犬用おやつ選び 4つのポイント
成分
犬への安全性を重視し、石油由来成分を使っていないおやつを選びましょう。
ジャーキー類は「鶏ささみ」「馬肉」など、シンプルな材料を使っているものがおすすめです。市販のおやつのパッケージに記載された原材料名は、必ず見ておきましょう。通販で購入する場合も、原材料や製造工程などが確認できるサイトがおすすめです。
犬の中には、穀物アレルギーなどを持っている子もいます。グルテンフリーなど、アレルギー対応の表記も併せて確認しておくと安心です。
カロリー
カロリーの高いおやつは、犬の肥満に繋がります。ダイエット中の犬には、脂肪分をカットしたものや、魚をメインにしたおやつがおすすめです。
また、おやつを与えすぎると普段のフードを食べなくなり、栄養バランスがかたよる恐れがあります。1日に必要なカロリーを計算して、適切な量を与えるようにしましょう。
食べやすさ
犬の種類や年齢によって噛む力は異なります。特に子犬やシニア犬などは、固いおやつを嫌がる場合が多い傾向にあります。食べやすい柔らかさかどうか、食べている様子を観察しながら確認するようにしましょう。
早食いが気になるときは、適度な固さがあり、食べ終えるのに時間がかかるおやつを選ぶのがおすすめです。飲み込めない大きさのおやつは、犬が丸呑みしてしまったときに喉を詰まらせる可能性があります。その場合はカットして大きさを変えるなど、工夫して与えましょう。
用途
犬のおやつには、ご褒美として与えるものと機能性を目的としたものがあります。購入する時はどのような用途で与えるかを考えましょう。留守番やトレーニングを頑張ったご褒美であげるのであれば、大好物のおやつを褒めながら与えることで愛犬のやる気にも繋がります。
また、足りない栄養を補うためのおやつや、歯磨きガムなど、犬の健康維持を目的として選ぶときは獣医師に相談して決めるのもおすすめです。
犬用おやつおすすめ人気ランキング10選
1位:ロアジス「ヒマラヤチーズスティック」
ヒマラヤチーズスティックは、ヤクミルクと牛乳のみのシンプルな材料で仕上げられた、グルテンフリーのおやつです。タンパク質やアミノ酸が豊富に含まれており、低カロリーなのでダイエット中でもおすすめです。
食べ進めて小さくなったチーズは、電子レンジで数分温めるとサクサクした食感のチーズボールになります。最後までおいしく食べることができることと、噛み応えがあって犬のストレス発散になることがこの商品の魅力です。
2位:ドギーマン「きらりササミ」
鶏肉をたっぷり使い、旨味と香りを閉じ込めたおやつです。噛みちぎりやすいので、柔らかい食感を好む犬にもおすすめです。長めのサイズでしっかりとした食べ応えがあります。
全犬種に対応しており、「野菜入り」「さつまいも入り」など種類も豊富なので、愛犬が好む味を選べるのも嬉しいですね。
3位:安井商店「割烹板前 馬肉ジャーキー」
自社製造にこだわった赤身の馬肉ジャーキーです。良質なたんぱく質を含む馬肉を使い、手間をかけて筋や脂を取り除いているので、ダイエット中の犬にもおすすめです。
保存料や香料、発色剤、増粘剤といった添加物は一切使用していません。大量生産せず、必要な分だけを生産しているので、毎日新鮮なおやつをあげられます。
4位:サンライズ「ゴン太の歯磨き専用ガム」
牛皮を原料に使い、柔らかく仕上げた歯磨きガムです。固いおやつが苦手な犬や、噛む力が弱い子犬、シニア犬にもおすすめです。
繊維状の構造の牛コラーゲンが、噛むたびに歯がブラッシングされて効率よく歯垢を除去します。クロロフィル配合で口臭除去にも効果を発揮します。
5位:グリニーズ「プラスカロリーケア」
果物類などこだわりの原材料を使用し、100%自然素材を主原料としたおやつです。高品質な豚由来のゼラチンを使い、犬の食物アレルギーにも配慮しています。総合栄養食の基準を満たしているので、他のフードとの組み合わせや栄養のかたよりが気になるときにもおすすめです。
弾力性と噛みやすさに配慮した形状で、しつこい歯垢を落とします。高い歯磨き効果でVOHC(米国獣医口腔衛生協議会)にも認定されています。
6位:ドギーマン「アキレススティック」
新鮮な鳥のすじ肉を使い、食べやすく乾燥させた無添加のおやつです。コラーゲンなど良質なタンパク質を多く含んでおり、発育期や産前、産後の犬の栄養補給をサポートしてくれます。
細い形状で固めの食感なので、噛む力がついてきた成犬のおやつにおすすめです。よく噛むことでストレスも発散でき、歯茎の健康維持に繋がります。
7位:kuma kitchen「かぼちゃクッキー」
ペット栄養管理士監修のもと、築地のコックさんが手作りしたクッキーです。栄養バランスを考えたおやつで、国産の原料を中心に、保存料着色料は一切使用していません。
かぼちゃをたっぷりと練り込み、小さな星の形にくり抜いて作られたクッキーは、見た目も可愛いらしくプレゼントにもおすすめです。犬だけでなく、人間が食べても美味しいとの口コミで人気の商品です。大変人気商品で、入荷待ち状態が多いですが、すぐに入ってくるようなので、次回の入荷まで少々お待ち下さい。
8位:ペッツルート「カロリーカットチーズ」
