犬に赤ちゃんが生まれたら!飼い主ができる5つの産後ケア

犬に赤ちゃんが生まれたら!飼い主ができる5つの産後ケア【獣医師監修】

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自分の愛する犬が赤ちゃんを生むという経験は、飼い主にとっても感動的な出来事ですよね!そこで飼い主ができる出産後に重要な母犬への産後ケアと、その赤ちゃんへの産後ケアをそれぞれ紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。仙台市の動物病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

母犬への産後ケアは?

眠るお母さん犬に乗っかる赤ちゃん犬

まずはお母さん犬への注意点と産後ケアです。人間と同様に、赤ちゃんを産んだばかりのお母さんというのは疲れていますし、与える食事にもポイントがあります。

1.落ち着くまで近付かない

柴犬の親子

赤ちゃんを出産してからしばらくは、不用意に近付いたりしない方が好ましいです。なぜならば、出産後の母犬というのは、赤ちゃんを守らなければいけないという責任感から、普段以上に警戒心が強くなっているからです。

ただでさえ、出産で疲れているため、無駄なストレスを与えてしまっては可哀想です。警戒心を解き、ゆっくりと休ませてあげるためにも、不要な干渉はしないようにしましょう。

もちろん、食事や水分補給などは大切ですので、その際は静かに声をかけながら近づき、与えるようにしてくださいね。

2.離乳までは高カロリーな食事を与える

犬のご飯

食事に関しての産後ケアです。出産によって体力を消耗している母犬は、その後、赤ちゃん犬に母乳を与えなければいけないため、さらに栄養を失うことになります。そのため、普段与えている食事ではなく、高カロリーな食事を与えるようにしてください。

出産することがわかっているのであれば、事前に高カロリーなドッグフードを探したり、病院で獣医さんに相談してみると良いでしょう。

また、水分もしっかり補給する必要があります。しかし、赤ちゃんを守るという本能が働いているため、赤ちゃんから離れようとしない母犬も多いです。そのため、なるべく母犬の近くに水を置いてあげてください。

3.赤ちゃん犬への産後ケアは?

犬の赤ちゃん

続いて赤ちゃん犬への産後ケアです。まず赤ちゃんが生まれたことを確認したら、先ほどお話ししたようになるべく近付かず、遠くから観察するようにしましょう。また、病院へ赤ちゃんが生まれたことを報告し、身体検査について相談することが大切です。

4.初乳の確認

母乳を飲む子犬

初乳というのは、その名の通り、初めて赤ちゃんが口にする母乳のことを指します。この初乳というのは、通常は生後1~3日の間に見られます。もちろん、自力で飲めませんので、母犬が誘導し、母乳をあげます。

この初乳は栄養を吸収する目的と、免疫力を高めるためにも非常に重要です。遠くから見守り、母犬が手伝っていなかったり、上手く飲ませることができていない場合には、母犬の様子に注意しながら、赤ちゃん犬の口を母犬の乳の辺りへ誘導してあげましょう。

5.体重をチェックする

体重計に乗る子犬

続いて体重チェックです。こちらは母犬の警戒心がおさまってからで良いでしょう。また、病院で身体検査をしてもらう際に、獣医さんから「体重のチェックをしてください」と教わることもあります。

この体重チェックは、生後2週間までは1日2回に分けて体重を確認します。毎日行うものですので、正しく確認できるよう、毎日決まった時間に2回、行うようにしてください。

基本的に1日ごとに10%増加を目安に確認しましょう。赤ちゃんごとに体重に大きなばらつきが見えたり、体重が目安にまったく達していないなどの心配があるのであれば、母犬の母乳がしっかり出ているかを確認してください。獣医さんに電話し相談するのも良いでしょう。

6.生後1ヶ月頃から離乳食を与える

容器を見つめる犬

最初はお母さん犬の母乳を飲み成長していく赤ちゃん犬ですが、最終的にはどこかのタイミングで離乳食に切り替えなくてはいけません。離乳食に切り替える最も良いタイミングは、生後1ヶ月前後だとされています。

生後1ヶ月ともなると、生まれた直後に比べて身体も少し大きくなり、3週間が経つと歯も生えてくるようになります。そのため、1ヶ月前後に母乳から卒業し、離乳食へ切り替えることが望ましいのです。

しかし、最初は離乳食になれていないため、補助が必要なことはもちろん、少々軟便となる可能性もあります。あまりにもうんちが柔らかいと感じる場合には、獣医さんに相談し、食事を変えたり、母乳に戻してみましょう。

まとめ

授乳中のお母さん犬と赤ちゃん達

いかがでしたでしょうか。基本的に出産直後というのは母犬が世話をするため、必要以上に近付かないようにします。しかし、母犬や赤ちゃん犬の様子がおかしいと感じた場合や、食事のお世話などをする際は、そっと近づき、母犬にストレスを与えないよう行動するようにしましょう。

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