子犬のおやつはいつから?あたえ方や選び方まとめ

【獣医師監修】子犬のおやつはいつから?あたえ方や選び方まとめ

🍖子犬とおやつの関係はとても重要なものです。普段のごはんは勿論ですが、おやつについても、飼い主さんがどの時期から与え、手作りなのか市販の物なのか、また、その量をちゃんとコントロールできるかどうかで、子犬の未来、そして飼い主さんとの関係も大きく変わります。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

子犬にはいつ頃からおやつをあげていいの?

水を飲んでいる子犬

事情や状況は様々あれど、ショップやブリーダーさんから子犬をお迎えをする場合、生後3ヶ月前後の子犬をお迎えするケースが多いでしょう。
我が家でも、ちょうど生後3ヶ月の子犬をお迎えしました。お迎え時には、食餌(ドッグフード)は朝晩2回・固形フードを与えられる程度に成長していましたが、体重は成犬になった今とくらべると半分ぐらいでした。
子犬のころは消化器官もまだ未熟だったため、消化不良だったのかオシッコやウンチの回数もかなり多く、食べては出し、食べては出し・・の繰り返し。更に、どこにそんなパワーがあるの?というぐらい活発(ヤンチャ)でだったので、たくさん遊んでいました。もちろん子犬だからといって遊ばせ過ぎないように強制的に休ませていました。そして休ませてる間は、パチっとスイッチが切れたように眠る・・の繰り返しでした。

この姿、じつは人間の乳幼児にとても似ているのです。
数時間ごとに、ミルクやオムツの取り替えを要求して泣く乳児。成長も早く、幼児になれば3度の食事だけではエネルギー量が足りず、オヤツを与える事も重要な位置づけとされています。

眠そうな子犬

生後3ヶ月頃までの子犬はの場合、ドッグフードをふやかしたりして、食べやすくまた消化しやすいように工夫しながら、日に3回かそれ以上に分けて食餌を与えます。ですが、子犬にとって、食餌と食餌の間隔が空き過ぎるのは負担になる場合があります。ついには空腹に耐えられなくなり、白い泡っぽい液体(胃液)を吐くことがあります。

また、お迎えをしたばかりの子犬の特徴として、飼い主さんやファミリーとのコミュニケーション、そして、様々なルールを身につけるための「躾」をする大切な時期でもあります。この「躾」を成功させるためにも必要なのは愛犬自身が、褒められていることを実感することです。ですが最初の内は、「おりこうさん」「いいこだね」と人間の言葉で云われても、なかなか伝わらないのが人間と犬との関係。そんな時に役に立つのもオヤツの存在です。子犬の躾を行う場合、ご褒美として用意しておいた方が覚えが早いはずです。

なお、子犬のおやつはいつからが適当か?という質問に対して、明確な数値を答える事は難しいのですが、3回食から2回食になり食事と食事の間があく様になった頃や躾(トレーニング)をはじめた頃ぐらい・・生後3ヶ月〜4ヶ月頃を目安にされたらいいかと思います。また、その際の目的が

  • 食餌と食餌の間隔が空き過ぎることを防ぐ
  • 躾・コミュニケーションの一環

のどちらであるのかを明確にしてコントロールしていくようにしましょう。

子犬に最適なおやつと量について

ソファの上の子犬

最初はオヤツもドッグフードから!

オヤツというと、「トリーツ」的なものを想像しがちですが、生後半年〜1年ぐらいまでの子犬には、普段の食餌で与えているドッグフードで十分です。パピー時代は総合栄養食であるドッグフードを愛犬に与えている方が大半かと思います。その場合、「栄養」という意味ではドッグフードを最優先に考え、先にもあげたオヤツをあげる目的に合致するように、朝・晩2回に分けるところを朝・間食・晩と適宜分けたり、ご褒美として手渡しで一粒ずつ(若干ご飯よりも増えますが、適量ならば問題はありません)与えるようにします。

