近年ワンちゃん達はお家で一緒に生活する子が多く、そして、あまりお散歩に行かないような子もいるかと思います。
そのような環境もあり、ワンちゃん達のお爪は伸びやすい状態になりがちです。
そして、フローリングのお家も多く、ワンちゃん達のお爪が伸びているために歩きにくかったり、滑って怪我をしてしまったりするため、お爪切りは必須ですよね。
しかし、ワンちゃん達はお爪切りが苦手な子が多く、お家でのお爪切りに苦労している方も多いかと思います。
我が家のワンちゃんは小さい頃はじっとしてられず、お爪切りを、嫌がっていたのですが、今では一人でお爪切りが出来るほど慣れました。
我が家でのお爪切りの方法が少しでもお役にたてばと思います。
爪切りに慣らす
まず、お爪切りはワンちゃん達の協力なしに行うことは難しいと思います。
そのためには、ワンちゃん達に慣れてもらうことが必要になってきます。
そして慣れてもらうまで飼い主さんが辛抱強く行うことが大切です。
我が家でも最初の頃は手をずっと持たれることや、お爪を切ったときの音などを嫌がりどうしても動いてしまうことが多く、大変でした。
しかし、お爪切りをしないと怪我をしたりすることがあるため、我が家ではお爪切りに少しずつ慣れてもらうようにしました。
1、爪切り自体は怖くない
まず最初に行なったのは、爪切りを持った状態で手を触っても怖くないというのを教えました。
2、徐々に時間を長く
徐々にお爪を切り、嫌になったら休憩をしながらとだんだんとお爪を切る時間を長くしていきました。
特に我が家のワンちゃんは前の手を嫌がるので、前の手の練習は時間をかけながら慣れさせるようにしました。
3、爪切り中は動いちゃダメ
今でも時々前の手は嫌がることがあるのですが、お爪切りを始めたらじっとしていなきゃいけないというのを教えるために、動いたらいけないと言って、じっとさせるようにしています。
そして、全てのお爪切りを終え、おとなしく出来ていたらおやつを貰えるという様に教え、お爪切りを頑張ればご褒美が貰えるというように覚えてもらっています。
また、ワンちゃん達はそこまで長時間集中力が持たないため、長くとも10分以内には終わらせるようにしています。
4、こまめに爪切りを行う
慣れてもらうためにも毎週少しずつでもお爪切りをするようにしています。またこまめに爪切りを行えば、1回の爪切りにかかる時間が減り、ワンちゃんと飼い主さん両方の負担が減ります。
5、手足を触られることに慣らす
ワンちゃんの中にはお爪に触られるのも苦手という子もいるかと思います。
そのような子はまずお爪を含め、手足を触らせてもらうことから練習を始めるのが良いかと思います。
6、お家に迎えたら早いうちに始める
出来ればお家に迎えた頃から始めて、慣れてもらうのが良いと思います。
爪切りグッズ
我が家でのお爪切りはトリミングサロンや動物病院で使用しているのと同じ、ギロチン型のお爪切りを使用しています。
切れ味が良く、長持ちするため、他の物と比べると多少値ははりますが、ギロチン型にしました。
また、ワンちゃんのなかにはお爪が黒くて、どこまで切って良いか分からないから心配という方もいらっしゃるかと思います。
そのような方はトリミングサロンや動物病院で切ってもらう方がよいかと思います。最初はサロンや動物病院で教えてもらってからお家でやってみるのも良いですね。
あまり深爪してしまうと、血管まで切ってしまい出血してしまうことがあるからです。
お爪はからの出血もともと止まりにくく、またワンちゃん自身も痛みや飼い主さんの動揺によって興奮しているとさらに血が止まりにくくなってしまうため、飼い主さん自身もより困ってしまうことがあるかと思います。
そして、お家で出血させてしまったため、お家でお爪切りを出すとワンちゃんが逃げてしまうというお話も聞いたことがあります。
お爪切りは日々のケアとして必要なことなので、是非お家で出来るようになれれば良いですね。
飼い主さんもワンちゃんに慣れてもらうように辛抱強く、無理しない程度に頑張りましょうね。