犬が甘える時の仕草5選！犬は甘え上手なのか

犬が甘えてくる時の仕草

犬は、他の動物と比べて「大好き！」を全身で人間に表現してくれます。犬好きの人なら、そんなところもたまらなく可愛い！と思いますよね。私もその一人です。そんな愛情表現が上手な犬は、具体的にはどんな仕草をして「甘えたい」ことを表現するのでしょうか？

この記事では、犬がよく見せる甘えたい時の仕草を５つご紹介します。「あぁ、うちの子よくするな～」と想像しながら見てみると楽しいと思います。それではさっそくチェックしていきましょう！

くっついてくる

人間も大好きな人の側にいつもいたいと思いますよね。犬も同じように、飼い主さんがくつろいでいたら側に寄り添ってお昼寝したり後ろをついていったり、その姿はとても可愛くて飼い主さんにとっても嬉しいことだと思います。

側に来てくれたらニッコリと微笑んで、一緒に穏やかな時間を過ごしましょう。

監修ドッグトレーナーによる補足

ドッグトレーナー
瀬形朋也

愛犬がすぐにくっついてくるのは分離不安になっているのかも！？と心配される方もいるでしょう。しかし、分離不安はくっつくことではなく、離れられないのが問題なのです。

ですので、愛犬がくっついてくるからと言って分離不安に繋がりません。他の部屋に行くなど、飼い主さんと離れた時の様子を観察することで分離不安なのかを確かめることができますよ。

前足でホリホリして呼ぶ

こっちを見てほしいときや遊んでほしいときなど、前足で飼い主さんの足や肩をホリホリしてくることはありませんか？飼い主さんが反応したら満面の笑みでしっぽをふっているときは、「甘えたい」ことをアピールしているのでしょう。

飼い主さんの手が空いているなら、遊んだりかまってあげましょう。ただし、忙しくてもいつも要求に応えてしまうと、ワガママになってしまう可能性があるので気をつけたいですね。

膝に乗ってくる

飼い主さんがソファーなどでくつろいでいると、膝にピョンと乗ってきてウトウトすることはありませんか？あなたの膝の上が安心する場所で、あなたのことが大好きな証拠です。やさしく撫でて静かに過ごさせてあげましょう。

しつけのマニュアルなどで「犬が自分が上であると勘違いするので、膝に乗せるのはよくない」と言われることもありますが、その程度で関係が崩れることはありません。愛犬からの甘えのサインを受け取って、たっぷりの愛情を返す方がより信頼関係が築けると思います。

監修ドッグトレーナーによる補足

ドッグトレーナー
瀬形朋也

膝の上や肩や背中だろうが犬が人の上に乗るからといって関係性が崩れることはありません。

ただし、体の上に乗って唸られたり噛もうとしているなら話は別です。別の原因が潜んでいるため、そのままにせず理由をしっかりと突き止めて改善する必要があるかもしれません。

口周りをなめてくる

子犬は、甘える時やエサをねだるときに、母犬の口周りをペロペロとなめる仕草をするそうです。飼い主さんの口周りをペロペロしてくるのも、同様に甘えていると言えるでしょう。

「ねえねえ、大好き！構って～」なんて声が聞こえてきそうですね。とても愛おしい行動ですが、口の中に口内炎や傷などがある場合は、感染症になる危険もあるため注意しましょう。

アゴを乗せてくる

飼い主さんの体のどこかに愛犬がアゴを乗せてくることはありませんか？アゴを乗せて上目遣いで見上げられたら、キュンキュンしてしまいますよね。

そんな自分の可愛さを分かっているのかいないのか、このアゴを乗せるという行為は甘えたい時に見せる行動です。「可愛いね！」と褒めてたくさん撫でてあげましょう。

まとめ

犬が甘えるときに見せる5つの仕草をご紹介しました。

• くっついてくる
• 前足でホリホリして呼ぶ
• 膝に乗ってくる
• 口周りをなめてくる
• アゴを乗せてくる

あなたの愛犬がする仕草はありましたか？このような仕草やサインで甘えてきた時は、全力で愛情を注いであげましょう。そうすればきっと良い関係が築けるはずです。

犬と愛情のキャッチボールをたくさんして、あなたと愛犬が幸せな毎日を送れるといいですね。