いうんちは問題があることと、それほど深刻な問題はないことがあるのですが、念のため自己判断はせず健康診断を受けるなど獣医さんに見てもらうことをおすすめします。

犬のうんちが黒いの原因の1つ「口腔トラブル」

口の中を見られているゴールデンレトリバー

食事、内臓の病気などで犬が黒いうんちをすることがあるのですが、他にも口腔トラブルによって犬のうんちが黒くなることがあります。例えば歯茎からの出血が飲み込むことによって黒いうんちになることもあります。

口腔トラブルは内臓疾患などに比べて怖さが少ないように思えますが、歯は犬にとって非常に大事なものです。歯がなくなってしまうなどの口腔内のトラブルがあると食事もうまくできなくなり、衰弱してしまうこともあるからです。

犬の口腔状態もうんちの色と合わせてチェックするようにした方がよいでしょう。

犬のうんちが黒いのは誤飲、寄生虫が原因の可能性もある

いたずらをしているジャックラッセル

犬のうんちが黒くなる原因には、上記したもの以外にも様々あります。例えば子犬などの場合飼い主が目を離した隙に異物を飲み込み、それが原因で臓器などが傷つき、血液で黒いうんちになってしまうということもあります。

また、老犬の黒いうんちなどは潰瘍や寄生虫などが原因となっていることもあるようです。子犬や老犬の場合は特にうんちや健康状態には気をつけてあげましょう。

黒以外にも注意したい犬のうんちの色

診察を受けるジャックラッセル

黒以外にも犬のうんちの色には気をつけておきたいものがあります。白、赤、緑などの場合や、うんちに赤い血液が混ざる、粘膜のようなものが混ざる、下痢、臭いが強いなどの状態にも注意すべきです。

犬の健康的なうんちの状態としては黄土色から茶色をしていることが多く、硬さも柔らか過ぎず適度な硬さがあること、うんちを回収した時に地面に湿り気が残る程度がいいとされています。

病気が原因ではなく黒いうんちが出ているときは現在犬が食べているドックフードを変えてみること(ハーブ、油など以外に添加物が使用されていないものなどがおすすめ)も健康的なうんちを目指すための有効な方法です。

黒いうんちや匂いの強いうんちについては腸内環境が悪化している可能性も考えられるため、顆粒タイプの酵素や乳酸菌のサプリをドックフードに混ぜることで犬の黒いうんちなどが改善する可能性もあります。腸内環境に悪化は悪玉菌が増え、様々な病気に繋がるものですから普段から注意したほうがいいでしょう。

まとめ

トイレットペーパーで遊ぶスタッフォードシャーテリア

犬のうんちの状態はその健康状態を大きく反映しているものです。愛犬が黒いうんちをしたときは慌てずに血が混ざっていないか、下痢をしていないかなどの状態を確認し細かくチェックするようにしましょう。

黒いうんちが続く時はできるだけ医師に相談するようにし、異常がなければ食事を変えるなどして対応するようにするといいでしょう。日頃から愛犬が健康的なうんちをしているかなどしっかり見てあげるようにしてくださいね。

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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