犬が睡眠不足になる3つの原因と対策

【獣医師監修】犬が睡眠不足になる3つの原因と対策

最近犬が少し体調が悪かったり、イライラしていたりしませんか?病気やストレスの可能性もありますが、睡眠不足が原因ということも……。今回は睡眠不足になる原因と対策をご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にとっての睡眠とは?

あくびをする犬

犬の睡眠時間は1日12〜14時間だと言われています。
寝ている間はずっと熟睡しているわけではなく、深い眠りと浅い眠りを繰り返しています。
犬も睡眠不足になると疲れを感じたり、イライラしたり、体調不良になったりと色々な不調があらわれます。
最近元気がない、怒りっぽいなどといった場合は病気などと同時に睡眠不足も疑ってみてください。
一見よく寝ているように見えても、睡眠の質が悪いと寝不足になってしまうのです。

睡眠不足になる3つの原因

よこになるビーグル

1.周囲がうるさい、明るすぎる環境

例えば家の近くで工事が始まったり、新しい人が引っ越してきて少しうるさかったりすると眠れなくなる子がいます。
全く気にせず眠れる子もいるのですが、神経質な子は環境の変化についていけません。
音のほかにも電気がつけっぱなしだったりすると上手く眠れなくなることがあります。
人間と同じように、暗めで少し静かな場所のほうが犬にとっても寝やすい環境です。
できるだけそういった環境を用意してあげましょう。

2.運動不足・ストレス

散歩の量が足りなかったりするとストレスから眠れなくなったりします。
まだ遊び足りないから遅くまで起きたり、何度も目が覚めたりするのです。
梅雨時期などは散歩にいけないことが多いと思いますが、そういうときは部屋でおもちゃで遊んであげたり、しつけの練習をしたりしてあげてください。
犬は構ってもらえないとストレスを溜めてしまいます。
できるだけ犬と触れ合う時間を作ってあげてください。

3.何か病気を持っている

体痛みがあったり痒みがあると上手く眠れずに寝不足になります。
足を引きずっていたり、体を丸めるようにしていたりしているとどこかに痛みを抱えてる可能性があります。
また皮膚が赤くなっていないか、傷がないかなども確認したほうが良いでしょう。
もし気になることがあれば眠れていないことも含め、獣医さんに相談してみてください。
病気を治療することで眠れるようになる可能性があります。

快適な睡眠のためのポイント

眠るブルドッグ

犬専用のスペースをつくる

犬には犬専用のスペースを作ってあげてください。
飼い主さんとずっと一緒に居たい犬もいるかもしれませんが、大抵の犬は自分の場所でゆっくりと休みたくなります。
サークルやケージなどで囲ってあげたり、少し暗くしたり、洞穴のような雰囲気にすると犬もリラックスしやすいかと思います。
クッションなどを置く場合は犬の体にあった大きさのものを置いてあげましょう。

適度な室温にする

人間も適度な温度を保つことで心地よく過ごすことができますよね。
それは犬も同じで寒すぎず暑すぎない温度であれば心地よく眠れるのです。
エアコンなどを使って室温を調整すると良いでしょう。
飼い主さんが快適だと思う気温で良いと思いますが、一応目安としては夏は28度、冬は20度ぐらいと言われています。
犬のベッド用のカイロや湯たんぽなども販売されていますので、注意事項をよく読み使用方法を守って使ってみるのも良いかと思います。

清潔にする

犬はきれい好きです。汚れてストレスを溜めないようにいつも清潔な環境を保つように心がけましょう。
クッションや犬用のベッドなどを使っているときは選択をしたり、日光にあてたりしてあげると良いでしょう。
また清潔にしていないと、皮膚に炎症が起きたり病気になる可能性もあります。
皮膚が痒くなったり痛くなったりした場合には快適な眠りが妨げられてしまいました。
心地よい睡眠のためにも、常に清潔を保つようにしましょう。

適度な運動をさせる

走り回る犬

人間もある程度疲れていないとすぐには寝れないですよね。
散歩はもちろん必要なのですが、それだけでは足りない犬も多いんです。
散歩は運動というよりも気晴らしに近いかもしれません。
犬にとっての運号とは走り回ったり、ボールを追いかけたりすることです。
ちょっと広めの公園に伸縮性のリードなどをつけたままボール遊びをしたり、一緒にジョギングをしてみてはいかがでしょうか。
ドッグランで他の犬と遊ばせるのも良いですね。
人の迷惑にならないよう、出来る範囲で運動させてあげることも大切なので、そのあたりはその都度判断してください。

規則正しい生活をする

犬にとっても規則正しいリズムで生活するのは大切なことです。
犬は本来夜行性ですが、飼い主さんの生活に合わせて生活リズムも変化しています。
昼型夜型とあると思いますが、決まった時間に寝て決まった時間に起きる、そうやって一定の時間帯で行動することが大切です。
飼い主さんがずっと電気をつけっぱなしにして活動していると犬も快適には寝れません。
きっちり守る必要はありませんが、生活のリズムが不規則な飼い主さんは愛犬のためにも少しリズムを正すと良いでしょう。
仕事などの都合でどうしても無理、という場合は犬用のスペースを作って寝る時は暗くしてやったり静かにしてあげたりしてください。
それだけでも変わると思います。

まとめ

ぬいぐるみを抱いて寝る犬

愛犬が快適な睡眠を取れるように、今の環境は適しているかどうか見直してみるのもいいかもしれませんね。
また、体調不良や、様子がおかしい時は睡眠不足以外にも原因があるかもしれないので動物病院にも連れていってみましょう。

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