犬の皮膚を保湿する2つの方法と注意点

【獣医師監修】犬の皮膚を保湿する2つの方法と注意点

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私が愛犬たちの皮膚を乾燥から守るために行っていること、皮膚が乾燥してしまったときに行っていることを2つご紹介しています。室内犬の場合、室内の湿度を管理することで皮膚の乾燥を防ぐことができます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の皮膚も乾燥する?

青空とシェパード

私たち人間の肌と同じように、犬の肌も乾燥します。夏は冷房、冬は暖房といったように、部屋で人間と同じ環境で過ごすことが多い犬の場合、室内の空気の乾燥によって皮膚が乾燥してしまうことがあります。

冷房や暖房が効いた部屋で過ごすことが多い犬の場合、加湿をするなどし、温度だけではなく、湿度にも気を付けてあげなければなりません。

犬の肌は人間の肌と違って全くケアをしなくても丈夫だから平気だと思っていますか?
実は、犬の肌は意外と“敏感肌”なんです。

ちょっとしたことで皮膚トラブルを引き起こしてしまったりします。その皮膚トラブルの主な原因は皮膚の乾燥にあることが多いようです。

あまりにも乾燥がひどい場合、痒がる場合や、大きなフケが出るようになる場合があるため、すぐに気づいてあげることができるのではないでしょうか。

愛犬の皮膚が乾燥していたら、どうする?

痒がったり、大きなフケが出たり、皮膚が赤くなっているなどの症状があらわれてしまったとき、どのように対処したら良いのでしょうか。ご自分で判断することができない場合は、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。

ただの皮膚の乾燥ではなく、アトピー性皮膚炎などの疾患がある可能性もあります。皮膚の乾燥は皮膚トラブルを引き起こしやすいですし、間違った対処法で悪化してしまうこともありますし、乾燥が長引けば治りにくくなってしまうこともあります。

早めに獣医さんに診てもらい、皮膚の乾燥を防ぐための正しい知識を教えてもらうと良いのではないでしょうか。

愛犬の皮膚を乾燥から守る方法

バンダナを付けたポメラニアン

これからご紹介するのは、私が愛犬たちの皮膚を乾燥から守るために実際に行っている方法です。

「こんな方法で行っているのですが、どう思いますか?」と、かかりつけの獣医さんにお伺いしたこともある方法なのですが、「良いと思います」と言っていただけた方法なので、みなさんにもご紹介したいなと思いました。

しかし、ご紹介する方法は、全ての犬で当てはまるとは限りませんのでご注意ください。中には、ご紹介した方法が合わないわんちゃんもいると思いますので、あくまで“こんな方法もあるんだな…”という程度でご覧頂けると嬉しいです。

肉球を保湿する方法「ココナッツオイル」

お散歩に行った後、必ず手足を洗います。朝と夕の2回お散歩に行くため、1日2回洗います。

石鹸を使って洗うのですが、そんなに洗ったら乾燥してしまうのでは?と思われますよね。手足を洗った後、肉球の保湿に使用しているのがココナッツオイルです。

犬の肉球用のクリームなどもありますが、“舐めても安心”と書かれていても、使用されている原料を見ると安心はできませんでした。そこで、食品として販売されているココナッツオイルを使用しています。

大量に舐めてしまうと下痢などの原因になる可能性がありますが、肉球のお手入れに使用する分であれば「問題ない」と獣医さんからも言っていただきました。

手足を洗った後や肉球の乾燥が気になるとき、ココナッツオイルをたっぷり使ってマッサージするように保湿します。

マッサージを終えたら、余分なココナッツオイルを拭きとるようにしています。しっかり馴染ませることができれば拭きとってしまっても乾燥の原因にはなりませんし、フローリングで滑ってしまう可能性もあるため、拭きとるようにしています。

皮膚軟膏を処方してもらう

乾燥によっておハゲができてしまったとき、獣医さんから皮膚軟膏を処方していただきました。軽度な皮膚疾患であったため、2週間ほど使用して治りました。

どうやらシャンプーが皮膚に合わなかったようで、シャンプーも獣医さんからおすすめされたものに変え、それ以降は皮膚トラブルを引き起こしていません。

皮膚軟膏は今でもたまに処方していただいているのですが、ブラッシングの際に細かなフケが出ていることに気づいたとき、フケの出ている周辺の皮膚に使用しています。

気温の変化が激しいときや季節の変わり目になると乾燥によってフケが出やすいため、皮膚軟膏を常備しています。

まとめ

青空と柴犬

愛犬の皮膚の乾燥に気づいたら、すぐに獣医さんに診てもらい、適切な対処をすることが大切です。

通販サイトでは犬用の保湿化粧水などの皮膚を保湿するためのアイテムが販売されていますが、愛犬の皮膚には合わない可能性もありますし、ただの乾燥ではなく皮膚疾患である可能性もありますし、やはりまずは獣医さんに診てもらうのが良いと思います。

被毛で被われているため、なかなか皮膚の乾燥に気づいてあげられません。こまめに皮膚の状態をチェックしてあげることも必要だと思います。

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