犬の防衛本能による5つの行動や仕草

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犬の防衛本能による5つの行動や仕草

嬉しい気持ちや楽しい気持ちを表しているのだと思っていた行動、実は全く反対の気持ちを表しているかもしれません。5つの行動とその気持ちをご紹介します。

1.後ろ脚が動いちゃうのは!?

柴犬

犬のお腹を撫でてあげると、つい後ろ足を動かしちゃうのは、気持ちが良いから?自分で掻いているような気持ちになるから?などと思っている人も多いようなのですが、実は【ひっかき反射】という防衛反応なんです。
犬のお腹には脊髄反射を引き起こす神経がとても集中しているため、お腹を撫でられることで神経が刺激されてしまい、つい後ろ足を動かしてしまうのです。

しかし、犬は誰にでもお腹を見せたり撫でさせてくれるわけではないですよね。
家族の中でもとくに信頼している人にだけお腹を見せてくれたり、家族の中の誰にもお腹を撫でられることを許さなかったり、お腹を見せてくれたり撫でさせてくれるということは、それだけ信頼関係が築けているということなのではないでしょうか。

2.車の中でだけ吠えてしまうのは!?

ポメラニアン

普段とても大人しい犬や全く吠えることのない犬が、何故か車の中でだけ吠えてしまうことがあります。
家の中で吠えることは滅多にないし、お散歩中に他の犬とすれ違っても吠えることはないし、病院に連れて行ってあげるときや一緒に出掛けるときなど、車の中でだけどうしても吠えてしまうのは何故なのでしょうか。

不安に思っている

慣れない空間であることや狭い空間であること、エンジンと音や揺れ、スピードや衝撃などによって犬はとても不安になってしまうことから吠えてしまうことがあります。

信号待ちをしているとき、横を通って行く車に吠えることもありますが、横を通って行く車がとても早いスピードで通って行くため怖いと感じてしまったり、急に現れたものに対して驚いてしまったことから吠えてしまいます。

何度も車に乗ることで慣れる犬もいますが、慣れることのできない犬もいます。
とても大きなストレスを感じてしまうため、車で出掛けることは必要最低限にしてあげましょう。

3.犬が尻尾を振っていたら近づいても大丈夫!?

尻尾を振る犬

犬が尻尾を振っていたので喜んでいるのだと思い触れようとしたら吠えられたり噛みつかれたりした、という話をよく聞きます。
飼い主さんが家に帰って来たとき、尻尾を千切れんばかりに振って喜んで歓迎してくれますが、犬が尻尾を振る理由は喜んだり楽しいという気持ちを表現するためだけではありません。

  • 警戒しているとき
  • 不安なとき
  • 緊張しているとき

このようなときにも犬は尻尾を振るのです。
知らない人が近づいて来たとき、尻尾を振るのは不安を感じて緊張し、警戒しているからである可能性が高いですので安易に近づいたり触れたりしないようにしましょう。
尻尾を振ると同時に唸り声をあげていたり牙を剥き出しにしているときは要注意です。

4.犬が尻尾を追いかけてクルクル回るのは!?

振り向く犬

犬が尻尾を追いかけてクルクル回っているのは遊んでいるのでしょうか。
尻尾を追いかけてクルクル回りながら唸り声をあげる犬もいます。
楽しそうに遊んでいるようにも見えてしまうのですが、実はとてもストレスを感じていることを表わしています。
暇を持て余していたり、お散歩に行きたいのに連れて行ってもらえなかったり、遊んで欲しいのに構ってもらえなかったり、そうするとストレスを感じて尻尾を追いかけてクルクルと回るような行動をしてしまうのです。

  • 寂しい
  • 不安
  • ストレス

このような気持ちを表現する行動だと知っておけば、犬の気持ちを理解して解決してあげることができるのではないでしょうか。

5.無駄吠えは本当は無駄じゃない!?

