犬に話しかけるメリットや効果
愛犬を家族として迎えてから、ことある毎に愛犬に話しかけているという飼主さんは少なくないでしょう。この犬に話しかけるという行為ですが、実は犬にとってもメリットや良い効果があるとご存じでしたか?今回はどのようなメリットや効果があるのかをご紹介します。
言葉のニュアンスを理解できる
まず、犬に話しかけることで得られる効果としては、話しかけられた側の犬はあまり話しかけられない犬に比べると、理解できる言葉の数が多いという点が挙げられます。
これは当たり前の話ではありますが、話しかけられる数が多ければ多いほど、人間の言葉を耳にする回数が多くなります。同時に人間の言葉を耳にしている時の状況にも置かれるため、「このような時にこの言葉を言っている」という理解力が深められるのです。
正確に言えば、言葉そのものを正確に理解していると言うよりは、言葉をその時の状況に当てはめてニュアンスで理解しているという方が正しいかもしれません。
一方、話しかけられる回数が少ない犬は、上記の犬に比べると人間の言葉を聞く回数が圧倒的に少ないため、言葉の意味を理解する機会が減ってしまいます。したがって、なんとなくでも理解できている言葉の数に大きな差ができることが多いです。
犬の幸福度が上がる
そして話しかけられない犬に比べて、飼い主さんに話しかけられる犬というのは幸福度が高いと言われています。
自分に対して飼い主さんが何かをしてくれるという事に幸せを感じるため、飼い主が話しかけてくれる時には「自分に注目してくれてる」「自分に構ってくれている」と感じ、一緒に時間を過ごせていることに幸せを感じるのです。
不安を解消してあげる事ができる
そして上記の「犬の幸福度が上がる」ということにも繋がってきますが、飼い主さんの声というのは、犬にとって安心できる音でもあります。自分の大好きな人の声、信頼している人の声を聞くと気持ちが落ち着くという効果は人間にもあるのではないでしょうか。
犬は飼い主に構ってもらえない事で「暇だなぁ」「構って欲しいなぁ」と感じ、それが不安となり、ストレスに繋がってしまう事が多くあります。
しかし、話しかけてもらうことによって、先ほど話に出てきた「構ってもらえてる」という感情から不安感が取り除かれ、尚且つ大好きな飼い主さんの声を聞く事で安心感を得る事ができるため、不安を解消してあげる効果も期待できます。
寿命が長くなるという研究結果
また近年、たくさん話しかけられた犬と話しかけられなかった犬では、寿命の長さが違うという調査結果も発表されているようです。いずれにせよ、ストレスがわんちゃんの寿命に関わってくることを考えれば、話しかけることでわんちゃんのストレスが少なくなりそれが結果的に長生きをもたらしているのではないかと思われます。
愛犬を長生きさせるポイントとしては、食事の管理や運動不足解消に加え、病気の予防やストレスをかけないという点が重要と言われています。
話しかけることの効果やメリットとして、ここまで犬の幸福度を上げる、不安を解消してあげる効果があるという話をしました。人間も同じですが、病気というのは様々な事が原因となって発症してしまいます。その原因として、ストレスから発症するものも多くあるのです。そのため、不安を解消し、ストレスを緩和できる効果のある「話しかける」という行為は重要だと言えます。
話しかける際のポイント
ここまで犬に話しかける事でどのようなメリットや効果があるのかを紹介してまいりました。しかし、話しのかけ方によっては犬が萎縮してしまう場合もあります。そこでどのように話しかけるべきなのか、ポイントを3つ挙げていきます。
柔らかい雰囲気で話しかける
まずは柔らかい雰囲気で話しかけるというポイントが挙げられます。やはり、怖いと感じるような普段よりも低い声で話しかけてしまうと、良い効果をもたらすどころかストレスを与えかねません。
犬は人間の感情を声のトーンや大きさなどで判断しているとされています。そのため、話しかける際にはなるべく高いトーンで、優しく穏やかな口調で話しかける事を意識するようにしましょう。
起きている時に話しかける
寝ている時に話しかけてしまうと、聴覚が敏感な犬を起こしてしまう可能性があります。人間も同じですが、気持ち良く寝ているところを起こされるというのは、あまり気持ちが良いものではありませんよね。
話しかける際に重要な点としては、お互いがリラックスしている事が重要となります。無理矢理起こして話しかけるという行為は、愛犬にストレスを与えてしまいますので、止めましょう。
愛犬が起きている時でも、おもちゃに夢中になっているなど自分の時間を堪能している時は避け、のんびりしている時に話しかけるようにしましょう。
撫でながら話しかける
そして最後に、「こうするとより良い」というポイントとして、撫でながら話しかけるという方法が挙げられます。
ご存じの方も多いと思いますが、犬は飼い主さんに撫でられる事が大好きです。もちろんあまり触られることを良しとしない子もいますが、触れられる事で幸せを感じる子も多いですし、撫でてもらう事がマッサージ効果を生み出し、よりリラックスした状態へと誘う事ができます。
この状態でゆっくり話しかけてあげる事で、気持ちを落ち着かせ、ストレスを緩和させてあげることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。普段、何気なく私たちが話しかけている行為には、愛犬を幸せにするメリットが隠されているのです。ぜひこれからは、気がついたら愛犬に声をかけてあげてくださいね!
