犬が顔をこすりつける時の心理とは?
犬と暮らしていると色んな仕草や表情が観察できますよね。その中でも、「顔をこすりつけてくる」ときは一体どんな心理や理由があるのでしょうか?
今回は「犬が顔をこすりつけてくる4つの心理」をご紹介したいと思います。ではさっそく、見ていきましょう!
犬か顔をこすりつけてくる心理1:撫でて欲しい
「撫でて〜!」という思いからグイグイと顔をこすりつけることがあります。犬は大好きな相手とのスキンシップは大変喜びますよね。
構って欲しい時や寂しい時に見せる行動でもありますので、忙しくても少し時間を取って愛犬が満足するまでナデナデしてあげてください。
ちなみに私の愛犬もよくこの行動をします。たっぷりと耳の後ろや背中を撫でてあげると、満足して去っていきます。可愛いですよね。
犬か顔をこすりつけてくる心理2:顔がかゆい
- アレルギー
- ダニ
- ノミ
寄生虫が引き起こすアレルギーや、ダニ・ノミが顔周りにいることが原因で、とてもかゆい思いをしています。
顔をこすりつけることで解消しようとしているのでしょう。この場合は、こすりつけてくる以外にも、後ろ足で頻繁に顔を掻いたりしたりします。
ダニなどは目視で確認できることもありますので、発見した場合はすぐに動物病院で処置をしてもらいましょう。
他にも、ご飯の後に食べカスが口周りに付いているのを取り除くためにこすりつけてくることもあります。
犬か顔をこすりつけてくる心理3:自分のニオイを付けたい
犬は自分の大好きなものに自分のニオイをつけたがります。ですので、大好きな飼い主さんやお気に入りの場所に自分の顔や体をこすりつけるという行動が見られます。
正直、人間からすれば汚いもののニオイを自分の身体にこすりつけることが犬達は大好きです。自然な行動ですので、出来る限り心ゆくまでやらせてあげましょう。
犬か顔をこすりつけてくる心理4:目、鼻の病気の可能性
目にトラブルがある場合
目が痒そうだったり痛そうにしている場合は、
- 結膜炎
- 細菌やウイルス
- 異物の混入
- 被毛やまつ毛が目に接触している
- 角膜炎
- チェリーアイ
- 腫瘍
などの理由が考えられます。顔をこすりつけてくる以外にも、前足でこすったり、顔全体を地面にこすりつけたりします。また、まれに犬ジステンバー(ウイルス性疾患)、感染症、免疫介在性疾患を持っていることもあります。
鼻にトラブルがある場合
鼻を中心にこすりつけてくる場合には、
- カビやウイルスによる鼻炎
- 鼻の中の腫瘍
- 歯周病が原因の副鼻腔炎
- 蓄膿症
- アレルギー性鼻炎
などの疑いがあります。
鼻水を垂らしていたり、呼吸音がいつもと違う(詰まっているとピーピーと音がなったりする)場合は早目に動物病院を受診しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「あるある!」と共感できた理由や、他にも「こんな理由もあるよ!」という方もいらっしゃったと思いますが、ワンちゃんそれぞれの個性によって、理由や心理は変わってきますよね。病気の可能性がある場合は、早期発見・早期治療が大切ですので、見つけた時点で動物病院に相談するようにしたいですね。
ユーザーのコメント
女性 コロ
ご飯を食べた後や水を飲んだ後の顔を「拭いて~」と人にこすりつけてきます。タオルでしっかり拭いてあげると満足そうに鼻を上に向けてドヤ顔です。
誰も拭かないと今度は座布団やこたつ布団で顔を拭きに行ってしまうので、ご飯の後はタオルを持って構えています。犬は綺麗好きなんですね。
女性 Sakura
20代 女性 ゆず
判断基準はいつもより必要以上に顔を擦り付けてきたらって感じで良いんでしょうかね?愛犬のちょっとしたサインにも敏感でありたいですね。
でもウチの子は撫でて撫でて〜といつも寄ってくるので判断が難しそうです(汗