  • 食餌と食餌の間隔が空き過ぎることを防ぐ
  • 躾・コミュニケーションの一環

愛犬にとって与えているドッグフードが適切かどうか(食物アレルギーの有無や体質、他、相性など)を判断するのには、数ヶ月程度かかります。
涙やけや涎やけがひどくなっている、湿疹やアトピーが出る等の症状があれば、まずは食べ物(ドッグフード)の変更からはじめますが、この際にあまりにも様々なオヤツを食べていると、何が原因なのかを判断するのが殊更むつかしくなります。
また、一般的に、オヤツ類はドッグフードよりも更に嗜好性が高く作られていますので、オヤツばかりを欲しがりドッグフードを食べなくなる子がいたり、アレルギーが判明してオヤツをやめた際にストレスを起こしたりする場合がありますので、特に子犬の場合、日常の食餌環境が落ち着くまでは「あれもこれも」与えるのは控えるようにしましょう。

人参と子犬

それでも、やっぱり「オヤツ」っぽいものをあげたい(笑)

そんな飼い主さんにオススメなのは、ドッグフードの弱点を補う「水分」が取れる野菜や果物です。
甘味のある人参、キャベツの芯、きゅうり、リンゴなどは大好きな子も多いものです。生でも少し茹でたものでもいいですが、「ごく少量」からはじめてみてください。この際も、最初は人参だけを数日、キャベツだけを数日、リンゴだけを数日と、愛犬の体調の変化を見ることを忘れずに。(乳児に与える離乳食と捉えて頂ければ、わかりやすいと思います)

撫でられている子犬

落ち着いた時に選びたいオヤツ

市販のオヤツを与える場合は、生後6ヶ月の子犬を越えて歯の生え変わりも順調に終えた頃合い、飼い主さんと暮らし始めてコミュニケーションが深まってきた頃合いを見計らって、徐々に試していきましょう。

その際に気をつけたいことは、

  • 添加物はアレルギーをはじめ健康を損なうので避ける
  • 豚の耳、馬のアキレスなど噛み切れないものは丸呑みする危険があるので避ける
  • 骨などの硬過ぎるオヤツは歯を損傷する恐れがあるので避ける
  • 記載されている参考年齢を確認する

以上の事をはじめ、愛犬と飼い主さんとの暮らしにフィットするものを選んであげて下さい。
また、くれぐれも人間の食べるオヤツ類(ケーキ、アイスクリーム、ゼリー、おかき、饅頭、煎餅、etc)は与えないようにしましょう。

まとめ

稀に食に興味がない個性の犬もいますが、大体の犬は食べる事が大好き。もちろん子犬もおやつは大好きです。上手にオヤツを用いることで、心身の健やかな成長を促し、飼い主さんとの関係もより深めていきましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 TIKI

    記事を読んで、子犬のおやつの始め方は「アレルギーの有無やドッグフードの相性を見る為に、ドッグフードをおやつとして与える」という事を知り、すごく納得出来ました。
    」色々なものを与えると、万が一アレルギー症状が出てもどれが原因かわからないですよね。次のステップとして野菜などもあげる際はしばらく同じもので様子を見て大丈夫か確認しながらがよいと思いました。
  • 投稿者

    20代 女性 RICCO

    うちの子も食べるの大好きマン?最初はあげるか悩んでいたおやつも、可愛さに負けついついあげてしまいました・・・
    ただ、おやつの選び方は気を付けていて、小型犬で子犬なので”固い”おやつや”大きい”ものは避けるように気を付けています!
  • 投稿者

    30代 女性 Chappy

    空腹になりすぎて胃液を吐くというのは、うちの愛犬もたまにあります。
    空腹になりすぎて吐いてるんですね…たしかに食べムラがあるので納得でした。
    少しごはんの時間との間におやつ時間を入れてあげるといいんですね!早速やってみようと思います!借りるのも有効だと思います!
  • 投稿者

    30代 女性 にぃにぃ

    うちの子二か月でお迎えして ご飯の食べムラがありました。ネットで色々試し三か月頃から普通に食べられる様になりました。躾けのためにおやつも考えましたが、アレルギーやカロリーの心配もあるので一日に与える量を減らし、その減らした量をご褒美としてあげています。
  • 投稿者

