シャワーヘッドを工夫しよう
お風呂嫌いなわんちゃん、いらっしゃいませんか?どうしてもサロンへ行けない!けどキレイにしなくちゃ!そんな時にオススメな、シャワーヘッドの使い方をご紹介します。
通常、お風呂場には1枚目の写真のようにシャワーヘッドがついた状態でスタンバイされているはず。
しかし、ここにわんちゃんが嫌がるポイントがあります。
想像してみてください。
ご自分がチワワちゃんくらい、小さい身体だとしたら…?
自分の顔の2倍近いシャワーヘッドから、何本ものお湯の柱が勢いよく鼻や口や目に降り注がれる!
はっきり言って、恐怖だと思います。
では、シャワーヘッドの先端を外してみましょう。
写真のように、ホース状にして使えば出てくるお湯は一方向のみ。
シャンプーをする側の私達も一筋のお湯ならばコントロールしやすいですよね?
どうしてもシャワーヘッドが取り外せない造りの場合は、対象のわんちゃんに極力シャワーヘッドの部分を近づけてみてください。
飛び散る範囲がかなり狭められるので、恐怖感は少し和らぐかと思います。
水温に注意しよう
それから、重要なのは温度。
冷たすぎてもダメ。
暑すぎてもダメ。
37~38℃くらいのぬるま湯がオススメです。
下を出してハァハァするようなら、少し温度を下げてあげるも良し。
カタカタ震えているようなら温度を上げてあげるなど、常にわんちゃんの様子を見て迅速に対応してあげましょう。
シャンプー自体を嫌がる場合は、まずはお尻の周りからお湯を当ててあげましょう。
少し落ち着いてきたら、背中や肩など、少しずつ顔に近づいていき、恐怖感を和らげながらシャンプーしてみてください。
写真のようなディスペンサー(100円ショップに売っているようなもので十分!)に、暖かいお湯で薄めたシャンプー剤を入れて使えば、細かい部分にもシャンプー剤をかけやすくなると同時に一箇所にシャンプー剤が偏ることもなくなります。
最後に
シャンプー剤の流し残しには要注意!
敏感なわんちゃんにとっては、痒みの原因にもなりひどい場合はそこから皮膚病を発生する場合もあります。
爪を立てずに優しく皮膚を洗ってあげた後シャンプーが終わったら、よ~くお湯で流してあげてくださいね!
私は、自分が使っているもの、同じシャンプーを薄めて一緒に使っています。
人間用のシャンプーなんて、わんちゃんに使っても大丈夫なの?と思う飼い主様、お気持ちわかります!
私も最初はそう思っていました。
けど、よく考えてみてください。
賛否両論ありますが、まだまだ私達人間用の化粧品やシャンプー剤などはわんちゃんや猫ちゃん、その他の動物たちへの使用実験を経て我々の手元へ届いています。
我々が使っているシャンプーは、本来わんちゃんにはなんの影響もないはずなのです。
皮膚病やアレルギーを持っている場合は、人間のアトピーの症状を持ったお子様でも使えるような低刺激のものがオススメです。
すべてのわんちゃんに当てはまるというわけではありませんので、ご自宅のわんちゃんの様子を随時確認しながら、色々と試してみてくださいね!
※なにか異常があった場合は、速やかに動物病院にて診察を受けてください。