三角にカットされた形が特徴的な犬用特製チーズです。人間用のプロセスチーズと比べて塩分を20%以上カットしています。
カロリー控えめなので、ダイエット中も安心です。乳清(ホエイ)から抽出した乳清タンパクを加えており、成長時の犬に必要なカルシウム補給にもおすすめのおやつです。
9位:ペティオ「素材そのまま さつまいも」
さつまいもを丸々使用しており、自然の美味しさをそのまま味わえるおやつです。蒸してから乾燥することによって甘みが凝縮され、より嗜好性がアップしています。
スティックタイプなのでそのままあげる他、食べやすいサイズにカットすることもできます。柔らかく仕上げられているので、シニア犬や固いおやつが苦手な犬にもおすすめです。
10位:プライムケイズ「お肉と野菜とヤギミルクスティック」
馬肉、かぼちゃ、にんじん、ラム、エゾ鹿、たら、ヤギミルクの7種類のスティックが一袋で楽しめる商品です。北海道の新鮮な原料を選び、魚は丸ごと使う、鶏肉は高温高圧で骨まで柔らかく加工して練り込むなど、製造方法にもこだわっています。
血液の浄化や整腸作用がある熊笹エキスを配合しており、添加物は一切使用していないので、犬の健康管理におすすめのおやつです。
犬用おやつ おすすめ手作りレシピ
バナナヨーグルトパンケーキ
材料
- バナナ:1本
- レモン汁またはりんご酢:小さじ1/2
- 卵:1個
- ヨーグルト:40g
- 米粉:50g
作り方
- バナナをフォークでつぶして、りんご酢またはレモン汁を混ぜておく。
- ボウルに卵をよく溶いて「1」とヨーグルト、米粉を加えよく混ぜる。
- 薄くオイルを敷いたフライパンで焼く。
焼くときは、犬の体にいいココナッツオイルを使っています。おやつの中に愛犬の好きな具材を挟んでアレンジするのもおすすめです。
お手軽おやつ☆きな粉ボーロ
材料
- きな粉:大さじ3
- わんちゃん用粉ミルク:大さじ1
- ココナッツオイル:大さじ1
- 豆乳:さじ1~1.5
作り方
- 材料を全て混ぜて、こねて生地をまとめる。
- 1cm大のボール状に丸めて、クッキングシートを敷いた天板に並べる。
- 180℃のオーブンで8分~10分焼き上げる。
きな粉は食物繊維が豊富で、犬の栄養をサポートします。香ばしい香りが食欲をそそるおすすめのおやつです。
桃ヨーグルト寒天
材料
- 完熟桃:正味120g
- レモン汁:小さじ1/2
- 無糖ヨーグルト:100g
- 粉寒天:2g
- 水:100cc
作り方
- 桃の果肉をフォークでつぶしレモン汁を混ぜておく。ヨーグルトは常温に戻す。
- 小鍋に水、粉寒天を入れてよく混ぜる。火にかけ沸騰してから2分間よく混ぜながら煮溶かし、鍋を火からおろしておく。
- 「2」の鍋にヨーグルトを入れて泡だて器でよく混ぜる。さらにつぶした桃を加え素早く混ぜる。
- ラップを敷いたバットに「3」を流し入れ、冷蔵庫で冷やして固める。
愛犬といっしょにおやつを食べたい場合、人間用にはバニラアイスクリームやはちみつを添えるのがおすすめです。
まとめ
安全な無添加素材やデンタルケアなど、犬のおやつには種類によってそれぞれメリットがあります。選ぶときは年齢や愛犬の健康状態も加味しましょう。
おやつは、犬と飼い主との大切なコミュニケーションの時間です。 おすすめランキングを参考に、愛犬にぴったりのおやつを見つけてみてくださいね。
ユーザーのコメント
40代 女性 すずー
40代 女性 SUSU
記事にあった無添加のきびなごやドットわんのおやつは、原材料としては安心出来るシリーズだと思いますが、その他のおやつに関しては、着色料や香料、保存料など発ガン性のリスクの高い合成添加物が含まれているようでした。その他、甘味料や糖類などワンコの栄養素としては不要なものもあります。記事にあったように、パンに薬を挟んで飲んでもらう際に使うなど、常用しないのであればそこまで気にすることもないのかなと思いますが、薬の種類によっては糖類の働きがどのような影響をもたらすかについて獣医さんに確認する必要があるのかなと思います。
ワンコにもグラノーラの商品が出ているとはとても驚きました。確かに、カラフルで見た目の鮮やか、美味しそうです。インスタ映え(笑)にももってこいですね。
我が家では、鶏のむね肉やささみを使ってジャーキーを作ったり、米粉とレバーでレバークッキー、牛乳とお酢でカッテージチーズを作ることもあります。どれも無添加無着色、保存料も不使用のため、冷蔵保存にしても1週間を目安に使い切るようにしています。チーズに限っては3,4日といったところです。
自分で作ってみると市販のおやつが常温でも腐らないこと、不自然なまでの発色の良さに驚くこともあります。その他、市販のクッキーの硬さにいかにつなぎとしての小麦が多く使われているのかも勉強になりました。
記事にあったように、中国産を買うよりは断然、国産の方が良いと思います。ただ、国産のメーカーの中にもいろいろとあります。見た目やワンコの食いつき、体調だけで判断するのではなく、パーケージ裏面にある原材料を確認し、せめて発ガン性の高い合成添加物は不使用のものを選ばれると良いのかなと思います。
40代 女性 匿名
40代 女性 匿名