    女性 匿名

    うちの子はシニアの大型犬です。
    おやつにはサプリ効果を期待できるトリーツを2種類、朝1個夜は歯磨きガムを1個あげています。食ムラがあるのでお気に入りを見つけるのに時間がかかるのですが、ご褒美にあげる物なので嗜好性の高い物を選んでいます。
    1日に食べる食餌量は少なめですが体重は26kgから28kgとシニアになって少し増えました。体調や運動の兼ね合いも考えておかないといけませんね。
    おやつをあげる時のきちんとしたお座りに思わずもう一つあげたくなりますが、我慢しています。

    野菜に関しては食べてはいけない物質を含むものもあるので要注意です。
    幼犬にはやはりフードをあげるのが良いですね。
  • 投稿者

    女性 きなこくっきー

    オヤツは絶好品という事で、必要ないとの意見もありますが、私はオヤツを上げる事で飼い主さんとのコミュニケーションや躾に繋がると思います♪

    オヤツと言っても、たくさんの種類がありますから何をどのくらいどのタイミングであげるかは大事なのかもしれませんね。

    先住犬の仔犬時代は、月齢2ヶ月少しでお迎えしたのですが、あまり知識もなかった為、裏に書かれている与えて良い月齢〜が書かれていればあげていました。
    初めはボーロやクッキーなどを選んだ気がします。
    かなり前なので今よりもフードやオヤツの種類が少なかったし、無添加や手作りスイーツなども(通販も)あまりなかったですよね。
    新入りわんこは4年近く前に月齢半年ほどで迎えましたが、この頃には犬についての知識も昔よりあったので、ドッグフードをメインにし、オヤツもドッグフードを使っていました。
    先住犬は一時期オヤツやウエットフードは食べるのにドライフードを食べなかったりで、食べるまで他のものは与えないで根気比べした時期もあったんですよね〜〜。
    今ではドライフードも食べますが、オヤツやウエットフードしか食べなくなる子もいるんですよね。。
    新入りわんこはオヤツもフードも何でも食べる為、その心配はありませんが。

    オヤツを選ぶ際は、無添加、原材料もシンプルにささみジャーキーなら〝ささみ〟のみを使用したもの。
    あまり大袋は選ばずに早い目に食べきれる量のものを選んでいます。
    我が家では硬すぎるオヤツはあげていません。丸呑みや消化の面を考えると心配な部分があるからです。

    たまにペットショップで仔犬のケージの中に豚のヒヅメなんかが入れてあったりするのを見ますが、あんまり良くはなさそうです。
    馬のアキレスや豚のヒヅメなどは、歯が欠けてしまうわんちゃんも少なくない為、愛犬に合っているのかは注意しながら与えるか、いっそ控えるのも良いかと思います。

    月齢半年以下の仔犬にはオヤツはボーロなどが向いてると思います。
    半年過ぎると愛犬の成長具合や、与えても良い月齢などを見ながら選んであげると良いと思います。

    初めてあげる際は、飼い主さんがよく見てあげて、しっかり噛む子なのか、あまり噛まずに丸呑みしてしまうのか、アレルギーはなさそうかなど、見てあげると安心ですね。

    仔犬を迎えて、オヤツに喜ぶ姿を見て、ついついこれもあげたい!あれも〜〜となってしまいがちですが、愛犬のためには与え過ぎは良くありません。
    せっかくのオヤツなんです。愛犬も飼い主さんも美味しく楽しく、健康にも害のない範囲でオヤツタイムを楽しんだらと思います。
    市販でも、手作りオヤツでも、フードをオヤツ代わりでも、選ぶのは飼い主さんです。なるべく与えるものは、添加物不使用など、身体に良いものを選んであげたいですね♪
  • 投稿者

    女性 もふころ

    おやつを与え始めたのは歯の生え変わりが始まった頃でした。生後4か月くらいです。
    しつけのために与えたのではなく、歯が抜けやすいようにと歯に絡まりやすいガムなどでした。時間を決めていたので、30分噛ませたら取り上げ、また時間をおいて30分程。
    おいしいものを覚えてしまうとご飯を食べなくなるので、最初のうちはおやつもこんな感じでした。
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