犬に関する相談内容の中でも「無駄吠えを治したい」という相談がとても多いのですが、無駄吠えに対してとても悩んでいる飼い主さんが多いようです。
ついつい「うるさい!」「ダメ!」と怒鳴ってしまったり、無駄吠えをしないように何とか躾けようと頑張っているのではないでしょうか。
しかし、犬が吠えることには必ず理由があります。
無駄吠えを無駄だと考えているのは人間の都合であって、犬にとっては意味のないことではないのです。

  • 不安な気持ちを抑えるため
  • 恐怖心を抑えるため
  • 危険が迫っていることを飼い主さんに知らせるため
  • ストレスを解消するため
  • 寂しくて構って欲しいとき

など、犬が吠えることには必ず意味があります。
なぜ吠えているのかということを理解してあげることができれば、無駄吠えをすることはなくなるのではないでしょうか。

まとめ

あくびをする犬

いかがでしたでしょうか?今まで気にも留めなかった行動に以外な意味があるものもありますので普段からしっかりと自分のワンコを観察して上げてくださいね。

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  • 30代 女性 さくら

    わんちゃんの仕草や反応で私たちはわんちゃんたちが要求していること、今感じている感情などを通りいっぺんに決めてしまいがちですが現在までのいろいろな研究や調査で明らかになったことが沢山あるようです。通常これは喜んでいるのだろうと思われていた反応がそうとは限らないことがいろいろ明らかになってきて、飼い主も細かく観察をして判断をする事が必要不可欠になってきていると思います。判断を誤りしつけ方や叱り方を間違えてしまう可能性もあるのでわんちゃんが住む環境、飼い主さんとの生活スタイル、その子の持つ性格も含め飼い主主導で接し方を考えていってあげることが大切だと思います。家族によって叱る言葉などが違ったりするとわんこは戸惑い、逆効果になってしまうことがあります。犬は一番上に置く人間を本能で決めています。なので家族間でも接し方を統一してあげないと条件反射的に防衛本能が働く場合は多くあると思います。様々なルールを家族間でよく話し合い決めごとを作り、わんちゃんに接してあげることが大切だと思います。家族によって叱り方や態度が違うとわんちゃんは戸惑いストレスに感じることがあります。わんちゃんとの生活を楽しく健やかにおくるために飼い主がしっかり主導権を握り導くことがわんこの幸せに繋がると考えます。
  • 40代 女性 moca

     犬が無駄吠えするのにも、いろいろな理由がありますね。わが家の愛犬の場合、玄関チャイムや外の大きな物音に反応して、吠えることが多いです。無駄吠えしたときは、ついつい大きな声で叱ってしまうのですが、愛犬だって理由があって吠えているということに、記事を読んであらためて気づきました。

     寂しくて、かまってほしいから吠えている場合、ただ吠えないよう「叱る」ことは、あまり良い方法ではないのかもしれません。こちらは叱っているつもりでも、犬にとっては「飼い主が注意を向けてくれた!」という「ごほうび」がもらえたことになってしまいます。
     これを繰り返していると「吠えたら(飼い主が)来てくれる」と学習し、ますます無駄吠えがひどくなってしまいそうです。

     ただ人間の都合を押しつけるのではなく、犬の行動には、犬にとっての理由があることを理解することが、犬と快適に生活するための最初の一歩なんじゃないかなと感じました。もちろん、犬の気持ちを100パーセント理解することはできないでしょうけど(犬は言葉が話せませんし)、犬をその行動に駆り立てている原因は何か、それを考えてみる姿勢が大事なのだと思います。
  • 20代 女性 てとまる

    我が家に赤ちゃんが来てから無駄吠えをしなかった愛犬が一時期、無駄吠えをする様になりました。ずっと家族の中心で好きなようにしていたのが、出来なくなってしまってストレスになってしまったんだと思います。特に散歩の時間の前後はひどかった記憶があります。今までは散歩の時間がきっちりと決まっていて遅れることなく散歩に行けていたのですが赤ちゃんがいることで時間が前後してしまうことが多かったので、そのためにストレスを感じやすくなっていたのかも知れないですね。今では赤ちゃんも少し大きくなり散歩にも多少のズレはあるものの、ほぼ決まった時間に行けるようになりました。ですが、こういうことを考えると散歩の時間を決めずに最初からバラバラにしておけば愛犬も無駄なストレスを感じさせないで済んだのかなと思うので犬を飼ったばかりの方はぜひ散歩の時間をバラバラにすることをおすすめします^^;
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