ユーザーのコメント
女性 ゴン吉
愛犬に話しかけると自分も笑顔になるのでちょうどいいですね。
50代以上 女性 リリママ
旺盛で食べたら、即ウンチをします。散歩も大好き???で今は、暑さでお休みです。家族の言葉も良くわかります。少し耳が、悪いですが健康です。かかりつけの病院で、しっかり診てもらってます。やはり愛情あるのみです。
30代 女性 匿名
20代 男性 うのなおと
ご存じの人もいるかもしれませんが犬にとって主従服従の関係は必要不可欠です。服従する犬は主従している飼い主に信頼を持ちます、なのでリッターシップをとる行動をしないと犬も信頼を持ちません。全てを犬まかせにせず全て飼い主任せにした方が犬とって過ごし安いと思います
50代以上 女性 あらしば
愛犬に話し掛けるのは、声が無くても向き合って波長が合えばいいのかしら。とりあえず、私は私で主人の分まで話し掛けて続けます。ふたりとも、ちゃんと聞いてる?ずっと一緒にいようね。
40代 女性 匿名
18歳7ヶ月でした。
小さな頃からたくさん話しかけたせいか、いろんな言葉を理解していました。
そのおかげか、認知症にもならず、最後までこちらの言っている事を理解しているようでした。
今も写真に向かって毎日話しかけています。
20代 男性 匿名
30代 女性 こりま
そうする事で、あたし自身もよーし今日も頑張ってこのコのおもちゃを買う為働くぞ〰️とやる気が出てきます。
5年程毎日言ってますが、こちらが起きるのを待っててくれて、起きた瞬間飛んできて少し距離が足りなかったら昔教えたほふく前進で、寄ってきます。可愛くてたまりません。
50代以上 女性 匿名
50代以上 女性 S mama
私の口から愛犬にとって嬉しい言葉が出た時は、その場でクルクル時計回りして大喜び。
愛犬の好きな言葉は勿論 オヤツ(笑)。そしてご飯。
その他に、お外で12(イチニー)する? ←これは庭に出て庭に咲いてる花や雑草の匂いを嗅いだり走ったりする事。
それと、上(2階) に行く? ←階段は抱っこでしか昇り降りさせないので抱いて連れて行く。
ボールで遊ぼう!などなど、大好きな言葉には目を輝かせて体 全体を使って喜ぶんですよね。
反対に、シャンプーとかお散歩とか嫌いな言葉が出た時にはそーっとクレートに入って立てこもります(笑)
一杯 話し掛けてあげればそれだけ一杯の言葉を覚えて色んな感情を私達に伝えてくれるし、その色んな感情から来る行動に私達も本当に癒されますね。
お散歩中にもなるべく楽しんで欲しいと言う想いから、アイコンタクトを取りながら愛犬に色々 話し掛けてるんですが、ワンちゃんを飼った事がない人から見るとワンちゃんにブツブツ話し掛けてる怪しい人に見られるのかな(笑)
50代以上 男性 まさくん
30代 女性 匿名
1番最初に覚えた言葉は「食べる?」でした。凄い速さでオヤツ入れに来ます。
外で飼われているワンコちゃんはほとんど家族から声をかけられず、散歩とごはんの時だけ。室内犬は本当に幸せで恵まれていると感じました。